先日自宅のファイルサーバー(兼DLNAサーバー、VPNサーバー、録画PC、Hyper-Vホスト)のデータドライブ(6TB HDD2台)が手狭になってきたので、片方を8TBに交換しました。
そのときに、OS起動用として使っているSSD、Intel SSD 520 120GB SSDSC2CW120A3K5もそろそろ総書込量10TBW程度になりそうな勢いでしたので、OCZ Deneva2 R 200GBへと交換しようと考えました。
ちなみにこのファイルサーバーはMini-ITXで、このケースを使っています。
SSDはこのケースの3.5インチマウンターの下のシャドウベイに取り付ける形なのですが、このケースにごく普通のATX電源である、Owltech AURAM AU-400を取り付けていると大きな問題がありました。マウンターの下の2.5インチシャドウベイまで、短めのプラスドライバーを使っても入らないのです。SSDはこのシステムを運用し始めるときに電源より先に組み付けたものですから、今まで取り外す機会がなく全く気づけませんでした。
勿論、ここで一度電源を一度外して(このPCではほぼ完全に分解に等しい)作業をすれば問題は解決します。しかし、今後SSDを外すたびにPCを完全に分解するのか?と自問すると答えは否です。何か対策を考えようということで、自宅から徒歩5分のホームセンターで良いアイテムを物色することにしたのです。
用途は限られるが、持っていれば便利なのは間違いない
最初考えたのは、ごく普通の柄が短いドライバーを1本買うことです。これはVessel製のもので300円程度で買えます。
しかし、頭のサイズが固定されていると、必要になるたびにまた新しいものを買い足さなければいけないという問題がありますので、出来れば交換式が良いと思っていました。
しかし、一般的な先端交換可能なラチェットドライバーは、やはり柄が長いものが主流ですし、柄が短くても妙に太さがあって狭いところの作業には適さないものが多くなっています。ちなみに私が普段使っているラチェットドライバーも柄は短めのものなのですが、これでもPC内部の隙間には入りませんでした。
そこで諦めかけたところ、ふと目にとまったのがこの品です。最初目に入らなかったのは、あまりにもドライバーには見えにくい、その外観のせいでしょう。
写真のように、計5種類の先端が用意されていますので、一般的なサイズのネジを回すのであれば対応できるでしょう。
さて、当然ではありますがここまで小さければ小さいMini-ITXケースの中であっても余裕を持って作業することが出来ます。ただ、柄が短いため力を稼ぐために幅広のハンドル部となっていますので、意外とスムーズに回すのにはコツが要るということが判りました。力を入れて締め上げなければいけないようなネジにはあまり適さないでしょう。
幸いSSDを取り付ける程度の用途であれば十分実用になりますので、今回の目的はこのセットで達することが出来ました。そう頻繁に必要になることはないと思いますが、たまに使ったときに「持っておいて良かったな」と思うような道具といえそうです。
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購入金額
562円
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購入日
2017年03月23日
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購入場所
ロイヤルホームセンター
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