AugustのBluetoothレシーバーです。レシーバーなので、受信機になります。

Bluetoothのバージョンは4.2で、高音質コーデックapt-Xに対応。AACには非対応です。

このapt-XですがLLバージョンで、Low Latencyつまり低遅延ということになります。

apt-X自体が、従来のコーデックSBCより低遅延ですが、更にバージョンアップしたものになります。

電源はスライド式。

真ん中のボタンでペアリングの設定、音楽の再生/停止などが行えます。

3.5㎜のイヤホンジャックがあり、イヤホンやスピーカーに音声を出力できます。

付属品は、オーディオケーブル2種類、充電用のMicroUSB-USBケーブルです。

低遅延ということなので、スマートフォンでYouTubeを観ました。音声のみをこのレシーバーで受信して、お気に入りのイヤホンで聴きました。

ズバリ､「全く遅延なし」でした。

話は変わりますが、最近のカーナビには､Bluetoothオーディオ対応の製品が多いと思います。これはあくまでも、音楽を聴くためのものですが、良ければ先ほどの検証と同様に、カーナビで音声だけを出力して、YouTubeを観てください。ほとんどのカーナビに使われているBluetoothのコーデックは、SBCだと思います。

YouTubeを再生したと同時に、映像と音声にズレが発生します。遅延です。

音楽を聴くだけなら、遅延対策は必要ありませんが、音楽と同時に映像を観る場合には、最低でもapt-X／AAC対応をお薦めします。

接続するスマートフォンがAndroidなら、是非ともapt-X LL対応製品をお薦めしたいですね。

間違いなく違いがわかると思います。

遅延ばかりの話になりましたが、音質も非常にキレイなことに感心されました。これなら、わざわざBluetootイヤホンを買わなくても、お気に入りのイヤホンとこのレシーバーで、最上のワイヤレスオーディオ環境が出来上がります。

サイズもコンパクトなので、イヤホンと一緒に持ち歩いても、嵩張ることはありません。

非常に出来の良い製品なので、気に入りました。