レビューメディア「ジグソー」

ミドルクラスのカメラユーザーにはぴったりの三脚。

三脚は今までビデオカメラ用と兼用していたのですが、50-500mmのレンズも増え、重量的に使えなくなってしまい、今回カメラ用の三脚を新調しました。MKBFRA4GY-BHというモデルです。

私の場合、三脚自体そこまで使用頻度は高くなくて、ManfrottoのCOMPACT三脚フォト-ムービーキット MKC3-H02で事足りていたというのもあるのですが。
元々、何かのカメラを購入した時に、オマケでベルボン製の三脚を付けていただいたことがあり、そちらは耐重量が4Kgだったのでそちらを騙し騙し使っていたのですが、10年を過ぎた今になって高さ固定用のネジ部分が経年劣化で破損し、昨年末に廃棄処分になりました。まぁ10年も使えば元は取れたと考えるべきでしょうか。

家族イベントの撮影や行事の撮影でも三脚を使うことは一般家庭の中では実は機会があまり無いのが現実で、マンフロットのPIXI ミニ三脚もありましたし、三脚が無くても何とかやってこれていたわけですが、やはりここぞという時に「三脚があれば…」と思う時が出てきました。悩んだ結果、マンフロットのbefreeシリーズを購入しました。

更新: 2017/07/16
使用感

可動域が広いのは良いですが、耐久性が不明です。

ちょっと気になるのは、角度を設定している三脚の根元部分です。ここに全ての負荷がかかっているような感じなので、可動式になっている分、耐久性に難があるかもと思ってしまいますが、それはこれから使い続けてみないとわかりません。

 

先日の結婚式では、以前から愛用しているこちらもマンフロットのフルード一脚と一緒に活躍してくれました。やはりコンパクトで軽いのが便利ですね。このモデルの場合耐荷重4Kgに耐えられる構造なので、バタバタと持ち歩いて急いで設置しても安定してくれるのは良かったです。

更新: 2017/07/16
実用性

デザインも良くしっかりと支えてくれます。

モデルとしては、2017年3月にリニューアルされたモデルです。前モデルと何が変わったかと量販店の店員に尋ねても、「ほぼ全く同じスペックです」という回答で価格もほとんど変わらなかったので新モデルを選びました。専用のキャリングケースが付属しているのがうれしいですね。

かなりコンパクトに折りたためるモデルです。折りたたんだ時の長さは約40cmなので、バッグにも入る大きさです。重さも1.4Kgと非常に軽いです。

三脚を立てる際には、まず足を180度の方向へ開く(戻して)行きます。中央に見えているフックは、三脚設置時に荷物などをひっかけて下方向へ引っ張ることで安定度を高めるためのものです。ネジ式なので気になるようなら外すこともできます。

足の根元にあるダイヤルで開く角度を設定しています。3段階あって、そのうちの2段階が三脚使用時の角度バリエーションです。ダイヤル自体がストッパー代わりとなって開く構造になっています。

 

通常モードで立ててみた状態です。もう一段階ではさらに開脚した状態になります。

前モデルと変わった箇所として店員から教えていただいたのは、この石突の部分でした。確かに形状は変更されて大きくなっていると思うのですが、そこまで石突を必要とする撮影にまだ遭遇したことが無いので違いはわかりません(笑)。

付属している雲台は自由雲台です。この雲台はこのbefreeシリーズ特有のモデルのようで、別売りはされていないようです。

取り外し可能になっているので、他の雲台に交換することもできます。私は同じマンフロットの3WAY雲台を持っているので、用途に合わせてそちらに交換してもいいかなと思っています。ネジは通常の規格の1/4″ ネジです。

いつものNikon D5300を乗せてみました。レンズはこちらもいつものSIGMA 18-250mm F3.5-6.3 DC MACRO OS HSMです。センターの支柱を伸ばさない状態で雲台までの高さが123cm、最大でも144cmです。ここまで高くして撮影するシーンは一般の人はなかなか無いと思います。

耐荷重は4Kgとなっていて、通常のカメラ利用ならとりあえずなにも問題なく支えてくれると思います。昨年購入したSIGMA APO 50-500mm F4.5-6.3 DG OS HSMも乗せてみましたが、しっかり保持してくれます。

更新: 2017/07/16
満足度

カメラ初心者~中級者の所有欲も満たしてくれる三脚。

一眼レフを買って、次に買うカメラの周辺機器として一番の候補に挙がってくるのが三脚ですが、三脚は安価なものだと、耐荷重が2kg程度だったりして、軽い一眼レフだったとしても乗せるとぐらぐらと不安定な時があります。

 

伸縮式の三脚は石突の先端に向けて細くなっているからで、安定を考慮して太くすれば重くなってしまいます。

安定か持ち運びかどちらを取るかで三脚の購入ラインが決まると思います。

 

この三脚は、上記2つの最小公倍数の部分に位置する三脚で、10000円までの三脚を購入するのであれば、実売約20000円程度のこの三脚の購入をお勧めしますね。

安価な三脚とほぼ同じ重さで、耐荷重が4Kgとミドルクラスのカメラでも十分に支えてくれる三脚、雲台も交換可能、マンフロットの洗練されたカラーリングとデザインは、初心者カメラユーザーの所有欲を満たしてくれる三脚だと感じました。

  • 購入金額

    19,406円

  • 購入日

    2017年05月31日

  • 購入場所

    http://amzn.to/2tWn5K7

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