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レンズスタイルカメラでスマホ連携せずに撮影【其の一】

レンズスタイルカメラは

 

スマホと連携させレンズと液晶を分離させる事で新たな撮影スタイルを楽しめますが、一番の弱点がカメラの電源を入れてもすぐに撮影が出来ない事です。

 

カメラの電源を入れてから、スマホと連携させアプリが起動して撮影できるまで 10秒位かかってしまいます。

カメラの起動自体は速く本体にシャッター(レリーズ)ボタンがあるのでで単体で撮影は出来るのですが、液晶が無いのでどの様に撮れるか分かりません。

ファインダーがあれば良いのですが、その様なオプションは無くホットシューも無いので汎用のファインダーを着ける事も出来ません。

 

着けられないのなら着けられるようにしようと二案考えた内の一つが、今回の C型ブラケットを使う方法です。

市販品を使いファインダーを装着する方法です。

もう一案は多少手を加える方法を考えましたので、出来上がりましたら別途公開します。

 

C型ブラケットを探すと今回必要のないストロボスタンドが無くもう少し安いモノもあったのですが、ブラケット自体をグリップ代わりにしたくアームにウレタンが巻かれていた本品の購入を決めました。

まずはモノを見ていきます。

更新: 2017/10/30

【外 観】

ストロボスタンドとセットになっていますが、今回は利用しません。

ちなみにストロボスタンドの底面に三脚穴があり、ストロボなどを載せたまま三脚にセットする事ができます。

Z型プレートとシューマウントは移動させるだけでなく、ネジを抜き去ることも出来ます。

次の様な使い方が一般的でしょう。

カメラにはファインダーが無いのでシャッターボタンを押しやすい様に C型ブレケットの位置を向かって右に装着しましたが、ファインダー付きのカメラで右目で覗く人はアームがジャマになるので反対側に着けた方が良いかもしれません。

長い望遠レンズ等を使用する場合は、Z型プレートを 90度回転させレンズの上にストロボがくる様に使う人もいるようです。

更新: 2017/10/30

【レンズスタイルカメラとファインダーを装着】

まずファインダーですが、当初はスポーツファインダーと呼ばれる簡易的なモノを調達しようとしたのですが、逆に古いカメラ用の中古なのに高価なモノしか見つけられませんでした。

サードパーティ製の光学ファインダーの方が安く、コンパクトでしたので今回はこちらを用意しました。

 

覗くと 28mm/35mm/45mm の画角が分かるようになっています。

こちらを通常通り上に着けてしまうとカメラと距離が離れてしまうので、下向きに装着します。

まぁこれでも使えますが、出来るだけコンパクトにまとめたい。

試しに Z型プレートを 90度回転させてやるとこんな感じです。

ファインダーが後ろ過ぎて、ファインダーからカメラがよく見えます(^^;

元々購入を決めた時から矢印の所にカメラを載せるつもりだったのですが、ここで計算外の出来事が....

 

カメラのサイズとファインダーのサイズから内側に収まると思っていたのですが、シューマウントの高さ分を計算しておらず 3mmくらい干渉してしまい、矢印の場所にカメラを載せられません。

 

そこで薄いシューマウントを探したところ次のモノが見つかりました。

 

普通のシューマウントはネジの受けになっている事が多いのですが、こちらは真ん中に穴が空いており付属のネジで留める様になっています。

今回の場合、下側に薄手のシューマウント、上に付属のシューマウントを装着することでいけると思ったのですが、付属の長いネジでは固定するのがギリギリで余裕がありません。

そこでここに使えそうな長い 1/4インチネジを探したのですが、見つかりません。

 

しばらくどうしようか悩んでいたのですが、要は薄いシューマウントを固定したいだけだった事に気付き普通のネジで固定する事にしました。

使用したのは自転車いじりの時に購入したネジ類です。

 

六角穴付きの 5mm径で 15mmの長さのボルトとワッシャー、スプリングワッシャー、ナットを使います。

ボルトの頭も飛び出さず

スプリングワッシャーを挟んでいるので緩みません。

 

そしてもう一つの課題が、カメラを載せる場所なのですがウレタンに干渉してしまいネジの締め付け具合によりカメラが少し傾いてしまいます。

同じウレタン素材のモノを敷いてみたのですが、強く締め付けると C型ブレケットの緩いカーブに干渉してやはり少し傾いてしまうようです。

そこで、ゴム素材でカーブに干渉しない厚さのモノを手持ちで探すと、自転車のハンドルバーに固定するスマホスタンドに付属していた厚さ調整用のゴムがピッタリでした。

真ん中に穴を空けネジを通し、固定はバッチリです。

 

そして光学ファインダーとカメラを装着すると

コンマ何mmという程度のすき間しか空きませんがバッチリです。

ファインダー位置がちょっと前になってしまうので、頬をカメラに押し付ける事になってしまいますが、ファインダーはしっかり覗けます。

またブラケットの上部が完全な水平で無くファインダーを覗いた時と実際の画像のズレがあるため、矢印の部分にゴムなどを挟んでしっかり水平を出す必要があります。

シューマウント固定のネジを長いモノに替えたのもこのせいです。

 

とりあえずスマホを使わず、これでカメラだけで使える様になりましたが、思っていた以上に嵩張るので第二案の工作を伴う方法も試してみる事にします。

更新: 2017/10/30
総評

使い方は利用者次第

この手のブラケット等はそのまま使うのではなく自分の使い方に合わせて組合せたりして使うモノだと思うので、当初の思惑通りに使えなかった事には不満はありません。

 

出来れば C型ブラケットの上端と下端がしっかり水平になっていれば満足だったのですが。

あと付属のシューマウントのネジ受けが金属製で無くプラスチックそのままだったのも残念です。

ただ値段から考えれば、価格相応といったところでしょうか。

  • 購入金額

    1,880円

  • 購入日

    2017年10月24日

  • 購入場所

    Amazon

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