レビューメディア「ジグソー」

ホワイトノイズを許容できるか否か。完成度は一級品 p.s.これは完成品ではない

まだ外での使用が少ないため、ウリとも言える左右の切断のしにくさについてはまだ実感できず。

追記予定。

 

私がよく使っている視聴環境は

DAP XDP-300R

DAC HPA-4

ヘッドホン・イヤホン WS/um pro50 , B&W/p7 ,PX(ワイヤレス)

 

様々なジャンルを聞きますが、音質の比較基準にはPOPS、ジャズ、EDMを良く使います(ボーカル、楽器の鳴り分け・音場、音域のバランスに注視するため)

更新: 2018/06/27
総評

完成度は群を抜いて高いが、注意点もある。p.s. 家でも外でも駄目なイヤホンだった

このイヤホンのスペックは

 

ダイナミック

32Ω

20z-20kzh

sbc aac aptxLL

4時間連続使用

IPX5防水

NFMIによる左右のペアリング

 

と文句なしのものになっていますが、弱点もあります。

 

個人的な感想では外で使う分には最強そうといった感じでしょうか。

それぞれ詳しく書いていきます。

 

p.s.それぞれ駄目だったところを記載していきたいと思っています。最初は星4に設定していました。

更新: 2018/06/27

2周間ほど使っての感想

家で、このイヤホンを評価してやろう。と気合の入っていた状態で執筆したため、ベタ褒めになってしまいましたが、現状での評価ははっきり言ってナシです。

 

このイヤホンは未完成です。

 

やはり大きな問題は2つ、ホワイトノイズとBluetooth接続の貧弱さ。

 

まず、私は一度初期不良交換をしました。駅で使用している際、胸ポケットに入れてるにもかかわらず一切接続できませんでした。流石に使えないなと思い、個体差が大きい、あまりにひどいなら交換してもらったほうがいい、というレビューを目にし交換。

 

交換後、確かに多少はマシになりました。マシには。

何故かホワイトノイズはマシマシに。気にならない音から「サー+ピィー」という耳につく音に。

接続は多少は良くなったものの、バックバックの上(背中のトップ)に置いておいても右を振り向く

と(左の親イヤホンと端末の距離が離れるため)音が途切れますし、普通に歩いていてもつなぎ始めの一曲で毎回2-3回途切れます。特に屋外は絶望的。

端から端に道を横切る際に、道の中央でぷつります。恐らく反射する建物や壁などがないとそれはもうひどい接続強度におちるみたいです。

左右どこでも安定するだけにとても惜しい。バックパックに入れているときなどは、体の右に置いても途切れますし、地面に置いても途切れます。

 

もちろん、気をつけていれば快適に使えます。これが罠。

僕はこの欠点を慣れで解決できると思っていました。

めちゃくちゃ精神的に疲れます。あまりにも接続強度が弱く、いちいち音が途切れる。

思ったよりストレスフルです。

 

amps airやaria oneなど一世代昔の完全ワイヤレスと比べても親イヤホンと端末の接続強度は同じかそれ以下。air pordsを見習ってほしい。

 

理想の個体を手に入れるまで交換し続けるのも小売に迷惑ですし、僕はこれで我慢しますが、かなり個体差があることに気をつけてください。

というより面倒くさいので他のワイヤレスイヤホンでいいじゃないかなと思い始めてきました。

 

ということで、屋内は安定するものの、ホワイトノイズが気になる。屋外では接続に難あり。と何もできない駄目イヤホンという評価に落ちました。

 

もちろん端末との相性などもあると思いますし、個体差も大きいので、正直買ってみないとわからないです。

音は本当に魅力的なので気に入ったら挑戦する価値はあるとは思います。

 

 

 

更新: 2018/06/27
使用感

慣れや工夫が必要だが、快適

流行りのケースから外して耳にはめるだけではだめ。

取り出すと左側が自然と電源オン、プレーヤーが待機状態であればすぐに繋がります。

その後右側を2秒長押しして電源オン、耳にはめると問題なく聞くことができます。

(個人的にその作業いる?って感じします。)

 

左右のペアリングはNFMIがさすがといえますね。途切れません。が

プレーヤーとの接続が他と比べても弱く、ズボンのポケットですら怪しい。

左がレシーバーなのでリュックの左、左胸ポケットなどに入れることを意識したほうが快適につかえます。

 

耳にはめたときのフィット感はかなりいいです。スポーツ用では無いですが、走るくらいであればなんのそのといった感じ。ただ小さくはないので、女性や短髪の方は目立つかも。

 

充電ケースにも少し難点が、、、

イヤホンをしまうスペースがきっちり過ぎて取り出しづらく、入れづらく、充電も蓋を閉めないとされない(充電のLEDインジケータがイヤホン本体に存在するため、仕様ではないと思われます。というか充電が視認しづらく精神的に良くない)ため、イヤーピースを帰る際はこのあたりも考えなくてはならないと思います。

また蓋が90度までしか開かないのも取りづらさに影響しています。

 

私は近々ケースを削ろうかなとも考えています。

 

p.s. 初期不良交換後、ケースの蓋を閉めたときはきっちり充電できていることがわかりました。が、やはり蓋をしめないと充電はされません。つまり、仕様ではない仕様となってる可能性が高いです。

 

更新: 2018/06/27
実用性

一番の敵、ホワイトノイズ問題

自分もこれを承知で買いましたが、はっきり言って気になる人は気になると思います。

 

再生待機状態になるとどんな音量でも「さーーーーー」となります。音量としてはプレーヤーの4割り程度の音量でなるので、静かな環境で静かな曲を聞く場合は聞こえます。アカペラは気になる人にとっては絶望的。

 

外で元気な音楽を聞く分には全く問題ありません。

 

このホワイトノイズをどこまで許容できるかでこのイヤホンの価値はいくらでも変わると言っていいくらいの問題。

 

幸い自分は外での使用がメインで、ほとんどの曲で気にならなかったので良かったですが、試聴できる方は必ず試聴すること。

ただ、必ず聞こえるとは思いますが、様々な曲で、どれくらい「気になるか」に焦点を当てて、考えたほうがいいと思います。

 

また低遅延ですがリズムゲーム、高速アクションゲームは厳しいですが、AptX対応トランスミッターで飛ばしてあげればほとんどのゲームは問題なく楽しめます!!!!すごい!

 

p.s. 初期不良交換後悪化しました(意味わかんねぇ)

サーだけですむはずです。サー+ピィーで気になるようでしたら交換をおすすめします。

更新: 2018/06/27
コストパフォーマンス

使用用途が噛み合ったとき、文句なしの花マル。p.s.ただし噛み合うのはとても限定的

普通に問題なく使用できて、ホワイトノイズがきにならなかった貴方。

完全ワイヤレスイヤホンがほしいなら、買いです。

上記の問題がなければ万人が2-3万で買ってもおかしくない位のパフォーマンスを有してると思います。

1万円台のワイヤレスからきちんと1ランク上のものを提供できてると思います。

 

p.s. 二週間たって、花マルになる可能性は幸運な人だけだと思います。良個体、良環境。必要です。

ただ、この大きな2つの問題点を抱えても☆3くらいですかね。価値はあります。

更新: 2018/06/19
デザイン性

良くもなく、悪くもなく。

エルゴノミクスの形も悪くなく、ケースの形も可愛くて持ちやすくてデザイン面はいいとおもいます。

 

しかし、ケースとイヤホンともに材質がチープでプラスチックな光沢を持ってるので指紋はつくわ強度に不安を感じるなど、材質の見た目が所得欲を掻き立てません。

 

まぁ使う分にはあまり問題ないとは思います。

更新: 2018/06/27
音質

「これはこれで」「好みのレベル」にワイヤレスで到達。

ワイヤレスで音質には全く不満がないレベルです。おそらく1万円を切ってる有線イヤホンすべてに格をつけれられると思います。

もはやSBC、AAC接続では音源(通信帯域)に余裕がないです。

 

傾向はウォーム系です。

高音はやはり、ワイヤレスの限界。十分になってはいますが、有線特有の余韻がないというか、ノビがたりないというか、艶がない感じ。

 

中音域は量は十分ですが、ちょっと遠くかんじるかも。個人的にはEQで少し盛りたいところ。

 

低音はすごい。マシマシ。ぼわつかないけど、タイトさは全くありません。まぁでも外で使うときはこれくらいの方がいいよねといった感じ。

 

ただ解像度が足りない感じは全くありません。

最近の完全ワイヤレスは、全体で進歩している感じもありますが、

ワイヤレスで音質を諦める必要はないと感じさせてくれるほど、いいです。

ほんとうに上質です。

 

結局試聴がはえぇ。感動してきてください。

 

p.s. 音だけはやっぱめちゃくちゃいい。完全ワイヤレスでこの音。を知ってしまった以上どうにか工夫して使おうと思ってます。それぐらいいい。

更新: 2018/06/19

イヤーピースの注意・おすすめ

上記にもあったとおり、ケースにはイヤーピースによっては使用感を損なう可能性が高いので、注意が必要です。

また、ワイヤレスイヤホンなので耳へのフィット感は紛失を防ぎますし、フィット感で音質が変わる部分が大きです。

 

小さいイヤピや、高さがないイヤピは押し込まないとフィットしないので人によって耳を痛める場合もあります。

 

自分は

スピンフィット、スパイラルドット、finalのやつ、トリプルコンフォートの4つが候補かなと、思います、コンプライは音のバランス的に結構合わなかったです。

 

結論としてはFINAL・トリプルコンフォート<<<スピンフィット<スパイラルドットの順でおすすめです。

 

FINALのやつはウォーム差が強調されて、ボーカルがどっか行きます。インスト曲ばかり聞くならありかも。

トリプルコンフォートはそのまま全部のコントラストが薄くなる感じ。ぱっとしないです…残念…

 

スピンフィットはやはり透明感や高音域が改善されるのでワイヤレスイヤホン全体にあうんじゃないですかね。ただなんとなくハイハットに違和感がでます。

 

スパイラルドットは個人的に抜群に良かったです。ウォームな部分はそのままで、中音域、高音域がクリアになり、ハイハットの違和感もなく、全体を通してノビがよくなったなぁという感じに。

 

もしかしたらスピンフィットよりフィット感があったのでその差かもしれませんが。

 

 

  • 購入金額

    18,230円

  • 購入日

    2018年06月19日

  • 購入場所

    ビックカメラコム

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