テキサスインスツルメンツ(旧ナショナルセミコンダクター)から発売されている、2回路入り高速オペアンプです。1回路品はLM6171です。
ハイ寄りで軽い
LT1364と比べると音が軽いようです。低域が弱いような気がします。どちらかと言うと高域重視という印象です。但し、クリーントーン系の曲には意外と強いかもしれません。波形は良さそうに見えるのですが……
過渡応答(A=11 Vin=200mVp-p f=100kHz Rfb=10kΩ 位相補償なし 10:1プローブのみ接続 ガラエポユニバーサル基板)
過渡応答(A=1 Vin=200mVp-p f=100kHz Rfb=0 位相補償なし Rl=15Ω ガラエポユニバーサル基板)
ポータブル機器に使うのは厳しいか
スペックは±15Vと±5Vで規定されています。ポータブル機器に使うのは電圧的に厳しいでしょう。
ただ、DIPの2回路品なのでその点では使いやすいです。出力電流も公称50mAと充分あります。
オーディオ向けではない
これはビデオアンプ用のICです。オーディオ用として見ると音質の割に高いような感覚があります。LT1364のほうが幾分マシな音が出るようです。
それなり?
24V駆動のcMoy回路では、外気温23.0℃に対しパッケージ表面は28.5℃まで上昇しました。
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購入金額
980円
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購入日
2015年頃
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購入場所
デジット
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