レビューメディア「ジグソー」

娘のブレーキが壊れたのでパパが頑張って直してみた

2018.08.07 「Vブレーキ&ブレーキワイヤー取り付け」追記


 

 

娘自身のブレーキが壊れ気味ですぐ突っ走ってしまうのは中々治せませんが、娘の自転車のブレーキが壊れしばらく放置されたままになっていたので直してみた。

 

娘の自転車は高校入学時にチャリ通したいからと祖母にねだって買ってもらいました。

高校でもバレーを続けると言っていたので、大きい荷物も積めるママチャリやシティサイクルの方が良いとアドバイスしたのですが、クロスバイクの方がカッコいいからと言って忠告を聞かず押し切りました。

 

そしていざ入学してみると部活が厳しく、いつもヘトヘトで帰ってきており自転車乗るのもつらいからと電車通学に...

家から高校までの距離は 4km強しかないのですが、確かに坂が多く大変かもしれません。しかし電車だと乗り換えが 1回あり、自転車と比べかなり時間がかかります。途中池袋駅を通過するので遊びたいだけじゃないかとも思いましたが、そんな余裕がないほど部活が忙しいのでそれどころじゃないでしょう。

 

とにかく自転車は寝坊して時間が無い時に乗っていく程度で、しかも朝に乗って行ったのを忘れて学校に自転車を忘れてくる事もしばしば。

そんな感じで、しばらく学校に置きっぱなしになっていた時にハンドルが 180度回転した状態になっていたそうで、前輪ブレーキが壊れていました。

Vブレーキ本体が少し歪んでおり、矢印部分のリードパイプの受け口も開いてしまっています。

それまでにも駅に放置したままにして撤去されていたりと普段の管理が悪く、自分で自転車屋に持っていって直せと突き放しました。

 

ところが元々あまり乗っていないものだから、いつまで経っても全然直そうとしません。

たまに自転車に乗っていきたい時には奥さんから自転車を借りて乗っていってしまうので全然凝りていません(奥さんは娘が泣く程叱りつけるくせに、こういう所が甘い...)。

 

そして先日娘がまたしても奥さんに自転車を借りて学校に行こうとすると、ちょうど奥さんが自転車で出かけていて家におらず、ブレーキの壊れた自転車で行こうとしていました。

しかも空気も抜けたままです。

そんな状態で乗ったらチューブがダメになるからと注意して説教しているうちに奥さんが丁度帰ってきたので、また奥さんの自転車に乗っていきました。

 

このまま放っておくと娘がいつブレーキが壊れたまま乗っていくか分かりませんので、私が直す事にしました(私も甘いか....)。

 

前置きが長くなりましたが、元々付いていたブレーキはテクトロでしたが、どうせ替えるのならシマノ製の方が安心な気がして良さそうなのを見繕い本品に決めました。

簡易な説明書は 4か国語対応ですが、詳しい交換方法などは書かれていません。

説明書にはホームページでユーザーマニュアルを見る事が出来るような事が書かれていましたが、検索から先に進まず見る事が出来ませんでした。

もっとも、ネットで探せばブレーキの交換方法などはいくらでも出てくるので、問題ありません。

 

そしてブレーキレバーやアウターケーブルは特に問題はありませんでしたが、インナーケーブルが固定部分でほつれていたので、別途インナーケーブルも購入しました。

Ruler テフロンコート インナーケーブル LY-BSTPT17 449円
Ruler テフロンコート インナーケーブル LY-BSTPT17 449円

MTB・ロード兼用の両エンドタイプとなっています。

インナーケーブルの価格はピンキリでどの価格帯のモノを購入したら良いかハッキリ言って良く分からなかったので、Amazonで評価の高いモノ(Amazon'sChoiceのロゴがあるモノ)から選びました。

更新: 2018/08/07

Vブレーキ&ブレーキワイヤー取り付け

用意するものは 5mmの六角レンチと最後にブレーキパッドの開きを調整するために細身のドライバー(”+”でも”-”でもOK)が必要になります。

それとワイヤーをカットするのにペンチだとほつれ易い(より線の為)のでワイヤーカッターがあると良いとあったのですが、ネジザウルスでカットしてみたところキレイにカット出来ました。

ネジザウルス最強(^^;

まずは現在付いている Vブレーキ本体とブレーキワイヤーを取り外します。

 

続いて新しい Vブレーキ本体をセットし固定ボルト①で取り付けます。

続けて上下に気を付けブレーキシューをリムに対し適切な位置に合わせて固定②します。

 

続いてインナーケーブルを取り付けるため、ワイヤーを元々付いていたワイヤー長から少し余裕をみてカットします。

エンドタイプは矢印のタイコ型の方です。

ブレーキレバーを引いた状態で下から引っ掛けるようにします。

ワイヤーをブレーキレバーの中を通し、元から付いていたアウターケーブルを通し、購入した Vブレーキ付属のリードパイプとブーツを通します。

そしてリードバイプをブレーキの受けに取り付け

ワイヤーを動かない程度に仮止め①します。

この後、ブレーキレバーの引きしろとブレーキの利き具合を調整しつつ、ワイヤーの固定位置を決め本締めします。

 

そして Vブレーキでは大抵ブレーキシューが片側だけリムに着いたような状態になってしまうため、開き具合を調整します。

②の矢印のネジを挿し込んでいくと開きます。

これを両側で少しずつ調整しつつブレーキシューとリムの開き具合が均等になるように調整します。こちらが一番時間がかかりました(^^;

再度ブレーキシューの位置、ワイヤーの張り具合、ブレーキシューの開き具合を確認し良ければ一旦完了です。

 

本来はインナーケーブル用のエンドキャップなるモノがありそれでワイヤーの末端処理をするのですが、家にある電工用のキャップで代用しようとしたのですがサイズ違いで合いませんでした。

という事で、急遽エンドキャップを注文し現在放置中です。

 

今回の作業はちょうど娘の合宿中に行なっており、エンドキャップの処理もこの期間中に完了予定です。

 

 

 


2018.08.07 追記

 

エンドキャップもシマノから出ていますが、10個で 450円(2018.08.07現在 Amazon価格)もします。

さすがにワイヤーの末端処理なだけなので、ノーブランド品 100個 280円のモノを購入しました。

こんなにあっても死ぬまでに使い切れそうにありませんが(^^;

 

末端処理の前にあらかじめワイヤーを長めにカットしてありましたが、あまり長すぎても邪魔なだけです。

必要な長さにカットしてやる必要がありますが、今まで見た Vブレーキのワイヤー処理を見るとアームの裏側のピンとブレーキシューの固定ナットに引っ掛けているようです。

この長さにワイヤーをカットし、先のエンドキャップをワイヤーの末端に被せてやり、プライヤーなどでカシメてやります。

後は先ほどの様にワイヤーをピンに引っ掛けてやれば終了です。

更新: 2018/08/06
総評

ブレーキが利きすぎるくらい

ブレーキの利き具合を確かめると利きすぎるくらいの制動力です。

 

急制動にならないように調整してくれるパワーモジュレーターなるパーツもありますが、私のミニベロに付いているのを使用している限り、あまり必要性は感じません。

というのも、急制動をかけているのにブレーキの利き始めにふにゃっという感じがあってからしっかり利く感じなのですが、自分で利き具合を調整できずに私はどうしても慣れません。

 

まずは娘にブレーキの利き具合を知ってもらい、ジャックナイフをやらないよう注意をしておきます。

  • 購入金額

    1,298円

  • 購入日

    2018年08月04日

  • 購入場所

    Amazon

16人がこのレビューをCOOLしました!

コメント (2)

  • たっつぁんさん

    2018/08/06

    こんにちは!! シマノのブレーキは良く効いていいですね。 というより、TEKTROのブレーキは「効かない、ブレーキ鳴きする」ので有名です。
  • atsuo@tokyoさん

    2018/08/06

    > たっつぁんさん

    コメントありがとうございます。

    TEKTROのブレーキは完成車を出来るだけ安くするために着けてると聞きますしね。
    娘が今までと同じ感覚でブレーキレバーを握らないように注意しておきます。

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