前回、PremiumReviewしたLIVA Zは基本の内蔵ストレージが32GBとOSを入れた状態ではほとんど空き容量がありません。USBの外付けドライブを増設することは可能ですが、コンパクトな筐体の利点を生かすためにはストレージを内蔵で増設する方がスマートです。
LIVA Zはストレージ用のM.2 拡張スロットが1基あり、増設できるM.2 SSDは2242(SATA 6G)タイプです。2242サイズのM.2 SSDは種類が少なく価格も高めです。
今回は2242(SATA 6G)タイプの低価格品をAmazonで購入し増設してみましたのでレビューしてみたいと思います。(ほぼ人柱)
パッケージは中国語で日本向けでは無いが
購入したのはDogfish technology 角鲨科技と言うメーカの製品です。
ほとんど日本では知られておらず、完全に中国国内向けと言う感じで、とても怪しいです(笑)。
また、容量とインターフェースのチェックがカラーマーカーで手塗りというのも家内制手工業を感じます。
メーカーの本社は香港のようですが、生産は広州深圳、ホームページはhttp://www.szdogfish.com/index.html
です。
240GのSSDであることが解ります。
とは言え、Micron Technology Incのチップであることは一目瞭然なので、メーカサイトでFBGA code サーチを行うとMT29F1T08EMHAFJ4-3R:Aと言う製品であることが解ります。
この製品の仕様は
メモリフォーマット フラッシュ
技術 FLASH - NAND
メモリサイズ 1Tb (128G x 8)
クロック周波数 333MHz
となり、このチップが両面実装され240GBになっていることが分かります。
取付
取付に関しては難しい部分は無く、LIVA ZのM.2の空きスロットに差し込み、ネジ止めするだけです。
一応、カタログスペック通り
Amazonのサイトでは
・Dogfish SSDの読み取り速度は最大540MB / sで、書き込み速度は最大500MB / s
・独自のMLCチップ、より安定した性能、業界をリードする1.75M時間のMTTF(Mean Time To Failure)
・3年間の保証
となっています。
OSでフォーマット後、速度を計測しました。
何故かリードライトはカタログスペックを上回っていますが、Micronのチップを使ってることもありなかなかの速度と思います。
名の通ったメーカに引けを取らない性能は高評価
2242はあまり出回らないサイズのM.2 SSDのためコストパフォーマンスは良くありませんが他の有名メーカのSSDとあまり変わらない速度になっており(ほぼSATAの限界)コントローラが何を使ってるか解りませんが、製品としては十分高性能と思います。
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購入金額
9,699円
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購入日
2018年04月26日
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購入場所
Amazon
mickeyさん
2018/04/30
値段と評判を見ていたら、一番良さそうでしたので(^^)
耐久性がちょっと心配ですが、来月あたり購入しようかと
思っています。その前に、OSが飛んでしまったLIVA Zの
復旧をしないといけないのですが(^^;
PCマニアさん
2018/04/30
OS復旧頑張ってください(^^ゞ
パソコンヲタクさん
2018/10/16
中華製でよくある、Micronなどの不合格チップを再利用しているケースと思われますので、PCマニアさんが手にされたものが「不良品の中の大当たり」だった可能性が高いのではないでしょうか。
PCマニアさん
2018/10/17
メーカーの独自チップという表現は正しくないですけど
外れを引いた場合は、保証期間の3年以内でしょうからメーカー交換が得策かと