※ITPROTECH 製品ページより引用

とにかく動画の対応フォーマットが多く、手持ちの動画はほぼ再生できる感じなので、わざわざ変換し直す必要は無さそうです。

惜しむらくはメディアスロットが MicroSDカードスロットしかなく、USB接続可能記録メディアが USBフラッシュメモリ、USB外付けHDD、USB外付けSSDしか無い事です。

カメラで撮影した画像や動画をこちらで使ってみたいと思っていたのですが、SDカードを使用しているカメラばかりですのでこのままでは使用できません。

対応にはありませんが USB接続のカードリーダーが使えるか試してみたいと思います。

箱を開けるとケーブルがどっさり入ってます(^^;

ケーブル類だけで、HDMIケーブル、コンポジットケーブル、PC接続用USBケーブル、LANケーブル、専用ACアダプタ、 専用シガー電源アダプタ、UCB-DC電源ケーブルが入っています。

本体の天板には「JUST. SYSTEMS」のロゴが入っています。

端子類は前後側面にあり

端子に名称が表示されていて分かり易いですね。もっとも、形状でほとんど見れば分かると思いますが。

USB端子は USB2.0ですが、メディアプレーヤーという事を考えれば速度的にも問題ないでしょう。

一方、本品をストレージとして使う時には USB3.1 Gen1/USB3.0ですので、高速アクセスする事が出来ます。

ストレージとして使う事や持ち運びを考えると内蔵させるなら高速な SSDを入れたいところですね。

本体にはボタン類はありませんので、操作は全て付属のリモコンで行ないます。

単四電池 2本を別途用意する必要があります。

ボタン類も大体見れば分かると思いますが、上にある四色のボタンはホーム画面で表示される「ファイル：レッド」「ビデオ：グリーン」「ピクチャ：イエロー」「ミュージック：ブルー」に対応しており、他のメディア一覧表示からでもワンアクションで移る事が出来ます。

実際にモバイル時を想定し USBメモリと

モバイルバッテリーを接続し、

モバイルモニターに接続してみました。

これで場所にとらわれず、どこでも使えます。

上記が起動後のホーム画面ですが、一番右の「セットアップ」で行なえる設定は以下の通りです。

システム

ネットワーク

オーディオ

映像

LANケーブルをネットワークに接続し、設定を行なう事でネットワーク上にあるメディアを再生したり本品を簡易NASとして使う事が出来ます。

リモコンを操作し、ホーム画面でビデオを選択するとデバイスの一覧が表示されます。

内蔵ドライブを搭載していたり microSDカードを挿した場合はそれぞれ「内蔵ドライブ」「microSDカード」と一覧に表示されます。

今回は USBドライブに接続した USBメモリなので、「USBドライブ」を選択します。

LINUXベースだそうで、以降フォルダ分けされていればフォルダ名とファイル名が一覧表示されます。

今回はルート上にそのままファイルを置いているので、再生可能なビデオファイルの一覧が表示されます。

一覧表示は「サムネイル表示」「リスト表示」「プレビュー表示」が出来、リモコンの［menu］ボタンを押すとサブメニューが表示されるので、リストより選択します。

また、最初にホーム画面で「ビデオ」を選択しファイル一覧を表示させましたが、同じサブメニューで「全メディア（ファイル）」「ビデオ（ビデオ）」「画像（ビクチャ）」「音楽（ミュージック）」のファイル一覧に切替える事が出来ます。

「ビデオ」「プレビュー表示」

「全メディア」「リスト表示」

リストよりファイルを選択し再生を行なうと、デフォルトでは再生が終了すると続いて次のファイルが再生されます。

現在再生されているファイルの確認はリモコンの[Info]ボタンを押すとファイル情報が表示されます。

まず当初使えるかどうか分からなかった SDカードリーダーを使えるかどうか試してみました。

先ほどの USBメモリーの代わりに SDカードを装着したカードリーダーを挿し、メディアプレーヤーを起動させます。

（記録メディアの抜き差しの際には、必ず電源を切るように注意書きがあります）

無事 SDカードが認識されました＼(^o^)／

しっかりフォルダも認識されており、画面下にはフォルダ名（黄色線）が表示されています。

microSDカードスロットで無く SDカードスロットが本体に搭載されていれば、一番問題なかったんですけどね。

それと USB2.0でさほど問題はないと思っていたのですが、昨今のビデオカメラで撮影した映像は解像度が高くそのまま再生しようとすると時々カクつく事がありました。

確証はありませんが転送速度の問題である事は容易に想像がつき、やっぱり外付け用の USB端子も USB3.0に対応してくれていた方が良かったですね。

ちなみに DVD画質（720ｘ480dot）の動画ではスムースに再生できています。

再生できる動画の対応フォーマットが多く良かったのですが操作性はイマイチで、ファイル一覧時のソートの方法が選べなかったりして目的のファイルを探すのがちょっと面倒だったりします。

この辺はファイル名やフォルダ名の付け方を工夫するなど運用面でカバーが必要で、ネットワーク機能があったり外部ストレージになったりと便利な反面、全体的に機械に弱い人には使いこなすのが難しいメディアプレーヤーでもあると思います。

長らく内蔵ストレージを装備しなかったためにほとんど使用していませんでしたが、昨今 SSDが安くなってきており、先日とうとう 960GBの SSDが 1万円を切って販売されているのを見かけたので購入しました。

そして届いて早々に取付けました。

側面にあるネジを外して引き抜くのですが、引き抜くためのツメ等は無くこの作業が一番苦労しました(^^;

SSDの端子の口の向きを確認して装着し

手持ちで一番頭の小さいネジで留めました。

が、ここで問題発生。

これでもネジの頭が大き過ぎる様で元に戻せません。

2年近くも前に購入した製品でしたが、なんとか元の箱を見つけ出し添付物を確認すると、小さいドライバーと共にネジが入っていました！

私が最初出してきたネジは、デスクトップPC用のネジセットの中にあった奴で、全然ヘッドのサイズが違いますね(^^;

この後無事に元に戻せました。

そしてデスクトップPCに USB3.0接続して動画を移しましたが快適な速度で転送出来、高解像度の動画もスムースに再生出来ています。

以前に旅行に持っていき SDカード経由が面倒で結局観る事無く帰ってきましたが、SSDに入れた事で暇な時に PCモニターに接続して時々動画鑑賞しています。

もっとも PCモニターで観るなら、PCに USB3.0接続して外付けストレージとして使えば PC内で完結しますが、まぁモニターにリモコンも付いているし折角なので(^^;

今後の旅行で車の後部座席で息子が快適に観られるとも思っていたのですが、今年は娘と息子がダブル受験で旅行が危うい。

そして息子も高校生になるので一緒に旅行にも行かなくなるのかなぁ．．．．

まぁ夫婦で行く旅行先でテレビに繋いで観る事が出来るので、SSDに一旦は入れた息子しか見ない様な動画は削除しちゃうかな。