昨年にフラッシュメモリー製品全般が値上がりした際に、ストック用として買っておいたものの、その後何故か使われずに放置されていたmicroSDHCメモリーカードです。
長らくドライブレコーダー（hp f210）で使っていたSAMUSUNG製の32GBがおかしな挙動を示したため、記録できなくなっては困るということで暫定的にこのカードを使うことにしました。
秋葉原辺りでよく安売りされているこのデザインのものは、海外市場専用のパッケージであり、わざわざ日本語で「特定の海外国・地域向け製品のため、日本国内でのサポートは受けられません」と明記されています。
日本市場向けだと2倍以上の販売価格なることが多いので、それなら海外向けを2枚買った方が諦めが付くような気もしますが…。
書き込みは少々物足りない
それではドライブレコーダーでの使用を開始する前に、一応PCで性能を測定しておきましょう。カードリーダーはiBUFFALO BSCR20TU3を使っています。
▲Crystal Disk Mark 5.1.0
▲Crystal Disk Mark 6.0.0
読み出しに関しては90MB/s前後の値を叩き出していますので、比較的高速な部類です。UHS-Iまでの機器であれば、これ以上の速度はまず発揮できません。ランダムも全般的に優秀と言って良い水準でしょう。
しかし書き込みの方は相変わらずです。東芝とNANDフラッシュの製造で協業しているSanDisk（WesternDigital）の製品で言えばUltraシリーズに相当するグレードの製品なのですが、同時期のSanDisk Ultraよりも書き込みは明らかに劣っています。
実は東芝ブランドのフラッシュメモリー製品全般にいえることなのですが、同じNANDフラッシュを採用しているはずのSanDisk製品よりは特に書き込み時の性能が目に見えて劣っている場合が多いのです。
この製品はUHS-I Speed Class 3（30MB/s）対応品となっているのですが、実は読み出しだけであれば十分にクリアしているものの、書き込みではこの水準すらクリアできていません。SanDiskが速度性能に振っていて信頼性で劣るのなら理解できるのですが、SanDisk製品は信頼性という意味でもトップクラスですからね。もう少し性能面では頑張って欲しいところです。
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購入金額
1,500円
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購入日
2017年頃
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購入場所
じゃんぱら
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