箱を開けると見た目よく収められていますが

ネックバンド部など見た目の安っぽさは否めなく値段なりです。

付属品は充電用の microUSBケーブルと説明書だけです。

スピーカー部は当然孔は空いておらずラバー製で汗をかいても拭き取り易いのでスポーツ時の利用に向いています。

防水機能も IPX2の防滴仕様となっており多少の雨なら大丈夫そうですが、コントロール部に防水機能はないので注意が必要です。

下側から見るとネックバンド部にコードが見えます。

そして後部には反射シールが貼られており、夜間のジョギングなど意識してますね。

ヘッドフォンから 40cm程のところにコントローラーがあり、バッテリーが内蔵されています（稼働時間約8時間）。

表面にマイク、再生／停止ボタン（通話ボタン）、LEDランプが配置されています。

再生／停止ボタンの操作は

音楽再生時）

1回　再生／一時停止
2回　次の曲に進む
3回　前の曲に戻る

通話時）

通話の応答・終了

となっています。

また LEDランプは充電時に点灯するだけで、電池残量を知るすべはありません。

左側面には音量ボタン（大／小）と充電用のmicroUSB差込口があります。

音量ボタンは接続機器のボリューム操作を行なえるのですが、対応していない機器に接続した場合には音量をボタン操作で変える事は出来ません。

今まで使っていた骨伝導ヘッドフォンは独立して音量が変えられており、その方が使い勝手が良いのですけどね。

反対側の側面には”S”と”C”と書かれた切替スイッチがあるのですが、何の説明も無く何のスイッチかよく分かりません。

iPod Touchではどちらにしていても操作は変わりなく行えますが、PC等操作を行なえない機器では”C"の位置にしておかないと音が出ません。ほんとに何のスイッチなんだか．．．．

音質に関しては低音から高音までクリアに聴こえ、昔の骨伝導式のヘッドフォンしか知らない人は驚く事でしょう。

もっとも音質が良いと言ってもあくまで骨伝導式としてはであり、通常のヘッドフォンと音質について比べられるようなものではありません。

本品は音質よりも耳を塞がず周りの音がしっかり聞こえる事が重要ですので、どうしてもこもった感じに聴こえるのは仕方がないところでしょう。

また骨伝導式だとどうしても音漏れがしてしまいますが、今まで使ってきたモノと比べ音漏れは少ない感じでした。

対応する機器ではボリュームや再生・停止などの操作や通話なども出来、今まで使ってきた有線式の骨伝導ヘッドフォンよりも格段によくなっているのですが、私が利用する上で致命的な欠点があります。

電源の ON／OFFスイッチが無く、どうもイヤホンジャックにコネクタを挿し込む事で電源が入るようでプレーヤーの電源が入っているかどうかは関係ないようです。

そのため抜くのを忘れると次に使う時に音が出ないハメに陥ります。

またイヤホンジャックに挿し込んでいなくても自然放電が早いのか、満充電にしていてもちょっと使っていないとやっぱり音が出なくなってしまいます。いったいどうなっているのか？？？

（もしかしたら抜き差しは関係なく、満充電後常に通電している？）

とりあえず充電しながらヘッドフォンは使えるので、事務所の PCで使用する時のみたまに使ってます。

本来なら電源周りの仕様が私が使う上で致命的なので星一つでもよいくらいですが、普段から毎回使用時にコードを抜き差しし毎日利用する様な人なら問題にならない点ですので、とりあえず評価としては音の良さや操作性などを考慮し星三つとしました。