メガネがこわれました。

メガネをかけることにいったん目の方が慣れると、もはやメガネ無しで暮らすことができず、ひとたびメガネに不具合が生じるとたいへん困ります。

そんなとき、仕上がりはともかく、自分ですぐに治すという途があります。しかも今回の方法は廉価です。

新しいのを買いに行っても、メガネ屋に修理を依頼してもいいのですけど。

別々の商品ですが、併せて使用しました。

ダイソーの「速乾UVレジン液クリア5gハード」と「マジックライトペン」です。

UVレジン液は、紫外線を当てると固まる液体です（手芸関係の売り場にありました）。マジックライトペン（文具コーナーでした）のライトの方に紫外光（UV光）の出るLEDが仕込まれていて、UVレジンを固めることができるとの情報がネットにありました。

蛍光灯や太陽光でも固まるんですね。

お子様でも大丈夫なくらいのライトなので、さほど強力なUV光が出るとは思えません。

メガネの折れた（折れかけた）部分に液をたれない程度に盛って光をあてます。

このUVレジンは、型に流して成形するような使い方もするので、サラサラではないけれどトロリしていて流れやすい粘度です。

厚めに盛って補強したかったので、2～3回にわけて作業しました。

念のため、照射中はサンブラスをして作業します。本当なら、UVプロテクションの専用ゴーグルを使用するのですが手元にありません。

5mmくらいの距離で照射すると30秒くらいで硬化します。

硬化しても表面にベタつきは残ります（評判どおり）。照射時間が足りないせいかと思い長めに当ててみてもベタつき具合に変わりありません。光の波長か光量など他の条件が不足しているのかもしれませんが、液体側の問題なのかもしれません。

ベタついているとホコリを吸着するので、無水エタノールで拭きました。

とはいえ、一応固定できたのでよしです。

つる部分の開閉はできなくなりましたが、ネックストラップで首から下げる使い方なので、不便なことはありません。

このUVレジン液には硬化に適した光の波長の表示があるので、適したLEDを入手しておくといいのかなと、またモノが増える予感です。

他に「プラリペア」を使用するという選択肢もあったのですが、また機会があればです。