BeelinkのMiniPCです。

CPUは、Cherrytrail世代のAtom x5-Z8350です。クロックは1.92Ghz。

メモリ2GB、内臓ストレージはeMMCの32GBです。

その他の仕様は、Wi-Fi、Bluetoothも内蔵しています。Wi-Fiに関しては、5Ghz体に対応していますが、11acには対応していません。

USB3.0が1ポートあります。

有線LANも搭載していて、ギガビットに対応しています。無線LANが遅いと思ったら、有線で接続することをおすすめします。

各種カードストロットと、USB2.0が2ポートあります。

この製品の面白いのは、映像出力がHDMIだけではなく、アナログでも出力できることです。

HDMIケーブル、USBケーブルの他に、VESA用のマウントキットが付属しています。これを使うことで、ディスプレイやテレビの裏にマウントすることができます。

Windows10 Home 64bitですが、初回インストール時は、英語版になります。セットアップ終了後、日本語のランゲージパックをインストールします。キーボードも、106／109に変更。

これで日本語のWindows10になりますが、一部日本語になっていないところもあります。もしそれが嫌なら、回復コンソールを使って、初期状態に戻してください。

そうすることで、セットアップの段階から日本語になります。

通常の日本語版と変わりないデスクトップです。

日本語版にしたことで、ディスクの空き容量が小さくなります。これは、英語版での空き容量です。17.5GBあります。

日本版にしたことで、空き容量は13GBになってしまいました。この空き容量でも、Officeぐらいはインストールできますが、空き容量を気にするなら、オンラインのOfficeを使うと良いでしょう。

使ってみての感想ですが、思いのほか軽快に動いてくれます。ネット接続も、ネットサーフィンをするぐらいなら、ストレスを感じることはありませんでした。大きいファイルをダウンロードしたるするなら、有線で接続すれば良いことなので、特に問題になることではないでしょう。

この製品を使うシーンを考えると、時々ネットを使いたい。そうした要望には、十分応えられる製品だと思います。

Windowsもインストールされた、文字通りPCです。そう考えると、非常にコストパフォーマンスは高いと感じます。