消耗品交換。
ある程度の期間使い続ける家電製品の多くには避けて通れないモノだが、プリンターのインクのように「印刷できなくなる」というような「明確な寿命」があるものに比べると、徐々に劣化していくモノというのは替え時が難しい。
シェーバーの替刃もその通りで、切れ味は徐々に落ちていく。
以前型落ち品を安価に手に入れ、超絶バッテリーライフ(1ヶ月は余裕で保つ)と水陸両用?性能(普通のドライシェービング以外に、丸洗い可能でフォームなどを利用したウエットシェービングにも対応)が気に入って使っている泉精機のシェーバー。
型落ち品とはいうものの、2015年型の最上位機種であり、性能は申し分なく、気に入って毎日使っていたのだが、1年経つ頃から明らかに切れ味(剃り味?)が悪くなってきた。ドライで剃るとまれに髭が引っかかる感じがする様になった。つまり上手く髭を切断できず、挟み込むような感じというか。
鋏を使うとき、利き手の逆で使ったりすると上手く切れずに紙が刃と刃の間に挟まるような感じになる事があるが、あんなイメージ?そうなると切れなかった毛を「抜く」動作、つまり「毛抜き状態」となるため、非常に痛い。最初1年少々経ったときに一度そうなったけれど、再発していなかったのでそのままにしていたが、その数ヶ月後に二日続けてそうなって、コリャタマラン、と。
以前使っていたBRAUNは、使い込んでいくとシェービングにかかる時間が長くなることこそあれ、ここまでハッキリと切れ味の劣化を感じることがなかったので、メーカーによる刃の耐久性の差の問題なのか、あるいはイズミの方が風呂場使いで酷使したからかは解らないが、いずれにせよ刃を交換せざるを得ない感じに。
そこで探したのだが...適合替刃が実店舗では意外にない。本体購入時には過度なネームバリューがないためお得に買える利点はあるが、消耗品などの調達時は名が通ったメーカーの方が品ぞろえが良く、便利。まずイズミのシェーバーを置いてある店がそもそも多くはない上に、複数メーカー揃える販売店でのイズミの立ち位置は廉価帯を担当、ということらしく品揃えは3枚刃の廉価機種が中心。上位機種系では「水没OKの完全防水(IPX8クラス)」という特徴がある「お風呂剃りシリーズ」を置いている店はあるが、最上位となる「深剃りシリーズ」は他メーカーにも同方向の訴求をした商品があるからか、販売していない店がほとんど。自分がIZF-V85-Nを購入した店も最近は「お風呂剃りシリーズ」以下のラインアップに絞ったらしく、該当の機種の替刃はなかった。
そこで、通販...という事になるのだが、なぜかこの時は外刃と内刃を両方在庫してる店がなく、片方だけだと送料無料にならず割高になったりして購買意欲が↓
とりあえず、浴室でのウエットシェービングでは挟み込みの問題は起こらないので(もし髭が切れなくても石鹸成分で髭が滑って「逃げる」ので痛みはない)、それで問題を先送りしていたら、Amazonで本品のタイムセールに遭遇。
当時既に2017年型は発売されていて、例によって旧機種となっていたが..
・イズミシェーバーの2016年型最上位機種
・既に持つIZF-V85との差は液晶表示程度なので、性能は解っている
・IZF-V85と消耗品が完全に共通なので使い回しができる
・実際使ってみるとドライとウエットのシェーバーは分けた方(2台持ち)がベンリ
・替刃セットを買うのとほぼ同額で購入可
というあたりを瞬速判断して、のこり数分に迫っていたタイムセール中にポチリ。
2015年型のIZF-V85を買うときに比較したように、
IZF-V86はIZF-V85のマイナーチェンジ版で、変更点は、バッテリー残量が3つのLEDの点灯数と色での表現から液晶の%表示になったことと、正面上部にラバー系素材の部分が少し増えた程度で、あとは色くらいしか変わらない。
すでに2017年型が出ていたので、そちらを買うという選択もあったが、、IZF-V85の性能で満足しているので安く買えるならそれで良いかと。替え刃を買って切れ味復活させるより台数を増やす選択をしたのは、ウエットシェービングとドライシェービングの機体を分けたかったからというのもあって。
購入当初は週末の時間があるときしか浴室で剃っていなかったが、ドライとは全然剃り上がりが違うので、朝シャワー浴びるときについでに剃るパターンが多くなってきた⇒浴室で使うと本体ずぶ濡れになるので分解して(外刃外して)、浴室内で乾かしながら出かけるが、出勤してそのまま泊まりの出張に行く時は濡れたままのシェーバーを持っていくのも..ということでその日の朝はドライシェービングを強いられる&今回の外刃の寿命に悪影響を与えたのはウエットシェービングかもしれない(オイル分の石鹸成分による洗浄/毎日外刃を外しての乾燥による外刃の歪み)...というような事を考えて。つまり、2台持っていれば出張当日のひげそりもウェットで出来るし(出張にはドライ用の機体を持っていく)、多少刃の切れ味が悪くなってきてもウエットシェービングでなら使えるので、長寿命化できるという利点もある。
そして購入したIZF-V86-R。
...浴室使いで滑りがちだったツルツルの部分にラバー系素材を採用
予想通り使い勝手は良い。ごくわずかの変更点以外は、ある意味IZF-V85と変わり映えしないともいえるがw
一番良いのは出張当日でも、ウエットシェービングできるようになったことかな(86の方が滑り止め加工部分が広くてウエットに適しているが、今のところ85をそのままウエットで使用)。
...これ、単なる購入顛末記であって、IZF-V86のレビューとしてはダメぢゃね?w(そのくらい使い勝手そのものはIZF-V85と変わらないので、レビューはそっちを見てちょ←丸投げ)
【IZF-V86仕様】
電源:充電・交流式(AC100~240V・50/60Hz)
蓄電池:Li-ion
消費電力:7W
充電時間:2時間
外形寸法:幅64×奥行44×高さ163 mm
重量:約204g
付属品:電源アダプター、L型ブラシ、キャップ、 スエード調ポーチ、
充電スタンド、オイル、5カ国語対応取扱説明書
替刃:外刃/SO-V85、内刃/SI-V65
なんにせよ、替え刃買うよりある意味安かった
当時、替え刃は外刃(SO-V85)と内刃(SI-V65)を同時に在庫している店がなく、2500円ほどの外刃と1000円ちょっとの内刃を別店舗で購入しなければならなかった。後者には送料がかかったので、それを合わせると4000円超。ワンコイン足すだけでもう一台入手できる上に、替刃は「刃物」に分類されるのかコンビニ店舗受け取りが出来ないのに比べて、シェーバー本体はコンビニ受け取りできるので、2カ所からの配送を家で待つ手間も含めて考えれば全然安かった。
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購入金額
4,800円
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購入日
2018年01月05日
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購入場所
Amazon
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