レビューメディア「ジグソー」

イロイロ愛されている彼女が解る

芋づる式洲崎綾 Part5」。Webラジオのキャラクターの面白さと天使の歌声のギャップ萌えですっかりファンになった洲崎綾(あやちゃん/ぺっちゃん/あやっぺ)関連。12月といえばあやちゃんのバースデイということで、それに向けてこの1年で増えてきた彼女の直接参加した作品や楽曲、ラジオCDなどから、参加作品の主題歌や演じたキャラクターのグッズ、イベントグッズなどの関連商品まで芋づる式にご紹介するシリーズレビューの5回目のラスト。

 

あやちゃんはちょうどクリスマスの日(12月25日)が誕生日なんだけれど、昨年(2016年)30歳になった(1986年生まれ)。そのネクストステージ到達=三十路誕生日?を祝って企画されたのが「洲崎綾クリスマスパーティー~バースデーイブ2016~」というイベント。実際の誕生日前日である2016年12月24日にニッショーホールで開催された。

 

ちょうどこの日は2部構成で、昼の部?としては「洲崎西」の相方であるあっちゃん(西明日香)の「西明日香クリスマスショー」があったのだが、夕方の部として「洲崎綾クリスマスパーティー~バースデーイブ2016~」が行われた。

 

ま、生誕祭やバースデーイベントというのはやる人も多く、シーサイド・コミュニケーションズ関係の声優だとあっちゃんの他にもゆっこさん(巽悠衣子)やへごちん(大橋彩香)も何度か開催している(へごちんはシーサイド企画ではなくレーベル主導の大掛かりなものだれれど)。

 

でもあやちゃんはこれが初めてだったかな。

 

ただ区切りの30歳ということで、結構全力で力が入ったイベントになった。

 

そもそも開演前に入る諸注意などの影ナレというか前説がいつもと違う。普段ならあやちゃんが諸注意読み上げたあと「もうすぐ始まるから待っててねー」とか言って締めるのだが、そもそも声が男声。その軽妙な語り口は、キルラキルで共演し、その関連ラジオ「キルラキルラジオ」

で当時新人扱いだったあやちゃんとペアを組んだ大御所三木眞一郎!!!

 

そんな期待させる導入で開幕(残念ながらこの影ナレ、DVDには収録されていない)。

 

登場するとあやちゃんは当日のイベントT着用、そしてイベント物販のバッグを肩から掛けた状態で登場。

 

ここで先ほどの前説に触れ、「実はその台本を今日本一忙しい劇作家、中島かずきさんにお願いして!(キルラキルの脚本家)」と明かす。そして着用しているイベントTや持ってきたバッグのデザインはキルラキルのキャラクターデザイン&作画監督すしおさんがデザインしてくれたもので、Tシャツはラジオで話した幼少時からのエピソードが詰まったモノ、バッグは愛猫「ごえもん」の一番かわいいポーズを描いてくれたモノであることなどを披露。そもそも三木さんの前説も、すしおさんがあやちゃんのイベントグッズのデザインをしているのを聞いて、三木さんの方から「前説やろうか?」と言ってくれたのものらしい。さらに、メモリアルフォトブック

の特典CDに含まれる楽曲は、あやちゃんが初めて主役に抜擢された「たまこまーけっと」の主題歌「ドラマチックマーケットライド」や、そのアニメの映画版「たまこラブストーリー」の主題歌「プリンシプル」のを作った藤本巧一の曲で、あやちゃん自身が詞を書いたものであると話す。仕事を一緒にした人達から、かわいがられるあやちゃん。それは彼女の仕事に対する姿勢が引き起こすものなんだろうけれど、それが彼女の一番の「才能」なのかも知れない。

洲崎綾メモリアルフォトブック「Campus」の話をするあやちゃん
洲崎綾メモリアルフォトブック「Campus」の話をするあやちゃん

 

この日は北海道が大雪で、「北海道から来てくれた人居る?」と観客を気遣いつつ、「この忙しい時期にさ、マ、相手が居るのかわかんないですけれども(←disは忘れないw)、ホントにこの年の瀬にニッショーホールに来てくれてありがとうございます!」と始まったイベント。

 

まず、そのメモリアルフォトブックに合わせて自身の幼少期の金沢の話とか、なかなか芽が出ず養成所の仲間が在学中もどんどん事務所に採用されていくのを尻目に6年も養成所に通い続けたこと、事務所に受かった後も作品のオーディションに落ち続けたこと、そしてその後「たまこまーけっと」に受かってから激変した生活などが語られた「洲崎綾ヒストリー」。このコーナーはシーサイド・コミュニケーションズの社長植木さんが司会。この世界、結構「運」なので、出逢う作品やタイミング、共演者やプロダクションなどの関係で、実力以上に評価されることもあれば、自分が直接関係がないところで評価が低くなるケースもある。あやちゃんはたまこやマコ、美波や閑といった当たり役に巡り合えているので、運がないわけではないだろうが、デビュー後一足飛びに主役抜擢&事務所最推し待遇...というわけではなくて、下積みの時代を経ている。でもそれが「できることなら、いろんなことに挑戦しよう」と、仕事を選ばないスタンスに影響しているのかなって。

植木さんが司会をしながらメモリアルフォトブックの写真から想い出を振り返る
植木さんが司会をしながらメモリアルフォトブックの写真から想い出を振り返る

 

つづいては「バースデーパート」としてケーキ入刀...ならぬ入場。ワゴンを押してきたのは「洲崎西」での相方あっちゃん

サンタスタイルのあっちゃん登場
サンタスタイルのあっちゃん登場

 

ここニッショーホールは、洲崎西としての初の単独イベント「養豚場ミーティング2014 ~真夏の盛りガール! WOW! !」

を開催した場所。その時は「会場で花火やりたい!」と二人が言うのに対して、ニッショーホールは別名「日本消防会館」、つまり消防庁関係の施設で火気厳禁だとたしなめられたが、この日は許可をもらってケーキのろうそくに火を灯し、会場のみんなでバースデーソングでお祝い。

ろうそくは大きなの3本。30本でなくホント良かったってw
ろうそくは大きなの3本。「30本でなくホント良かった」ってw

 

つづいてあっちゃんを相手にトーク。...聖なる夜に、あやちゃんの節目の誕生日で、フォトブックにからめて、まだ声優を目指していたころの努力や、主役に抜擢され夢が叶う前までの下積みの話など、清らかな話をしていたはずが.....このコンビになるとイロイロ非道いwww あっちゃんが「今までイカツイ人が好きだったのに~「逃げ恥」を見てから...DTっぽい人が好き~..」ってオイオイオイw あやちゃんが「(自分の生誕祭だから)口を慎め~」といったあと、その直後に会場指さして「ほら、DTみたいなヤツいっぱいいるぢゃんか」ってコラコラコラww

 

次は「洲崎綾20代最後のチャレンジ!」で、“若手声優がやりそうなことを20代のうちに全力でやっておこう”という企画。

 

・フラフープを10秒回す⇒×

・会場のお客さんを手品で驚かせる⇒一度失敗するも○

 

フラフープでは「腰を使え!」と客から声が掛けられ、「なんて気持ち悪いバースデー企画」って。

↓ストン↓...静止画で見ても回せるケハイが全くないw
↓ストン↓...静止画で見ても回せるケハイが全くないw

 

つづいて会場で事前に採ったアンケートに対する回答。「お悩み相談」とか「解決してホシイこと」等に応える感じ。「女性から「いい人」止まりで終わってしまいます、どうすれば良いでしょうか」と言う質問には「(時期的に)とりあえずクリスマスプレゼント贈ってみたら?」「私が、いい人止まりの人からプレゼントもらってどうか?」「いや、うれしいよ」...と、会場も700人のキャパなので客席とのやりとりもしつつ答えるあやちゃん..ここで客席から「たまるしからでも?」と仲のよい男性声優田丸篤志が引き合いに...するとあやちゃん、「田丸!ねぇ、聞いてよ!今日アイツ呼んだんだけど来ねえでやんの!」「クッソー!田丸のくせに!」ってwww たまるし、いろいろドンマイ!

 

つぎのコーナーは「手紙」。あっちゃん登場以来、明るい一辺倒だった空気が、ここから一変する....ハズが何度か入り損ねるw 「いつもファンレターをいただくので、こうした節目の年にしっかりと想いを伝えることが出来たらなと(手紙を)書いてきました」⇒「...っと手紙、どこ行った?」ってwww「あった、あった、あった」で「良いムードがぶちこわしだよぉ」と言いながら入ろうとすると、ここでBGMが。それが、あまりにも典型的な告白シーンや回想シーンに使われるような曲だったので、「この音楽なに?」「なんか昭和だよねー」....でも手紙の中身は、林原めぐみに憧れて声優を目指したこと、東京に出るまでの葛藤、養成所での仲間との出逢い、そして運命のキャラクター=初主役の「たまこ(たまこまーけっと)」との巡り合いが語られ、自分を支えてくれるファンへの想い溢れる良い手紙だったのだけれど。ちょっとウルっと来ながら読み上げたあやちゃんが、読み終わると「なんかバズカシー!」

 

つづいて写真集付属CDから「」。前の「手紙」の想いを引きずって声は震えていたけれど、たぶん他では歌うことのない大好きなこの曲を聴けたのは嬉しかった。

当然みんなペンライト所持w(シーサイド系イベントなので発色は緑)
当然みんなペンライト所持w(シーサイド系イベントなので発色は緑)

 

想い溢れて終わるなり「わー、なにを言ったらいいンだろう、ぜんぜんわかんない」って、ちょっと聴牌るあやちゃん。その後この曲「空」を作った経緯や、自身で書いた詞に関することが語られたあと、エンディング。

 

エンディングでは、あっちゃん再び登場してプレゼントを渡したりした、ほっこりしたイベント。

毎年やるようなイベントではないけれど、5年ピッチでも良いからやってホシイなー
毎年やるようなイベントではないけれど、何年か置きも良いからやってホシイなー

 

シーサイド系で、あっちゃんも出てくるので、ナナロク

よりは毒多めだったけれど、それも彼女のキャラなので!

 


 

 

かれこれ1ヵ月半!にわたってレビューしてきた5回目の「芋づる式洲崎綾」も、ちょうど一年前のあやちゃんのバースデーイベントまでご紹介したので、とりま終了。

 

去年は夏(Part3)と暮れ(Part4)に2回やったけれど、今年は一回にしたら終わらない終わらない。全然触れられなかったものだけでも、1000ちゃん系とかトリニティセブン系とか、二瓶先生系とか、デレマス界隈とか、ま~だま~だある。

 

来年は2回やる.....?かもしれません。

 

ンでは、あやちゃん、誕生日おめでとう!

 

【収録内容】

1. OPENING

2. 洲崎綾ヒストリー

3. バースデーパート

4. 洲崎綾20代最後のチャレンジ!

5. アンケートコーナー

6. 手紙~ライブパート「空」

7. ENDING

 

・BONUS TRACK:Back Stage Vision

更新: 2017/12/22
洲崎綾推し的オススメ度

想い溢れる、生「空」が聴けたのがサイコー!!!!

音楽に対しては本格派(生バンド好き)の植木さんと言えども、さすがに1曲だけでは伴奏は録音済み音源だったが(←昔なら「テープ」と言えたけれど、いまはなんて言うンだろ)、大好きなこの曲の生歌は沁みた。純粋な出来的にはイヤモニもなくて「完調」ではなかったけれど、「想い」が、ね。

  • 購入金額

    4,500円

  • 購入日

    2017年08月20日

  • 購入場所

    洲崎西のへ~赤いりんごに豚よせて~ 会場物販

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