【オヤイデ特注】 銀メッキOFC 0.08SQを16本使用した1.2ｍのカスタマイズケーブルです．

イヤホン側はカスタムIEM用2pin，プラグ側は2.5mm4極で，すべてオヤイデ製．

ケーブル： 

【オヤイデ特注】 銀メッキOFC 0.08SQ

　\324/m＊1.5m＊16本

 コネクタ：

オヤイデ　カスタムIEM2pin用　メタルシェル・コネクター（ネジ切り付き 赤/黒ペア）

　\1296

プラグ： 

オヤイデ　P-2.5/4G 【2.5mm4極プラグ】

　\1944

線材は，0.08SQ（AWG28）という非常に細い銀メッキOFC(約Φ0.3mm)に，ジュンフロンPFA（ふっ素樹脂）の皮膜を施したオーディオ用ケーブルです．被覆状態でもΦ0.72mmと細く，ジュンフロンPFAの被覆も比較的柔らかいので，イヤホン用リケーブルに最適です．

今回，この細いケーブルのメリットを活かすべく，ポータブル性を若干犠牲にして，16本（芯）使用し，8芯編込みされています．このため，ケーブル全体としてはある程度太くはなりますが，編み込みも柔らかいので，柔軟性は維持され，スリーブはありませんが，タッチノイズは比較的少ないです．

しかし，16本も編み込むと，ケーブルのハリが気になります．Rを小さくまとめることは不可のレベルです．屋内用ならいいですが，ポータブル用にはちょっと厳しいです．

また，カスタムIEM用2ピンコネクタも，2.5mm4極プラグも，すべてオヤイデ製で統一されています．

このため，オヤイデ特注カスタムケーブルと同じ材料ですが，編み込み数が異なり，個人製作品です．

音質は，銀特有の癖はなく，解像度の向上と低域の量感向上に寄与しています．全体的に押し出しが強いですが，個性や特色がないので，好みは分かれそうですが，ナチュラルなモニター用イヤホンには最適だと思います．

ケーブル自体は300円/mと高価な部類ではありませんが，これだけ芯数ですべての部材を揃えると，大台を超えてしまうケーブルです．しかし，何倍もするようなケーブルにも劣らない実力があります．特に自作なら，オーグラインに手を出す前に，このケーブルで確認したほうが幸せになれそうす．