ヒートシンクのないメモリを、LED化するアルミヒートシンク。
最近、尼で良く見る「中国製の安価なLED-FAN」を売ってるNovonest製。
ただ、ちゃんと表面はヘアライン・アルマイト処理されてて、割と見た目は悪くない。
ちょっとすっきりし過ぎな感じも受けるが、個人的にはこういうの好きなんでOK。
内容物はこんな感じ。
ヒートシンク本体に、サーマルパッドが両サイド二枚分で四枚、片面実装メモリ用のスポンジスペーサーに、ローハイトメモリ用のスペーサーと予備ネジが付属する。
取り付け方法は完全にサーマルパッドの粘着力+ヒートシンクの挟み込み圧力に頼る方式で、位置決めなんかも全部自前で決めるタイプ。
なので、枚数揃えて実装する場合、全部きちんと位置出しして取り付けないと、高さがバラッバラになったりするんで、注意が必要。
LEDバーの電源は、FANコネクタから取る方式で、配線は直列方式で連結可能。
ちょっと光り方弱くないか、って思うかもしれないが、割と目立つ勢いで光る。
光り方の制御機能はないので、あくまでも自動的に変わるのを眺めるだけだ。
ただ、問題としては・・・変化がすんごい遅い。
ずっと眺めてないと、変化してんのかどうか判らんレベルなので、ちょっと動きに乏しい感じ。
なお、この「FANから電源を取る」という仕様が割と曲者で、まず「3PIN」もしくは「4PINでも手動で3PIN制御」に出来るコネクタでないと、殆ど点灯しない。
要はPWMコネクタへの接続を想定していないピンアサインになっており、PWM/電圧自動切換のコネクタへの搭載も(自動切換機能は回転数制御ピンの位置で切替判定しているが、無論こいつは回転数制御への信号なんぞ出していないので)NGだ。
というか、下手するとマザー側がぶっ壊れる可能性もある。
また、マザーの電圧制御機能もOFFにしないと駄目。
電圧によって光量が変わってしまうので、これをつないだコネクタはFullSpeedに設定しないと、製品の想定している光量に達しない。
このへんの注意点は、取り付けマニュアルには無論「一切書いてない」ので、要注意。
値段の割には悪くない。単なるヒートシンクとしても結構良質。
2枚で1800円で送料無料という価格は、単なるヒートシンクとしても納得出来る価格帯。
LEDバーの光り方は制御出来ないし、配線回りの仕様にちょいと注意点はあるものの、値段を考えれば十分以上じゃなかろうか。
ただ、もうちょい派手に変化してくれたらもっと良かった。
LEDの変化がかなりゆーっくりなので、動きらしい動きが感じられないのが最大の弱点。
見た目はそんなに悪くないので、もうちょいぱっぱっと変わってくれる仕様が良かったなあと。
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購入金額
1,800円
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購入日
2018年06月04日
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購入場所
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