先日購入したAstell&KernのDAP、KANN。
DAPとしては別格に強力なアンプを持つ製品であり、音質的なメリットは大きいものがあるのですが、その代償としてDAPとしては異様なほど厚いボディーを持ちます。
買うつもりがない本体を値段につられていきなり買ってしまいましたので、付属品やオプションの類もよく調べていませんでした。Astell&Kernのプレイヤーなので、ケースやジャケットに困ることはないだろうと軽く考えていたのです。そもそもケースが標準添付という製品も多くありますし。
しかし、KANNには添付ケースは用意されていませんし、純正ケースも特に用意されていません。代理店アユートが扱うMITER製のケースが一時期用意されていたのですが、これも既に入手不能となってしまっているようなのです。
一応まだ他のメーカー製で入手可能なものはあるのですが、これらはMITER製よりもかなり高価であり、あまり高いケースを買ってしまうと本体を安く入手した意味が無くなってしまいます。そもそもAstell&Kern向けを用意しているケースメーカーでも、KANN用だけは作っていないというところも多いのです。
仕方なく専用ケースを用意するのは諦め、最低限傷等からの保護だけをしてくれそうなポーチ類を探すことにしました。このような場合に頼りになるのは、百均のセリアです。
厳密な大きさを確認していったわけではないものの、目視で丁度良さそうに見えたスマートフォン用のクッションケースを取り敢えず買ってみました。それがこちらです。
汎用のスマートフォン用ケースですが、スマートフォンよりは面積が小さく厚みがあるKANNにもフィットするのではないかと考えたのです。
誂えたかのようにピッタリ
一応JANコードを手がかりに調べてみたところ、商品情報らしきものがありました。それによるとこのケースの外寸は160mm(H)×100mm(W)程度で、中に収めるスマートフォンは幅80mm、厚さ11mm程度を想定しているとのことです。
一方、KANNは幅こそ71.23mmと余裕がありますが、厚さは25.6mmと大幅に想定値をオーバーしています。こうなると実際に確認してみるしかありません。早速KANNを収納してみることにしましょう。
幅の余裕は厚みを吸収するために使われてしまい、殆ど遊びはない状態です。
収納してみましたが、なかなか良い感じに収まっています。端子側もマジックテープで帯を止めるだけの構造ですので、この状態でイヤフォンを挿して使っても不都合はありません。
さすがに一般的なジャケットのようにそのまま本体操作が全てできるというわけではないのですが、KANNの場合は基本操作がフロント側のハードウェアボタンであることも幸いして、ケースの外から手探りで操作することは出来ます。強いていえばボリュームを変えたいときには本体を取り出さないと難しいものがありますが、それ以外はケースに収めたままでも十分実用に堪えています。
一応液晶保護フィルムは購入後直ぐに貼っていますので、このケースに入れておくことで傷からの保護は十分何とかなっている状態です。欲を言えばMITER製の専用ケースが欲しいという気持ちは残っているのですが、差し当たってはこのままでも不都合は無く、100円グッズとしては文句なしに役立った品と言えるでしょう。
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購入金額
108円
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購入日
2018年04月07日
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購入場所
Seria
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