個人事業主になったら1ヶ月以内に提出しましょうな届出書です。会社員でもこの届出は出すことが出来ます。
その場合のメリットは、青色申告申請できることです。経費として住居・駐車場・光熱費・交通費・消耗品費・通信費を計上できることです。勿論、各勘定項目ごとに制限はあって、全額ではなく何割までといった制限はあります。売上から引くことが出来るので、税制上有利になります。
3年間の赤字を繰り越すことが出来ることもメリットです。3年間の赤字が存在する場合は、所得税が安くなります。住民税は安くなりません。
それ以外の得するケースは、事業資金を借りて利息を払っているというものです。その場合は利息は経費として認められます。申告している方が良いでしょう。あとは、職業漫画家、イラストレーター、アニメーターです。家賃・光熱費・消耗品費・交通費も経費になります。
デメリットもあります。もし失職した場合は、即座に廃業届け出を提出しましょう。そうしないと雇用保険に会社員として加入していても、失業給付が受けられません。もちろん、それ以外のサービスはハローワークで受けられます。具体的には求人票閲覧、給食のアドバイス、職業斡旋といったものを受けることが出来ます。
個人事業主である人は事業を経営しているという理由で、失業給付が受けられないのです。
法律上、個人事業主と青色申告申請を提出しなくても、副業を開始することは可能です。提出しない場合は、3年間の赤字を引き継げません。65万円の経費マイナスという優遇措置も受けられません。でも、それぐらいであれば構わないという人は居ると思います。
具体的な例としては、イラスト請負で20万円以内の副業だという人は、そもそも申告しないでokです。フリマやヤフオクでのせどりマンは、20万円稼げないでしょう。そうしたこともあるのでマストではないでしょう。
要約すると、青色申告が出来るかどうかが、個人事業主届け出のメリット・デメリットです。セカンドビジネスの「利益」=「売上ー経費」におけるしきい値は、20万円だと覚えておくと良いでしょう。
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購入金額
0円
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購入日
2018年04月10日
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購入場所
税務署

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