毎年、この季節になるとPCをよく使っているせいか部屋が異常乾燥してしまいます。
具体的には常に24時間 湿度計の表示がLL%になります(20%未満という意味)
異常乾燥が原因で喉をやられ、しまいには中耳炎へと移行する事が毎年繰り返し何度も起きている為にいい加減に加湿器を導入する事を決定したのだった。
OCer清水氏が自宅でも愛用しているという象印のスチーム加湿器が良さげだったので、本機を選択。
本機の選択理由
・噴霧機能が高性能な割には比較的場所を取らずコンパクトな方。
・スチーム式なので超音波式と違って白い粉(カルキやミネラル)が周囲にまとわりつかない。
・象印ポットとほぼ同じ構造なので清掃が容易、フィルター交換不要。
欠点
・電気代が月に4千円上がるらしい(のど炎症や中耳炎の治療費を考えれば安いけれども)
・沸騰音がコポコポうるさい(私は全く気にならないタイプなので問題ない)
以上のメリットとデメリットを把握した上での購入でした。
数日間使ってみて……
満水にして寝る前にスイッチオンしておくと、翌朝には空っぽになってる!
でも、喉が痛くない! 久々に快適な目覚め!!
あまりにも部屋が乾燥しているとひかえめモードでも沸騰しっぱなしになります。
冷たい床も本機周辺は比較的ゆったり暖まるので補助的な暖房器具代わりにもなります。
ただし、PCみたいに複数の熱源がある部屋で用いると本機は余計な熱源に感じる場合もあるでしょうね。その場合は「弱」モードでの運用をオススメします。高出力な熱源が既に複数ある部屋の場合は本機みたいなスチーム式よりも他の気化式を採用した加湿器の方が望ましいかもしれませんがスペースを取るのが問題かもしれません。
外気温10.7℃ 外湿度74%
本加湿器を稼働して2時間ほど経った部屋
27.3℃ 29%
本機はクリーンな水蒸気を出せるのが何よりのメリットでしょうね。
購入してから1ヶ月以上経過後
現在は「弱」モードオンリーで使用しています。この方が電気代節約と手間を最小限に省けるからです。部屋の湿度はLL%より上には上がりませんが、喉をやられることはなくなったのでこれで良しとします。
一日経てばほぼ空っぽになって自動的に動作を停止するので、僅かに残った水を捨てた上で新たに水道水を補充します。
水道の蛇口から桶で補充すると手間と時間がかかるので、お風呂場のシャワーヘッドを利用して本機に注いでいます。ホースでも良いかもしれません。2Lペットボトルに詰めた水を継ぎ足すのも手ですが、残留して濃縮したカルキやミネラルがたまってこびり付くリスクが高くなるので、残り水を捨てる習慣にした方が良いと思われます。一応マニュアルにも補充する前に残り水は必ず捨てるようにとありますし。
喉をやられる事が全く無くなったので本機を購入した価値は大いにありました。
マグネットプラグを一旦外して、再び接続しても弱モード固定のままに出来れば満点
本体との電源コードの間には電気ポット特有のマグネット式プラグを備えています。
補充のためにマグネットプラグをいったん外し、本機を水場へ運んで水道水を補充し終え、マグネットプラグを接続すると、運転モードは初期化されてスイッチがオフのままになっているのが実に面倒ですね。
毎日、補充する度に 入スイッチを5回押して弱モードにする必要があるのが非合理的だと感じます。
ここだけ何とかならななかったのでしょうか?
ボタン電池を入れてでもモードを記憶してくれれば有り難かったのですが。
惜しい! 実に惜しいです!
お手入れ方法
カルキ除去には一般的なポットと同じくクエン酸を用いるとのこと。
説明書には泡や吹きこぼれの原因になるから純正のクエン酸を使うようにと書かれていたけど、ダメ元で100均一で買ってきたクエン酸を使い喫水線まで水を入れて、電源投入後、クエン酸洗浄ボタンを長押ししてみた。
約1時間半後、クエン酸洗浄終了のランプが点灯したが、開けてみるとカルキ除去の効果はいまいち。
純正だと1回辺り30g包なので、100均のクエン酸も30gでやってみたが濃度が足りないらしい。
100均一クエン酸のラベルに書かれている通り1回50gでやってみたら、やっと効果出てきた。さらにそのまま1時間ほど放置するのが良さそう。
あまりやり過ぎるとフッ素コーティングが剥がれる恐れがあるかもしれない。
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購入金額
12,810円
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購入日
2017年11月24日
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購入場所
楽天
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