v1.1 20170217
v1.0 20170217
v0.9 20170217 ケース買いました&本文追加。
v1.0 20170329 Nougatへアップデートした際の不具合について追記。
遂に私、スマートフォンとやらを購入してしまいました。
とにかく「「「圧倒的」」」な性能で
電池が持って、防水のを(防水機能だけは絶対はずせない。A5511T(こいつは非防水)→P-10A→この機種)とドコモショップの店員のお姉ちゃんに相談した結果、SonyのXperiaとこの機種、Samsung Galaxy S7 edgeが候補に挙がりました。
液晶か有機ELか…散々悩んだ挙句、筆者はGalaxyを買いました。
何で昨年発火事故もあった企業、しかも敵国(失礼)の製品を買うのかって?
物理キーがある(後述)のと、国際シェアが高いから、それと現行機種では唯一の有機ELパネルを採用しているからさ!
Galaxyシリーズはとにかく弾数が豊富です。少々の不具合なら再起動すれば、それでもだめならググるかxdaなどの海外フォーラムを当たれば何とかなっちゃったりします。
しかも筆者の買ったモデルは当たりらしく、何の不具合もありませんでした。(買った当日に水に漬けたけど生きてるよw)
それに件のバッテリ問題はNoteでの問題なのでウチのS7 edgeでは問題は起こっていません。
#でもこれ買った直後にS8の発表があってブルーになったのは内緒だ(ぉぃ)
それにしても、スマートフォンって本当に電池を食いますね。友人のあまりいない筆者でさえも、2,3日で電池が切れます。ガラケーのときは1週間持ったのに。
メインSoCにQualcomm.
Samsung製品はGalaxy S2
以来久しぶりだったのですが、メインのSoCにQualcommのSnapdragon820を採用しています。(S2はExynos、S7はSnapdragon820)
最近のトレンドらしく、64bitコア2基+32bitコア2基のbig.LITTLE構成です。
クロック周波数は約300MHzから2200MHzまで動的に変動します。(32bitコアは1.6GHzまで)
4-4のbig.LITTLEにしなかったのは正解かも。
GPUもAdrenoというすばらしいものがついています。
ちなみにAdrenoはRadeonのアナグラムです。
安全パイという点においては至適な選択だったのかもしれませんが、どのスマホを買っても(良くも悪くも)テキトーなSoC(PC的に言えばCPUが同じ)…ってのはなんだかなぁ、って気分にさせられます。ええ。
韓国経済は疲弊気味ですが、ぜひ独自SoCである次世代Exynosを積んでほしかった…。(市場によってはExynosモデルが存在するようです。)
ただ、ガラケーから買い換えた身としては、本体がいつも(高負荷時)わずかに発熱するのは、いくら時代の流れとは言えども、電話機とは何なのか、疑ってしまいます。
正直言うとスマホはARMなミニタブレットです。
エッジスクリーンパネルの弊害。
ppiが細かすぎてドットが見えない!!
「無音カメラ」アイコンと「Google earth」アイコンの右側にある「ミミ」が見えるだろうか。
画面右側に常にエッジスクリーンパネルの「耳」みたいなタブが出ています。
発色の綺麗な有機ELパネルですが、原理的には携帯型ブラウン管みたいなものなので、焼きつかないか心配です。
ここまでしか開きません。
二つで十分ですよ!わかってくださいよ!とでも言いたいのでしょうか。謎です。
ちなみにGalaxyにもセキュリティモジュールが搭載されており、KNOXというそうです。
何を叩くのでしょう。センスが独特なのは文化圏の違いなのかもしれません。ウイットに利いた人ならすぐに理解できるのでしょうか。
個人的には、IS01
のDeckard LSMの方が機能はともかく、ネーミングセンスが優れていると感じますが(汗)。
端的に言えばパソコンで言うところのXD bitやセキュアブート、SELinuxなどを包含する「5段階の安全壁」を提供します。
その代わりRoot化やカスタムファームの焼きこみはBrickの可能性が今まで以上に増すでしょう。
(現在においては、Androidはもう「プラットフォームとしての完成系」に近づきつつあるので、わざわざリスクを負ってまでRoot化などする必要はないと思います、万が一成功したとしても、得られるものは少ないでしょう。少ないメモリの中で四苦八苦していた中に射す一筋の光明のような、かつての「ドキドキワクワク」はもうないのです。(涙))
OS自体に組み込まれて常時端末を見張っているので、ロック解除のときにもたついたりするときはありますが、Windows defenderのようなものが標準で搭載されていると考えれば許せるかと。
コイツを左にずりずり、っと動かすとエッジメニューが出てきて、いろいろなアプリを呼び出せるランチャーになるのですが、如何せんアプリアイコンの占有領域が画面の右、全体で言うと2/5くらいしかなく(左側は現在のパネルの説明だが、そんなもの2、3回見たら暗記してるっつーの(汗))、はっきりいって普通にホーム画面から機能を呼び出したほうが速いです。(そのために筆者は電話アイコンをホーム画面に置いてます。)
物理キーがあるのは非常に快適。
この機能は非常に重要です。(筆者にとって)コレが在ると無いとでは快適さが全然違うのです、たとえばボタンの無いiPhoneって想像できますか?無理でしょ。(#って言ってたらiPhone X出ましたね、天国のジョブズさんは恐らく怒ってると思いますw)
昔はXperiaたんも物理キー付いてたんですけどね。
ちなみに、ホームキー(物理)は指紋認証もできるスグレモノです。指紋センサはiPhoneと同じく日本のメーカー品(富士通とか)かと思っていたら、びっくり。ノートPC用のタッチパッドでおなじみのSynapticsでした。
ただし、メニューと戻るキーの配置が逆だったりします、慣れれば大したことないですので無問題。(ここはRoot化すればキー配置を変更できる。ただしそうするとカメラは使えなくなるので注意)
裏を返せば、昔からGalaxy一筋の方には馴染み易いです。
#S8出ましたね。物理キーがない救い様の無い端末になってます。
この機種はRAMを3GB(イマドキの携帯電話ってGBクラスでRAM積んでるのね…)、不揮発領域に32GBのフラッシュを積んでいるので、買ってきて速攻で色々インストールしても余裕があります。
それでも容量的に何か足りない、と思ったら別売のmicroSDを買えば何とかなっちゃったりします(最大256GBまで対応)。
こうなる。ちなみにSIM取り出しピンを無くしたときはゼムグリップで代用できます。
だけど、microSDとSIMを一緒のトレイに収めた筐体のデザイン上、SDを挿抜すると必ず再起動がかかります。ここはちょっと、いや、かなりイラっときます。
ちなみに、反対側の穴はマイクの穴なので、間違えないように注意しましょう。(筆者は一度間違えました、ってかそんな間違えやすいデザインにした設計陣は一体…)
がんばったのはよくわかる、でも・・・
悲しいかな、筐体のエッジを効かせた滑らかなカーブデザインは見る分には美しいのですが、いざ実用で使用するとなると、両サイドが丸っこくて何の滑り止めもなく、筐体自体も意外と薄いので、油断するとスルスル滑っていきます。落とさないか心配になります。
ケース買わなきゃですね。(後日談:ケース買いました。)
あまつさえ有機ELパネル自体もデザインに合わせて湾曲しているので、画面端は如何しても歪んでしまいます。端っこがタップしづらいです。
セキュリティに欠陥あり。(修正済み)
書こうか書くまいか悩んでたんですが、書くことにしました。
端末ロックに「指紋認証」を設定して、画面をロックすると次に起動するときに指紋を聞かれます。
ここまでは正常。
問題はここからです。
ホーム2度押しでカメラを瞬即起動させることが出来るのですが、ロックした状態からホームボタンを2度押すとカメラが起動します、そして、あら不思議。ホームに戻ることが出来ます。指紋の入力なしに。これはいけませんね。
つまり実質的にパスワードは何の意味もなしません。多少面倒でもホームキーからのカメラ起動は切っておいたほうがいいです。
追記:バージョンアップで修正されました。ホームに戻れないようにはなってますが、この場合フォトを撮った後にプレビューか何かで既存画像にアクセスして脆弱性を…なんてことがないとも言い切れません。
そして、すべてはハムニダされる。
元ネタはテニミュの空耳です。良いところも悪いところも全て炙り出される端末です。
さて、これまでつらつらと駄文を展開してきましたが、このスマートフォン、CM通りに総じて完成度の高い製品に仕上がっています。
バッテリがどうしても不安という方は次のS8で村田製作所のバッテリに変わるので暫し待たれよ。(ただし物理キーは無いようです:P)
とか言ってたらサムスンのシェアが世界5位にまで転落してしまいましたね・・・。上位にのし上がったのはなんと中国メーカー!!
雨後の竹の子のように乱立する中華スマホメーカーの躍進振りには目を見張るものがあります。
富士通のスパコン「京」しかり、スマートフォン然り、こういった分野は中国が数の面では最強なのでそれこそ「数の暴力」で抜かれてしまうのかもしれません。
追記@2017/03/28:
追い撃ちをかけるように、AndroidをNougatにアップデートすると電話が正常に通話できなくなることがある、という電話機としては「なんじゃこりゃあ!!!」的な(致命的な)前代未聞のバグが発表され、現在NTTドコモはアップデータの配信を停止し、修正パッチの作業に追われています。
ご多分にもれず、新し物の好きな筆者はNougatが出たら即効でアプデ掛けたので、このバグに遭遇しました。最初は「まあ、小さいパソコンだからねぇ、誤動作かどっかがフリーズしてるかライブラリが…(略)、電池が爆発するよりかは可愛いもんだ。」とか思いつつタカをくくっていたのですが、今日ネットを見て「そういうことだったのか」と思い、記事に追記しようと思いました。
願わくば、同機のユーザーの一助になれますように。
本家Samsungの製品紹介ページには
「Re:Think(中略)もう一度携帯電話を考え直したら、こうなりました(途中ざっくり削って意訳してます)」とのキャッチで紹介されていますが、コレは結構由々しき問題です。
「いざ」というときに発着信が出来ないのですから。いざというときこのバグが出たら困ります。
こちらから発呼しようとしても発呼音が鳴りません。
踊る大捜査線で言うと、「彼女の悲鳴が聞こえない」状態がリアルで起こる端末になってしまいました。
内政干渉がバレて青息吐息のSamsung(事情は違えど東芝も人の事言えないほど状態が・・・)にとっては泣きっ面に蜂でしょう。
悪いのは何が原因なのでしょうか、詰め込みすぎたスマホと人類に対する電脳具(アンドロイド)の叛乱なのでしょうか、皮肉にも、携帯をRethinkするのではなく、文字通り携帯にRethinkさせられる端末になってしまいました。
#生産中止とか言うオチないよね?(後日談:ピンクは生産終了しました。)
主に、「省電力モード」をONにしている場合などにこの症状が発生します。
その場しのぎ的ですが、回避策としては、通知領域から「省電力モード」を切って普通の状態で使うと直ります。
ほかにも、通知領域上段のWi-Fi,4G, BluetoothなどのONになっているアイコンをいったん消してもう一回元に戻すと直ったり、最悪再起動すると直る事があります(最後のはちょっと不正確です、再起動しても発呼できないときもありました。)。
以上、短文ながら、ご参考までに。
追記@2017/04/28
アップデートパッチを適用したら、上記の諸問題がすべて解決しました。
Re:think >> 電話って何だっけ。
件の不具合に関する修正パッチも出て、ようやく落ち着いた感のある端末になりました。
その後、色々と調査した結果、内部の部品も「RF関連」などの「要」となる部分に村田製作所の部品が使われています。他にも
- オーディオコーデックICはQualcomm社
- 電源管理ICは信頼と実績のMAXIM
- メモリ(RAM)は意外にもライバル企業、韓SK Hynix社製のLPDDR4(スマホでDDR4って何気に凄い)
- 不揮発領域用のFlashメモリはSamsungのMLCタイプNAND
が使われています。
さすがに最後のNANDメモリはSamsungのお家芸ですね。
しかしながら、しばらくスマホを使ってみて、改めて「電話が一発で出来ない」もどかしさ、何もしなくてもガリガリ削れていく電池(アプリを一杯インストールしている私の身としては、カタログ通りにはいかず、最低でも2日に1回は充電が必要)、もはや数の暴力といってもいい程のバックグラウンドプロセスの多さに、「携帯電話機って何だっけ」と感じざるを得ない筆者なのでした。ちゃんちゃん。
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購入金額
22,000円
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購入日
2017年02月08日
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購入場所
ドコモショップ
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