レビューメディア「ジグソー」

Intel OPTANEメモリを標準搭載する多機能マザー

先日Intel Core i7-8086Kが発売されたので

このマザーとセット割で購入。

 

AsRockかASUSを最初検討していたのだが

OPTANEメモリ32GBを標準搭載している上、

ツクモで2000円引き(更にCPU割で2000円引き)だったのでこれに決定。

 

M.2スロット1にOPTANEメモリが実装されているので

M.2スロット2に手持ちのSamsungのSSDを搭載。

 

メモリはコルセアのVENGEANCE RGBのDDR4-3333MHz 8GBx4を使用。

XMPであっさり3333MHzで動作してくれた。

 

残念ながらLEDはマザーと完全同期とまではいかないが、

ある程度はシンクロしてくれる。

発光パターンは付属のユーティリティで変更可能だが

一部のパターンではメモリが発光しなくなる模様。

 

 

今回のメインはOPTANEメモリを試してみる事なので

適当な古いHDDを接続してみた。

ベンチを取ると、このようにとても遅い。

現行のHDDの半分以下の性能である。

 

 

OPTANEメモリの有効化はBIOSとIntel RSTで行う。

BIOSでSATAストレージのモードをAHCIから

Intel RST Premium With Intel Optane System ACCelerationに変更、

CSM Supportを無効に設定、

PCIe Storage Drv On Port 21をRST Controlledに変更。

(M.2スロット2にOPTANEメモリを搭載した場合はPort 9の方を設定)

BIOSの準備はこれで完了。

 

 

Windowsを起動してIRSTをインストールする。

画像では既に有効化されているが、IRSTにOPTANEメモリ設定項目が出て来るので

高速化したいドライブとOPTANEメモリを指定して有効化すると、この様にリンクされる。

これでOPTANEメモリをキャッシュとしてHDDが高速化される。

 

実際にベンチを取ってみると

この様な結果になる。

M.2スロットを1つ消費してしまうのと

1つのOPTANEメモリで高速化出来るのは1台のみというのが残念ではあるが

HDDの高速化としては非常に有効と思う。

SSHDではSATAの帯域で500MB/sec辺りが限界だが

それ以上のパフォーマンスをHDDに付与する事が出来る。

 

尚、OPTANEメモリ自体も普通にフォーマットしてやると単なるSSDとして利用可能。

あまり意味は無いが。

  • 購入金額

    19,800円

  • 購入日

    2018年06月08日

  • 購入場所

    ツクモ

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