IZUMI（泉精器）のシェーバーの交換用替刃（外刃）。

ドライとウエットで使用していたIZF-V85、

使用開始一年後あたりから明らかに切れ味（剃り味？）が悪くなった。具体的には、ドライで剃った時に髭が引っ掛かるような感じになった。スパンと切れない場合、髭が外刃と内刃に挟まれて引っ張られる感じ、つまり毛抜きで抜くような感じになってしまうので、とても痛い。

ウエットで剃った時も切れ味的には変わらないのだろうが、こちらの場合切れなくても石鹸成分で髭が「逃げる」のか痛くない。

そのような状況だったので、最後の方は（剃り味もよいこともあり）ウエットシェービングばかりになっていたのだが、朝時間がなくてシャワーが浴びれない時に顔から首にかけて洗顔フォームをつけて髭剃りするのも時間がかかりすぎる...ということで替刃を購入しようとしたのだが、本体が売っている店でも替刃がおいていない...なんてこともあり、結局その時は替刃内外刃セットと大差ない価格で購入できた後継機IZF-V86を購入した。

その後、IZF-V85をウエット、IZF-V86をドライと使い分けていたのだが、IZF-V85の方がウエットでも引っ掛かり感が出てきたため、やっぱりIZF-V85用に刃を入手しようかと。IZF-V86の入手前には外刃と内刃、どちらが切れ味が悪い原因かわからなかったたため、セット購入を考えていたが、今は消耗品が同じIZF-V86が手元にあるので、それとスワップしてみようと。

そうするとIZF-V85の内刃をIZF-V86と交換しても状況は変わらないが、外刃を交換すると切れ味が復活する⇒劣化しているのは外刃、ということ。

刃の推奨交換タイミングは「外刃年1回、内刃2年に1回」なので確かにつじつまは合ってる...ということで、外刃だけを購入することに。商品到着後、若干使用したIZF-V86添付の外刃をIZF-V85に譲り、新品をIZF-V86につけるというドミノ移植を実施。

コイツが売っていないんだな、これが。

左が今まで付いていた方で、右が新品。まるで区別が付かん。

裏を見ると石鹸成分で表面が荒れているので左が古いと解るが．．．

表側からではこれだけアップにしてもワカラン（こっちは古いの）

ネ？（こっちが新品）

これでIZF-V86の方は、ドライでしか使わない体制が築けたので、直前まで使っていたBRAUNと真の耐久性比較ができる。さて、どうなるか？

この項1年後くらいにクローズしますｗ

2019/07/10追記

1年2ヶ月後。

この間の使用方法は、元々IZF-V86購入時に付いていて、数回かしか使っていなかった「ほぼ新品刃」をIZF-V85に譲り、毎日の出勤前のシャワー時のウェットシェービングに使用。一方、ドライ用としたIZF-V86に新品購入の本品を装着、シャワー時のそり残しなどの手直しと、朝シャンせず夜風呂に入ることにしている休日の朝のひげそりに使用、という程度の使い方。すなわち、IZF-V86はドライで1年以上使用したとはいうものの、ガッツリ使ったのは1年の2/7程度で、あとはチョイチョイ。でも、当初のスパッという切れ味は喪われてきた。

購入当時のIZUMIのシェーバーは、廉価価格帯のものが中国生産で、上位機種は国内生産だったが、「刃はすべて国内生産」というのがウリだった。

ただウリの一つの耐久性が、これでは．．．．2017年発売の新シリーズ「IZF-Vxx8」シリーズでは、「高耐久ステンレス刃」を謳い、いままで1年だった「刃の交換目安」を3年に伸ばしている。もしこの技術が旧型にも応用可能なら替え刃にも応用して欲しいなー．．．

現在は、乾電池やカセットテープなどで有名なマクセル（maxell）の系列となり、泉精器製作所からマクセルイズミと社名変更したIZUMI。マクセルといえばその高品質とリーズナブルな価格で、cybercatのカセットテープ使用頻度が一番高かったブランドでもある。IZUMIのシェーバー、本体に関しては今までもバッテリーの持ちが素晴らしく、言うことないのだが、ぜひ替え刃でもスゴイと言わせて？（マクセルのTwitterじゃないけど、落ちない切れ味でさすが日本製、「おそれいりまくせる m(_ _)m」と言わせて欲しい！）

期待を込めて、星、ひとつ！

【適合機種】

IZF-V86、IZF-V85、IZF-V66