77mmサイズの可変式NDフィルターで、67mmと前後して購入した。
手持ちのレンズでは、SIGMAの17-50mm F2.8に対応するサイズだ。
実際に、17-50mmでテストしてみた。
可変領域はND3~ND320くらいが実用範囲
外観は、レンズ側の後枠より一回り大きな前枠が特徴的。
この一回り大きな前枠のお陰で、広角レンズ使用時もケラレにくいというメリットはあるが、レンズキャップだけでなく、レンズフードも使えなくなるという大きなデメリットもある。
レンズキャップは82mmが使えそうだけど、手持ちが無いので未確認。
使い方はPLフィルターと同様で、前枠を回転させることで、濃さが変化する。
濃さの変化する範囲は、仕様上ではND2相当~ND400相当だ。
移動範囲は、枠に記載された ▷MIN◁表示から▷MAX◁までの間だ。
肉眼で見た感じも、MINは薄く、MAXは濃く見える。
実際に使ってみた。
条件は、SIGMA 17-50mm F2.8を使用し、絞り優先でF2.8、ISO感度は400に固定して確認した。
まずは、フィルター無しと、ND8装着の状態から・・・
ND8により、光量が1/8になるので、シャッター速度が1/80秒から3段遅くなって1/10秒になっているが、ヒストグラムを見ると、露出の状態はほぼ同じなのがわかる。
では、可変NDフィルターフィルターに付け替えて、MINからMAXまでの変化を見ると・・・
MAXまで上げると、前後のフィルターが干渉してしまう。
これは仕様で、濃くしすぎるとX状の干渉縞が出るので、MAX手前の□表示まで戻してみた・・・
MAXから1段戻した位置だとシャッタースピードは4秒になった
フィルター装着時にカメラ位置が少しズレてしまったため、フィルター無しの状態から若干変わってしまっているが、MAX設定時は明らかに異常な状態で、1段戻せばギリギリ許容範囲かな。
改めて可変域を変化させ、シャッター速度2秒までのヒストグラム変化を見ると・・・
この範囲内であれば大きな変化は無く、露出はほぼ同じであると判断できる。
つまり、MAXの1段前くらいまでは実用的に使用できるように思える。
この範囲であれば、ライブビューで見ていても、液晶モニター上で大きな変化は感じない。
フィルター無しで1/80秒の状態からの変化を見ると、1/25秒~4秒程度まで変化させることができるので、ND3~320くらいまでの変化範囲と考えられる。
仕様上はND2~400とされているが、コレだけの範囲で可変できれば充分ではないだろうか。
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購入金額
2,880円
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購入日
2017年03月28日
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購入場所
シャッタースピード(Yahoo!ショッピング)
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