私はPCは原則的に自作する方ですが、オーバークロックなどには特に興味が無く、冷却パーツも必要なレベルで冷却出来ていればそれほどこだわらない方です。
音楽鑑賞用としてもPCを使いますので、出来れば騒音レベルが低い方が有り難いのですが、それもあくまで静かな方が有り難いという程度で、特にこだわっているポイントではありません。
従って、PC数台分のバックアップパーツは常備していながら、ケースファンのストックなどは殆ど持っていません。その様な状況でありながら、先日偶然ストック用に買っておいた12cmファンがあり、結果的にこれが役立つこととなりました。
PCパーツ系のショップでも比較的よく見かける、X-FANブランドのものです。正確には「Xinruilian Electronic」という会社名のようです。
このブランドの冷却ファンは同じ「RDL1225S」という型番であっても、その後の文字により仕様が大きく異なるようです。今回購入した製品には「RDL1225S(17SP)」と書かれていて、
RDL1225=12cm角25mm厚の冷却ファン
S=スリーブベアリング
17=1,700rpm
SP=StaticPressure(静圧羽根形状)
という意味となっているものと思われます。
Antec SOLOのケースファンに
先日メインPCの電源ユニットが故障して、急遽買い置き品と入れ替えたという話を、電源ユニットのレビューで書きました。詳細は、以下の
でご覧いただけます。
このPCのケースとして使っているのは、かなり年季の入ったAntec SOLOなのですが、電源を入れ替えた後の動作確認で、標準装備の背面ケースファンの動きが渋くなっていることが発覚しました。
まだ回転はしているものの、風量を最大にしても緩やかに回っているという程度なのです。
ただでさえエアフローは決して良くないケースですので、これを放置すると内部温度にかなり響くということで、ケースファンも交換することにしました。そして、このケースファンが丁度12cm角だったのです。
標準装着のファンは風量を3段階で可変出来るもの(Antec TriCool Fanなどという大層な名前がつけられています)だったのですが、その可変幅は
低=1,200rpm
中=1,600rpm
高=2,000rpm
ということで、特に高回転というほどでも無く、1,700rpm固定のRDL1225S(17SP)でも代用品として充分使えるだろうと判断しました。
というわけで、現在はこのファンが常時動いている状態となったわけですが、元のファンと比べるとケースの動作音が少し下がったように感じられます。まあ、元は高回転に固定していましたので、回転数は若干落ちているはずですが、交換前は回転がかなり渋くなっていましたので、それよりは風量も大幅に増しているはずです。
というわけで、税抜きであれば2桁の価格(95円)だったファンが、思いもよらず役立ってくれました。備えあれば憂い無しということでしょうか。
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購入金額
102円
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購入日
2017年07月16日
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購入場所
ケーズデンキ成田本店
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