MicronがLexarブランドのコンシューマー向けフラッシュメモリー事業を打ち切るという報道が出たせいか、最近Lexarブランドのフラッシュメモリー製品が特売されることが増えてきたように思います。
その中でもなかなか面白そうだと思ったのがこの製品、JumpDrive C20mです。丁度仕事で秋葉原に行く用事があったので、ついでに入手してきました。
形状からすると、やや長さが短いものの、ごく普通のmicroUSBケーブルにしか見えません。しかし、実際にはこの中にNAND Flashが内蔵されているという、USBメモリーなのです。
このシリーズは32GB、64GB、128GBが用意されていますが、お買い得度で判断して64GBモデルを購入しています。実際にはその少し前に32GBモデルも購入しているので、そのうち取り上げるかも知れませんが。
USB 3.1に対応していて、最大読み込み速度150MB/sという、意外と速度性能にも優れた製品ということです。また、microUSBデバイスに対する充電ケーブルとして使うことも出来るそうですので、充電用に持ち歩いていたケーブルの代わりに携帯すると便利そうです。
公称速度には届かないが、実用には十分
それではいつも通りのベンチマークテストを実行してみましょう。
実行環境はASUS P6X58D-Eにオンボードで搭載されているUSB 3.0コントローラーNEC(RENESAS)μPD720200接続となります。USB 3.1には対応しておらず、この製品が本領を発揮できない可能性があることをご了承ください。
▲Crystal Disk Mark Nano Pico Edition
公称の150MB/sには全く届きません。とはいえ、100MB/s程度は出ていますし、書き込みも70MB/s程度、4Kランダムも特別に速くはないものの最低限以上は出ているということで、まずまず良好な結果ということが出来るでしょう。どんな使い方をしても程々に快適ではないかと思います。
microUSB端子も装備していることから、タブレットデバイスやAndroidスマートフォンなどとのデータ移動にも手軽に使うことが出来ますし、実売価格の安さも手伝ってなかなか魅力的な製品に仕上がっているように思います。
現在の店頭価格であればUSB 3.0対応のUSBメモリーとして考えても十分に割安ですし、見つけたら取り敢えず買っておいて損はない製品だと思います。
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購入金額
1,500円
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購入日
2017年08月02日
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購入場所
TOEIランド
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