以前安売りのmicroSDメモリーやUSBメモリーを購入する際に、そのままだと送料がかかって折角の安売りの意味が薄れてしまうため、送料が無料になるアイテムで何かお買い得品がないかと探したところ、何となく目にとまって買っておいたメモリーです。
少なくともしばらくの間新たなPCを組み立てる予定はなく、私が現時点で使っているPCはすべてDDR3を使うものばかりでしたから、DDR4の高クロックメモリーを買っておくメリットは特になかったのですが、何となくで選んでしまったのです。高クロックでなければ(とはいえ、それでもDDR4-2400ですが)、随分前に買ったまま放置しているTEAM製のものも残っていますし…。
実は随分前にZ170のマザーボードとLGA1151のPentiumは買ってあり、前述のTEAM製メモリーもありましたので、組み立てようという意志さえあれば直ぐにでもDDR4のPCは組めていたのです。それが何故放置されていたのかといえば、組み立ててしまうともはや新たなPCの置き場がなく、現用のPCのいずれかを解体しなければいけなかったためです。ソフト環境の問題から、直ぐに解体しても良いというPCが無かったのです。
それはともかく、結果論としては気まぐれで買っておいたこのメモリーのおかげで、Ryzen 7 1700の本領を発揮させることが出来た訳で、買っておいて正解でした。今なら同等のメモリーは2倍以上の価格となってしまっていますからね。
抜群のコストパフォーマンス
このメモリーを使って組み立てたRyzen 7 1700のPCについては、同CPUのプレミアムレビューで利用したものとなります。詳細はそちらでご覧いただければと思います。
組み合わせたパーツについては、ビデオカードを除きこの写真に写っているものとなります。
さて、Crucial製のメモリーモジュールといえば、PCメーカーの純正採用も少なくはない、手堅いイメージがあるものですが、Ballistixというサブブランドが冠された製品は高クロックを中心としたゲーマー、オーバークロッカー向けとなる製品群です。今回購入したBallistix Eliteは、大型のヒートスプレッダーや温度センサーを備えた、よりマニア向けという性格が強い製品となります。
これまでDDR3などではオーバークロックメモリーは何度か使ってきましたが、いずれもデフォルトプロファイルではごく普通のクロックで動作して、オーバークロック向けの設定を行うことで高クロック動作が可能となるというものでした。ですから、このメモリーもデフォルトクロックはどうなるのだろうかと思いつつUEFIで確認してみると、最初からDDR4-2666で動作していました。つまり、DDR4-2666(OC)ではなく、ネイティブDDR4-2666だったということです。
最近になって標準プロファイルでDDR4-2666をサポートしたモジュールが出回るようになったと聞いていましたが、この製品もそうであったとは実は全く気付いていませんでした。
特に意識せずに買った品ですが、買っておいて正解だったと思います。
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購入金額
5,550円
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購入日
2017年09月10日
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購入場所
PC Shop ARK
kaerkiさん
2018/01/11
jive9821さん
2018/01/11
プレミアムレビューに選出いただいてからメモリーを買い足そうと思い、あまりの高騰ぶりに驚いて結局手持ちの4GB2枚でレビューを強行してしまいました。
本当はせめて16GBは搭載したかったのですが、Ryzenの場合DDR4-2666で16GBとするためには8GB2枚にする必要がありましたので…。
kensanさん
2018/01/12
jive9821さん
2018/01/12
今日も先ほど別件でPC販売店に行っていたのですが、特にDDR4は驚くほど高騰していますね。
特にメモリーとビデオカードはかなりの値上がりとなっていますので、折角HDDの値段が落ち着いてきても総額はかなり高く付いてしまいそうです。
ちなみに、ビデオカードについては、先ほど慌ててGeForce GTX 1060の中古品を手配しました…。