BMW正規ディーラーでは、純正オイルとしてオリジナルブランドのそれが用意されています
STD仕様として 5W-30
プレミアムとして 0W-30
Mシリーズ用に NAエンジン用に10W-60 ターボエンジン用に0W-40
昭和生まれの車好きとしては、なぜNAエンジン用に より広範囲の温度保証が必要なのか
ですよね
それに化学合成油とはいえ、オイル交換インターバルは25,000キロ?
新車1000キロ点検時にもオイル交換なし?
ほんとに大丈夫なの?
5年前に納車された1.6リットル4気筒ターボエンジン仕様のBMW116i
未だ23000キロに満たない走行距離ですが、新車から現在に至るまでエンジンオイル交換は
今月のそれで2回目なんです
新車購入時に63,000円を支払って加入した3年間のサービスインクルーシブ。
車載PCが指定する点検時期に応じて、ほぼ全ての消耗品油脂類が無償で提供されます。
しかし3年後の車検時においても15,000キロほどしかマイレージが伸びませんでした。
このケースでは3年間で必要なオイル交換(フィルター含む)は一度だけ。
過去に愛用していた日本車でもイタリア車でも、どんなに距離が増えなくても1年毎にオイル交換は行っておりましたし、オイル量の減少に伴う追加もありました。
多くの場合 オイルを替えると アイドリングを含むエンジン音の低下を感じることができました。
でも
時速100キロ走行時に1750回転を維持する8ATトルクコンバーターと低圧ターボエンジンは
オイル量の低下も招かないようです
ディップスティックで時々オイル量のチェックを行っておりましたが、全く問題なし
また
オイル交換後にアイドリングの音量音質の変化もありません
オイルの状態はキャップの裏側でも判断出来ることがあります。 もしもドロリとしたモノが付着していたら、それはオイルに混じった水分がスラッジとして存在している証拠です
化学合成油では あまり見られない症状ですが 鉱物油をお使いの方は チェックポイントとして覚えておいて損はないですよ。
車載PCや取説が言う交換インターバル25,000キロは、車載PCが記録する使用者の利用方法・環境によって少ない方向に再計算されるようですが
2年毎の車検インターバル内に2万キロを越えない利用方法であれば
車検ごとにオイル交換をすれば それで充分だと思われます。
私はそうしましたし、これからもその予定です。
3年目初回車検は正規ディーラーで行いました
その時はサービスインクルーシブの最後に当たりますので、基本料金以外は支払っておりません
ざっと10万円弱だったと覚えております。
今回は既にその権利は消失しておりますので、予てから付き合いがある地元の修理工場に依頼
オイルはエンジンオイルキャップにもリコメンドと記載されているカストロールエッジを選択
粘度指数は余裕を見て5W-40を選択 1リットルあたり1400円が請求されてます
これはまだ走行が一万キロに満たない時期に時速100キロを目安に走行した時の燃費情報
このときの巡航速度は100キロを越えています 燃費は18.2キロを記録
カストロールに変更してからの燃費情報 気温や路面状況・勾配などは全く異なるので実験結果として提供できるものではありませんが
数%の低下が認められます
同種の車をお持ちの方でなければ わかりづらい情報なのですが
ある日の燃費情報が18.2キロに過ぎない時に
エンジン制御をエコプロに指定した時に出る 何キロ余分に走れているかを示す青い数字
それが100を越えたのは後にも先にもこの時だけなんです
なんと111! でも この時の燃費情報は18.2キロ
独りよがりでわかりづらい情報を書いておりますが カストロールでも20に迫る燃費は記録できますが エコプロで100を超える数字は出ません
やはり燃費を考えるとBMW正規ディーラーが用意する0W-30が有利なのかもしれません
でもディラーでオイル交換すると高額な料金が請求されるので、よく考えないとね。
とにかくBMWを正規ディーラーで点検修理車検に出さないユーザーなら
カストロール シェル モービル1 各メーカーが本社から指定を受けているので
純正オイルに拘る必要はないと思います それをお伝えしたくて書きました。
因みに街の修理工場で受けた車検代金は 諸費用強制保険全て込みで9万円代でした。
ぜんぜん壊れないし ハイオク指定ですが燃費も良いし 維持費も安いし 長距離ドライブでも疲れないし
良い車です。
-
購入金額
1,400円
-
購入日
2017年05月頃
-
購入場所
街の修理工場
いぐなっちさん
2017/06/05
むしろディーラー以外でのオイル交換により、非純正のオイルが混ざると問題が起きるそうです。
BMWはわかりませんが、ベンツとワーゲンはカストロールのかなりグレードの高いオイルが純正品だそうです。
フェレンギさん
2017/06/05
欧州車の多くは、鍛造のクランクシャフトが使われており、鋳造品が使われている日本車に比べると金属粉の混入が少ないらしいです。
しかし、それが理由ならドイツ車より頑強であると言われるイタリア車のオイル交換頻度が短めに設定されていることの説明がつきません。
指定油脂の品質や、エンジン自体の密封性、温度管理も影響しているでしょうが
ドイツは他国に比べて強い環境保護意識が、各メーカーに交換頻度の長さを実現させたのだと思います。
私は自分がこの車を所有するであろう10〜15年の間に、どんなに乗っても10万キロに届かないだろうと考えました。 まずメーカー・ディーラーが指定するインターバルでオイル交換を行い、自分の感覚(音・吹け上がり)で判断しようと考えました。
これまで乗ってきた日本車・イタリア車とは全く異なる印象を得ました。
交換前と後で、その違いに気付けないのです。
そしてオイル量の減少もありません。
オイルキャップにはカストロールのマークが刻印されておりますが
日本の正規ディーラーではオリジナルオイルが使われています。
本国では粘度指数や品質表示を伴えば広いメーカーが指定を受けているようです。
今回はカストロールを使いましたが、2年後はワコーズを使うと思います。
くろぱんださん
2017/06/06
やはり燃費のみを考えれば、低粘度オイルが有利のようですね。とはいえ、2年・25000㎞の交換サイクルでOKの技術進化に驚きです。しかもエンジンの吹け上がりも気づけないぐらいとか、汚れない・減らないなんて、そのうちオイル無交換OKになりそうで怖いです。環境にもお財布にも優しくなっている車業界に置いてけぼりになりそうです。
フェレンギさん
2017/06/06
水平対向エンジン・ダウンドラフトウェバーキャブレター搭載のアルファ33に乗っていた時
夏場はバルボリン40シングルグレードを入れてました
明らかに耐オーバーヒート性能が良かったから。
でも冬場はセルが回らなくなりました。
オイルの銘柄・粘度でコロコロと機嫌が変わる あの頃の車はボンネットの中を覗く楽しみ(そう思えたら幸せ)がありますよね。
ATオイルは無交換に近づいているようです
懐には優しいけど ちょっとさびしい
同意します。
いぐなっちさん
2017/06/07
ふけの違いが判らないというのはすごいですね。
フェレンギさん
2017/06/07
吹け上がり、シフトダウン時の煽りの量など、あとアイドリング時の音質で
明らかな違いを感じてました。
今のF20型は1750rpmから定規で引いたようなフラットトルク、完全に電子制御された8AT
アイドリング時 加速時 減速時
なにも違いが判りません ほんとに驚きました。
本文中のECOボーナスマイレージの上がり方だけが違います。
でも、それは悪い方への変化(おそらく粘度が原因) 充電制御も手伝って「爪を灯すように」燃費を稼ぐ 現代の車ならではの症状なのでしょう。
前のALFA155にしても15年間で一度もスパークプラグを交換してません
キャブレター車では 全く考えられないことです。
こうしてブラックボックス化 メンテナンスフリー化 家電化が進行してるのでしょう。
でも駆け抜ける喜びは ドライバー次第で 感じることができますよね〜。 軽トラでもね。
ホーリーさん
2017/06/07
ある時、奮発してカストロールの100%合成オイルに変えたところ、エンジン音が全く異なることに気が付きました。
鉱物オイルでは、3000Kmも走ると音質が明らかに変わってきます。高回転に回すとコーンからゲーンと言う音に変わってきます。更にオイル交換せず載っていると音の変化点の回転数がどんどん下がってきて、ゲッゲッゲーンと言う音になるころにはアクセルを踏む気がなくなります。
しかし、100%合成オイルでは、3000Kmどころか10000Kmを超えてもコーンのままでした。
ローで下手にアクセルを踏むと一瞬で7700rpmまで回ってしまい背中を蹴っ飛ばされた勢いでダッシュしてしまいます。
さすがに100%合成オイルでは、1年に一回(約15000Km)フィルターと共に変えてました。
セリカXX2000GTは140000Km以上走りましたがエンジン以外の故障が頻発して廃車にしました。それ以降、車を変えても100%合成オイルにしてます。
今の車はスパシオですが200000Kmを超えてもエンジンは元気で、ベタ踏み坂でもアクセルを踏むとグイグイと登っていきます。(^_^)V
フェレンギさん
2017/06/07
それは金属片由来ではなく、エンジン内側に発生する水分をオイルが取り込んで出来上がるものだと聞きました。
鉱物油を利用しているエンジンオイルキャップの裏側に付着するドロリとしたモノがそれに相当すると聞きました。
化学合成油は、そのスラッジの生成量がとても少ない(もしくは無い)ので 吹き上がりが悪く感じず、音も変わりにくいのだと思います。
ずっと回し続けているエンジンより、寒暖の差が激しい日本で使われる自家用車は過酷な条件なのだと思いますが、できればホーリーさんの利用されているインターバルで作業が済むようにと思います。 廃棄オイルがうまく再利用出来る仕組みも無いことですし、無駄を減らす方向で進むと良いですよね。