どもです。変な体勢で寝てしまい朝から首が痛いTakahiroです。
本日はモガミ電線から『No.2893 HI DEFINITION MINI QUAD MICROPHONE CABLE(通称:モガミ2893)』となります。
宜しくお願いします。
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モガミと言えば「NEGLEX(NEGLEX2534、2549、2477、2497、2803、2804etc/無酸素銅使用ケーブル)」ですが、このモガミ2893もNEGLEXにも属するモデルになります(→カタログの仕様部分ではNEGLEX QUAD MIC. CABLESとして紹介されている)。
人によっては『コイツはNEGLEXを名乗ってないし、ファミリーではない!』という方も居ると思いますが、カタログ内では”無酸素銅(OFC)”を使ってると表記されているモデルですので一応当てはまると個人的には思います。
ケーブルの取り回し・音質傾向
先ずは、モガミ2893の比較対象ですが
『モガミ電線 NEGLEX2534』
『BELDEN 1503A』
以上の2本とします。この2本は大体の人が知っているor使ったことのあるケーブルだろう・・・という俺の思い込みからです。
①、物理的取り回し
1、モガミ2893
太さ(4.8mm)を考えると柔らかいです。どうにかギリギリ外でも使おうと思えば使える太さです。
2、NEGLEX2534
太さ6.0mmとマイクケーブルの中では標準的な太さです。しかし、そんな太いケーブルをヘッドフォンに付けると片側だけ無駄に重くなってしまいます。センハイザーHD650など両出しヘッドフォンに取り付ければ重心バランスは良くなりますが、片側だけでも重いものが益々重くなります。
3、BELDEN 1503A
太さは3.6mmと上の2本よりも1回り以上細くなります。細くて軽いため取り回しもし易いのでDAP用には最適!
②音質傾向(SHURE SRH-840の場合 ~霜月はるか Secret Liqueur~)
***4芯(2+2芯+シールド)全て使った接続をしています***
1、モガミ2893
ヘッドフォンが持つ分解能を引き出すのはこちら。リハにおいて楽器のチェックをするならこちらになるだろうと思います。MDR-CD900ST/MDR-7506をデタッチャブル化したのなら使うケーブルはこちらにすればデフォケーブル以上に分解能は上がるものと思います。
ケーブルの取扱に注意しないと突然爆音を出してしまうことも...
2、NEGLEX2534
上記と同じで1つ1つ細かく見ることが出来ると思いますが、いかんせんケーブルが太いのでフェーダーを採用するミキサーだとメイン音量を中~MAXまで上げてしまうなどの事故が起こりやすいです。
また、CD900STや7506のように軽いヘッドフォンだとケーブルの重さが際立ってしまうので室外での使用には向かないかも...。
3、BELDEN 1503A
ボーカルが強く出る。Baやドラム()の音は後ろに引っ込む傾向のため聞き疲れしにくい。長時間聞くならこちらだと思います。
これと近い傾向を持つのが手持ちのケーブルだと『モガミ2944』でした。
番外編 ~ケーブルを作ってみた~
っということで作ってみました。
~材料~
電線・・・モガミ2893
プラグ・・・カナレ F-12(ステレオミニ3極)、Amphenol KS3P
Amphenol KS3P
カナレ F-12
モガミ2893 黒
1枚目を見ていただくと分かると思いますがAmphenol KS3Pでも結構ギリギリで使えている感じです。なのでカナレプラグは...無理です!! SHURE SRH440~940のヘッドフォンを3.5mmジャックにする場合は『プラグは外径10mm前後(Amphenol KS3P、REAN NYS-231、トモカJS-3.5Sは使用確認済)まで!』と考えて下さい。
~材料~
電線・・・BELDEN1503A
プラグ・・・REAN NYS-231BG(ステレオミニ3極)、トモカJS-3.5S
REAN NYS-231BG
BELDEN1503A
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購入金額
170円
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購入日
2017年05月頃
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購入場所
トモカプロショップ
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