「新たなパソコン環境の為に選んだサブモニターは、EIZOでした」
泣く子も黙るEIZOモニター。
以前から、サブモニター用にも、それなりに良いものをと思っていただけに、エントリーモデルでも構わないので、どうしてもEIZO製のものが欲しかったのだ。
で、コストを重視つつも、今回こだわった点はこちら!
・なにがなんでもIPS液晶
・とにかく発色のよいもの
・HDMI端子が多め
・リモコンがついてる!(かなり重要)
・メーカーのサポートがしっかりしている
地味な内容だけど、特にメーカーサポートは某4Kモニターの会社は正直よくなかったんで……。割と肝心なところでもある。
このモニターはFHDでゲームや動画再生などに使えるようにという目的で選んだ。
PCでゲーミングと言えば、「120Hz以上~」とか「応答速度1ms」といった基本性能や、「GSYNC」や「FreeSync」といった便利機能などが欲しいが、私がやりたいゲームは、PCとコンシューマゲーム機が半々といったところなので、これら必須でないものは全てカットした。
コンシューマでは長きに渡り、FHD以下で60Hzな環境で普及しているため、まだしばらくはそれ以上の解像度を望む必要はない(次なるは4Kだが4Kモニター環境もあるので問題なし)
ちょっとした文章を書いたり、動画を編集したりを、4Kモニターのメインマシンで行っているため、サブマシンでは気分転換にゲームをしたり、動画を再生させたりといったことをしている。そんな用途にぴったりなモニターが欲しかったのだ。
このモニターはエンターテインメントモニターと銘打っているので、動画やゲームに適しているということなのだが、メインの4Kモニターもゲーミングモニターを銘打っている。性能差が気になるところだ。
そこでHDMI分配器で同時にゲーム画面を表示させて、遅延がないかを確認してみた。
表示の低遅延(0.05フレーム未満)を謳う「FS2434-R」と、後発の4Kゲーミングモニター「PG27AQ」で、1/60秒単位での遅延は動画で記録できなかった。
が、目で見るとちゃんとFS2434-Rの方がほんの少しだけ速く表示されているので、かなり厳しいけど古いシューティングや格ゲーを嗜む私としては買ってよかったんじゃないかと思っている。
EIZOの画質は、モードにもよるが白が明るみをもっていて映像に温かみが出る。コンシューマゲームのような原色が多めのタイトルには向いているかもしれないな。
安心と信頼のEIZOに抜かりなし!
すっかりEIZOという名前で定着しているが、CRTの頃は「NANAO」で名を馳せていた会社だ。
昔からサポートの質には定評がある(が、その分お高い)ので有名だったが、エントリーモデルである、このモニターにおいてもそれは例外ではない。
(製品ページより)
国内生産&充実した5年間保証
・保証期間内の修理費用が無償
・保証期間内の引き取り料金も無償
・修理期間中は無償で貸出機をお貸出し
※ただし使用時間は30,000時間以内に限ります。
また、無輝点保証対象にもなっていて、液晶パネルにつきものの輝点があった場合には、購入後6か月以内であれば無償で液晶パネル交換をしてくれる!
という手厚い保証があるので、ショップでわざわざモニターの保証などに頼ることもない。
万が一の時の煩わしさがないというのは、忙しい社会人にとってありがたい事この上ないのだ。
FHD解像度の限界も見えてきている
FHD解像度と4K解像度、この2つを間近で比較すると色々と見えてくる。
左がFS2434-Rで、右が27インチ4Kモニターだ。似たようなレイアウトにしてみて気づくのが、
4K解像度の良い点が
・フォントが綺麗
・巨大な画像が綺麗
・アプリの作業領域が大きく取れる
個人差はあるだろうが、私が4Kモニターをしばらく使ってみて思ったことだ。そして、FHDの劣る点は、まさにこれを逆にしたようなもので
・フォントが粗い
・巨大な画像が綺麗に表示できない
・作業領域がアプリで取り合いになる
たとえ、EIZOのモニターといえども、発売して数年も経つと、4Kモニターの質がなんであれ、このような印象を受けるようになった。そろそろFHD環境から移行しなくてはならないとは思うのだけれど、各社4KモニターでEIZOの目指すクォリティを出すようになるまでにはまだまだ時間が掛かる。
使い勝手の良さは流石という感じ
使ってみて、直ぐに2つのいい点がわかった。
1.リモコンはやっぱり便利!
HDMI*2、DVI*2と、多くの入力を持つ、このモニターにおいて、いちいちモニターに手を伸ばして入力切替するというのはナンセンス。とはいえ自動認識ではちょっと不便なところもあるのでやはり手動で切り替えるしかないのだけど……。
そんな時はリモコンがあれば問題解決!
見ての通り複雑すぎず、かつリモコン一つで入力切替・モード切替といった機能がワンボタンでできるだけでなく、各種設定変更なんかもすべてできる(ボリュームボタンも何気に有難い)
なので、様々な用途に使うサブモニターとして、リモコンがあるのはとても便利だという事!
2.明るさセンサーで目に優しい調光機能
モニター前面の、一番左に謎のセンサーのようなものがあるが、こいつが調光センサーだ。部屋の中の明るさを感知して、自動的にモニターを調光してくれる。これもとても有難い。
この2つはテレビではおなじみの機能ではあるけれど、PCモニターでは何気にこの辺の機能はカットされている事も多い。それが標準で付いているのは私にとってプラス要素だった。
買ってすぐ使える!
箱を開封して感心したのは、エントリーモデルであっても手を抜かないメーカーの強い姿勢。
<付属品の数々>
・DVIケーブル
・HDMIケーブル
・音声ケーブル
・USBケーブル
・電源ケーブル
・リモコン
と多彩な付属品が付いてくる。
初めてパソコンを買った人が選んだとしても困る事はないだろう。付属品は、あればあるに越したことはない。
パソコンに慣れてる人でも困りはしないにしても、
「コストダウンの為なんだろうけどな~アレは入れてほしかった」
なんて愚痴を入れたくなるものだけど、EIZOの製品は決してユーザーをガッカリさせない。
更に、Amazonで購入すると更にクリーナーまで付いてくる!
(正直うらやましい)
至れり尽くせりである。
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購入金額
38,780円
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購入日
2017年12月09日
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購入場所
ヨドバシカメラ
きっちょむさん
2017/12/16
ポン酢レッサさん
2017/12/16
憧れのEIZOのIPSモニターがお手頃に買えてとても嬉しいですよ。お見せできませんが動画なんかも綺麗で、売り場では一番目立ってました!
アラクレさん
2017/12/16
-Rがつく前から気になっていましたが、
高かったので検討にすらできませんでしたわ・・・
ポン酢レッサさん
2017/12/16
憧れのEIZO、だいぶ値段が落ちていたので今だと思いきりました!
ガチゲーミングモニターには負けますが、総合力で競う感じなのは健在で安心です。でも、どんなにいいモニターにしてもPUBGの腕はなかなか上がりません(´・ω・`)