先日買った中古のミラジーノ。
希少な3ドア車だったのだが、候補車の中でもう1つ特徴…こちらは悪い意味の個体差があった。
ルーフ塗装クリア剥げ。見事に塗装が悲しい事になっている。水でぬれた布で拭くとばんばん緑が布にうつる。ああー塗装が消えていく音~
しかし塗装しなおしも大がかりだし車預けなきゃいけないし。そうだルーフ一面貼っちゃえばいい。調べてみるとカーボン柄にしている人や、ミラジーノ用サイズにカットされたユニオンジャックが販売されてたりするようだ。
そんな感じで画像検索をしていると車体色にあわせて色変更したユニオンジャックを貼っているミラジーノを母が発見。これがいい。これにしよう。
さてオーダー絵柄の大判ステッカーなんてどこに頼めばいいんだ…? …俺いくらでもそういう車見てきたじゃないか。
痛車だ。早速以前イベント等でお会いしていたステッカー制作会社の人に連絡をとってみる。その名も「痛車プリントギルド」さん。念のため痛くない絵柄でもいいですか!!と聞いてからオーダー。
イラストレーターで色変えユニオンジャックを作りaiデータで送付。ちょっと機材トラブルで遅れたが2週間ほどで出力したものを送ってもらった。
お値段は貼る場所より大きめに出力してもらったのもあり送料込み23760円。既製品より高いが色も絵柄も好きにできるのだから楽しい。
部屋に置くとでけえ。
今回はクリア剥げ隠しなだけにまず当分剥がすことはない&屋根なので平面が殆ど。比較的耐久力と粘着力がある、水貼り用の「ノーマル80+フィルムラミネート」を使用。ほかにも自然に空気が抜けるエアオフフィルムや価格を抑えられる液ラミ等があるらしい。
貼ってみよう
車の方はまずゴム製のルーフモールを外して、ルーフアンテナを外す。
ゴムモールは前にずらすだけで外れるが、アンテナはちょっと手順がいる。
電装品を弄るのでバッテリーのマイナス端子を外しておく
ルームランプのカバーを外す(これはLED化しているのでちょっと中身が違う)
カバー内の大き目のネジ3本を外すとバックミラーユニットごと外れる(ランプ配線がコネクタになっているのでコネクタを外す)
外した穴からのぞき込むとナットでアンテナとアンテナ線がしめられているのでそれを外す(写真はナットを外した状態)。そうすればアンテナが外側から引っ張って外れる。
当然穴があいているのでこの状態でルーフ水洗いとかすると水がだばだばなので注意。
部品を外したら中性洗剤を使いじゃばじゃば洗って軽く脱脂。
念のため周囲をマスキングテープで囲い、貼り付け参考用の中心線等を書き込んでおいた。
その間に母がフィルムをカット。フィルムは念のため大き目にプリントしてもらっていたので、実測にあわせて左右は貼り付け予定幅+5cm、前後は伸縮で差が出そうなので、カット前提でまだ大き目にしておいた。
母と自分の2人で作業開始。ルーフ全体を中性洗剤を混ぜた水を入れた霧吹きで濡らして少しずつはくり紙を剥がして貼っていく。左右で1人づつ持って、フロントからずりずり。途中張り付きすぎた感があったら随時霧吹き追加。
この段階ではリアハッチもそのまま繋がった状態で貼りつけ。先に切ってしまうとストライプ位置がずれそうだったので。
その後前後の曲面部分などをドライヤーで温めながら伸ばしたりおしたりしてシワをなくしていく。
(前オーナーが貼っていたリアウインドウステッカーが結構中心からずれている事が判明したので急遽この後剥がすことに)
あとはカッターやハサミで周囲の余剰分・リアハッチとの境界をカットして折り返せるところは折り返して貼り付けは終わり。
あんまり細かい気泡を気にしていると何時間たっても終わらないので素人なりに納得できるあたりでやめるのが吉。アンテナ穴をフィルムにあけて装着すればおしまい。
ルーフモールの溝に押し込むようにフィルムを入れたので、ルーフモールをつければ補強になるのだが、実は片側ルーフモールが欠品しているので今度入手せねば。
より愛着が出る
今回自分は痛車ラッピングを1度見学したことがある&小さい面積ながらカッティング貼り付け経験があった&母も家具等をラッピングシートでリメイクしたり、カッターやヘラの扱いに慣れていたのだが、2人ともここまででかいモノは未経験。でもなんとか貼れた。フィルムも程よい伸縮性があるので慣れてくると気泡が少なくなって楽しくなってくる。でも2人いないとこのサイズはキツイ。
余白で余っていた白いフィルムの切れ端を見た母、ボンネットストライプをこれで入れようという。
ミラジーノの場合ミニを意識してボンネットプレスラインにあわせた2本ストライプが定番なのだけど、母の意見で車体に対してまっすぐな1本のオフセットストライプに。ユニオンジャックがまっすぐなので確かに収まりがいい。
ストライプのおかげでいきなりレーシーに。4速ATのNAだけどな!
クリア剥げのルーフで古さが強調されてしまっていたのだが、一気に全体がピカピカになった気分。駐車場でも自分の車が判りやすいし、何より愛着が出るし満足満足。
尚予想外の効果として白い線がルーフとボンネットに入ったおかげか、被視認性が向上した模様。元々ダーク系の色の小さい軽自動車なので、見通しの悪い交差点等でアテンザより気づいてもらえない事多かったんだけどちょっと走った限り気づいてもらいやすくなったような。
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購入金額
23,760円
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購入日
2018年06月23日
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購入場所
痛車プリントギルド
フェレンギさん
2018/06/23
atsuo@tokyoさん
2018/06/23
harmankardonさん
2018/06/23
cybercatさん
2018/06/23
L2さん
2018/06/23
何年かしたら、私の車も痛車にしようかなあ……。
ねおさん
2018/06/23
下小川さん
2018/06/24
ラッピングたのしい!