1985年ごろ　

♪人々のヒットビット　松田聖子が歌うCMソングを思い出せる方はどれくらいおられますか。

ソニーと松下が手を組んだパソコンHiTBiTという規格がありました。

弟が所有しておりましたが、プリンターの印字は市販のボールペンを取り付けるというインクジェットがある今では考えられない仕組みでした。

その頃　ソニーはいくつかの白物家電を世に送り出していたんです。

見たことは一度も無いのですが　エアコンもあったそうです。

ソニー製ではありませんが、ソニーが輸入代理店を受け持っていたウォーターマスターという家庭用浄水器はずっと愛用してました。

トレビーノのように簡単に蛇口に接続できる仕組みはなく、金属製鶴口にタッピングビスを3本ねじ込んで水流切り替えレバーを取り付け、浄水フィルターを納めた本体はリモート設置するものでした。

都市伝説的な話ですが、そのフィルターはスペースシャトルにも搭載される銀を含有したもので

大気圏外では搭乗員の尿を再利用する性能が保証されていると聞いておりました。

当時、浄水器を元にしたマルチ商法を熱心に行っていた知り合いが

と、ウォーターマスターを通した水に試薬をとうにゅう「普通の浄水器では除去できないすごい製品がある。　君のところの水を調べてあげよう」

と、ウォーターマスターを通した水に試薬を投入したところ、、、、

彼は敢え無く退散する羽目になりましたとさ。

ソニーが取扱を中止してしまい、その後はトレビーノに移行しております。

同じく取扱中止を受けて在庫処分となった　このIH調理器を格安で入手できるルートがありましたので、おぼろげな記憶ですが1万円ほどで購入した覚えがあります

購入金額の39800円は、当時鉄芯入り土鍋と横置きスタンドとセットで売られていた定価です。

他にもマイクロカセットレコーダーを利用した留守番電話も愛用しておりました。

デジカメが世に出る前の時代ですので、いずれの写真も無いのがとても残念です。

SONYの家電　取説が解りやすくて　とても良かったんですよ。

Sonett　でソネット　プロバイダーのソネットは　So-net　読みは同じで表記が違います。

実は3ヶ月ほど前に購入したアイリスオーヤマの電磁調理器が故障してしまい、連絡をとったところ

代替品を送るので修理扱いとさせて欲しいとのこと。

その代替品がくるまでのあいだ、どうしよう？

一度もガスコンロの上におかず　新品同様のツルッツルを維持しているステンレスコーヒーポットを汚すのは嫌だな　と考えていた時に　

あ！押し入れにあるはず！　と思いだしたのが　このソネットでした。

スライドスイッチの樹脂ツマミが破損しているので、爪楊枝を差し込んで利用するという

昭和の時代に壊れたチャンネルつまみをペンチで回す　あの風情を懐かしく思い出してます

ほどなく代替品が届きましたので、今は押し入れの中にしまい込みましたが、

お湯の沸く速度こそ遅いものの、強制空冷ファンの音はソネットの方が静かなぐらいです。

そこそこの定価をぶら下げて売られていた　当時の高級品だったと言えるかもしれません。

バイヤーズガイドとして全く意味を成しませんが、SONYにも家電を扱う時代があった　

ということをお伝えする記事でございました。