この時は購入をにらんだ試聴を繰り返していたので、あまりたくさんのノベルティはゲットしておらず、ステッカー類などのここに登録するほどでも...のもの以外ではほぼ唯一のもの。
...ただしこれは情報が出てからは「狙いに」行った。
SHUREのフライトケース....と言っても洋服を入れたりする「旅行鞄」の方ではなく、機材の空輸など使う「フライトケース」のミニチュア。一般的にミュージシャンの飛行機移動では、機内持ち込みできないサイズの楽器類やアンプ類などは機内預入荷物となるが、楽器などの繊細なものを運ぶにもかかわらず、フォークリフトでガーーッッ、仕分け機でドスン、ベルトコンベアでガタガタ...と空港内の機内預入荷物の扱いは決して「丁重」ではない。そのため、楽器や機材が損傷しないように、合皮貼りの集積材の板をアルミフレームで囲い、四隅に鉄の増強をして、内側には分厚く衝撃吸収用スポンジを敷き詰めた「フライトケース」に入れて輸送する。使用時には、これに容赦なく目的地空港のラベルが貼られたりするので、コンサートのPAの裏とか、キーボードやドラムスのように道具立てが大きいパートの後ろあたりに、ラベルがペタペタ貼られている(しかも半分くらいは剥げかけ)の銀枠で黒っぽいゴツイ箱が積み上げられているのを見たことがある人も多いはず。
それを模したケースが本品。大きさ的には11×9×5cmくらいのもので、そんなに大きなものではない。しかし、「イヤホンケース」と考えれば十分な大きさで、CIEMや大型のリケーブル対応イヤホンをしまったり、高級になると途端にぶっとくなるリケーブル用ケーブルなんかをしまうのにちょうどよいかな。と思って。入手条件は当時新発売だったLightning⇔MMCXケーブルの試聴とその写真のSNSアップ。
iPhoneが7世代からイヤホンジャックがなくなったので、音楽などを聴くにはBluetoothのような無線に逃げるか、Lightning端子にLightning⇔3.5mmジャック変換ケーブルを使うしかなくなった。今までSHUREの有線イヤホンを使っていた人は後者しかないのだが、あのSHURE独特の決してスマートとは言えないゴツめのL字プラグが、Lightning端子から生えた変換ケーブルに刺さっているのは見た目があまり良くない。あとせっかくiPhone側端子として高機能なLightning端子をつぶすのに、付加価値なしかよ...というのもあって?SHUREが企画したリモート+マイクLightningアクセサリーケーブルが「RMCE‐LTG」。
これはLightning⇔MMCXのケーブルであるとともに、3ボタン式リモートコントローラーとマイクがついているので、音楽等の再生停止や通話、それにSiriの音声コントロールにも使えるもの。ケーブル素材は特記がないので、一般的な銅線なんだろうけれど、これだけのコントロール機能があって、SHUREに限らずMMCX対応イヤホンでは使用できるとなれば、結構イイじゃん?
名古屋のポタフェスではその展示があり、それを装着した画像をSNSに上げれば、このケースゲットと言うことで、普段ほとんど持ち歩かない自分のSE215 Special Edition
を連れ出してゲットしたもの。...で、フライトケースの方はしっかりとした造りで、さすがにロックは輸送中に口が開かないように保つネジ式の強固なバタフライ・ロックではなく普通のものだったが、それでも結構へヴィデューティ。表には「SHURE」の凹印が入っている。うれしかったのは、中を開けたらたんまりイヤーチップが入っていたこと。SHUREのステムは「細軸」と呼ばれるもので、他メーカーの多くが採用する5mmΦ前後のものではなく、3.3mm径。当然特殊なサイズなので、種類自体が他のものと比べると少ないし、自分の手持ち的にもあまりない。それがシリコンとフォームの各サイズ、ウレタン系に多段きのこ型と豊富に詰め込まれていた。さらに耳垢クリーニング用ブラシも添付と至れり尽くせり。これらは買うとばら売りでは1対600円以上、纏め売りの1ペア換算でも1対500円程度はするので、ケース目当てでブースに寄ったけれど、イヤーチップだけで完全に元を取った(交通費出た)感じ。もちろんケースの方も言うことなしのもので、CIEMですら2つ入る大きさなので、何にでも使える。これはいいモンもらったなー...
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購入金額
0円
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購入日
2017年06月18日
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購入場所
ポタフェス2017 名古屋 SHURE(完実電気株式会社)ブース
フェレンギさん
2017/09/29
うらやまし〜です。
cybercatさん
2017/09/29