2017.04.02 【自転車の取付】追記
ボトルケージに取り付けられるカラビナロックです。
そもそもこの程度のカギでは簡単に開錠または切断されてしまいますが、たまたま自転車が目についたから盗んでしまおうという輩にはそこそこ役立ちます。
もっともそれでも本品をメインで利用するのは私は心配で使えませんが、本品は自転車自体では無くクリックフィックスで取り付けたかごの盗難防止用として使うために購入しました。
クリックフィックスアダプター自体にカギが付いているモノもあるのですが、ハンドル取付用の 1製品しかありません。
利用者が簡単にかごの脱着が出来るようになっているので、自転車にカギをかけてもかごを着けたままだと簡単にかごを盗られてしまいます。
そこで普段は手持ちのワイヤー錠をかごとアダプターの内側を通してロックしていました。
使用頻度が少なければワイヤー錠をその度に持ち歩いても良かったのですが、思いの外シート後方のかごの使用率が高く自転車に備え付けたく思い始めました。
かごを着けない時はシートポストバッグを着ける事も多いので、
こちらも自転車から離れる時にワイヤーを通す事で、自転車に着けたままにしておく事が出来ます。
ということで、自転車に取り付けられるモノを探した時にベルクロ又はベルトで固定するワイヤー錠などありましたが、カギ自体を自転車から簡単に外せてしまいます。
せめてネジ留め程度では固定しておきたいと更に探していると本品を見つけました。
出来ればダイヤルロックでは無く鍵式が良かったのですが、この手のモノはダイヤル式ばかりですね。
とりあえずこちらならばボトルケージにネジ留め出来るのですが、私の自転車には前方のフレームにしかボトルケージがありません。
着けたいのは後方なので、前の自転車で使っていたハンドルなどに取り付けられるボトルケージアダプターを利用する事にしました。
利用方法は後ほど。
【外 観】
自転車に取り付ける前に、まずは本品を見ていきます。
メインはコイル状になったワイヤーとダイヤル錠の付いたカラビナですが、開錠番号セット用のピンが付属しています。
カラビナはダイヤル錠の番号を合わせた上、矢印の方向に押し込む事で外れます。
そして任意の番号に変更するには、開錠番号に合わせてある状態で付属のピンで設定ボタンを押し込みます。
すると反対側(赤矢印)にピンが飛び出すので、この状態で好きな番号に合わせ、ピンを押し戻す事で番号を変更出来ます。
コイル状になっているワイヤーは伸ばすと 120cmあります。
今回はシートポストに取り付けたクリックフィックスアダプターの先端まで届く範囲に、本品を取り付けることになります。
【自転車への取付】
先にお見せしたボトルケージアダプターは簡単に脱着出来てしまうので、ボトルケージ取付部(板)だけ使用します。
これをリアキャリア取付用のダボ穴に固定しようとしたのですが、ここで落とし穴が....
通常ダボ穴は 5mm(たまに 6mm)のネジが切ってあるのですが、私の自転車のダボ穴にはねじ切りがされていませんでした(*_*;
パッと見、5mmよりは大きそうなので 6mmで切られているのだろうと勝手に思い込んでいました...
本来ならここに Z型ステーを取り付け今回購入したカラビナロックを取り付けるべくボルトなど揃えていたのに、このままでは無駄になってしまいます。
ということで、方針は変更せずこちらのダボ穴を利用してなんとか取り付けようと考えた結果、長いボトルを用意して両方から挟み込んで Z型ステーを固定する事にしました。
そして折角(?)なので反対側に何か引っかけられるように輪っか(アイナット)を取り付ける事にしました(しばらくしたら普通のナットにしちゃうかも(^^; )
ということで、上のモノを用意しました。
少数で購入しているので、単価が高い(T-T
ボトルケージは 5mm(自転車パーツは 5mmが多いですね)のボルトを使用しますが、ダボ穴を通す長いボルトは極力太く・強くしたかったので 6mmのモノにしました。
またワッシャーやナットなども黒で統一したかったのですが、ホームセンターでは置いておらずネットで探してあっても送料まで合わせると高いモノばかりでしたので、裏側で見え辛いとこに使うので通常のモノ(銀色)にしました。
どうしても気になるようなら、ナットは黒く塗ってしまいますかね。
まずは Z型ステーの取り付けです。
長いボルトに Z型ステー、ワッシャー x 2、スプリングワッシャーを通し、アイナットで留めます。
ダボ穴が出っ張っているので、Z型ステーの先を内側にくるようにし、カラビナをフレームに沿わせる様に配置します(設置完了図は後ほど)。
ですので、上記の Z型ステーの向きは逆で撮影してしまっていますね(^^;
とにかく、後は取り付けるだけです。
ダボ穴に固定したネジは簡単には外れませんが、自転車(ダボ穴)への固定はボルト一本なので、カラビナに強い力をかければズレて(回転して)しまうでしょう。
ただ通常ぶつけたりする程度ではズレないので、しばらくこのまま使ってみます。
どうしてもズレてしまうようなら、先にライト取付用に一時使っていたパーツを流用しようかと思っています。
自転車いじりは、何をどう流用しようか考えるのも楽しいです(^^
2017.04.02 追記
カラビナロック自体の追記事項では無いですが、こちらのレビューで取り付けたダボ穴利用で使用したアイナットの輪っかの利用状況について追記します。
サドルの盗難防止用ワイヤーの片端を自転車フレームに巻きつけていましたが、
現在アイナットに通すようにしました。
シートポストバッグとも干渉せず見た目もスッキリしました(^^
一つでは盗難防止力は低いが、複数使うことで抑止力は上がります
最初に書いた通り、この鍵だけで自転車を守る事は到底かないません。
しかし、鍵が複数付いている事で面倒くさいと思わせ抑止力は働くでしょう。
今回付けた目的はクリックフィックスで取り付けたかごの盗難防止ですが、
かごを着けていない時には、標準のカギの他に本品で自転車自体のロックも行えます。
もっとも最初から盗もうと用意周到な輩には、今回の様な簡単な鍵では全く役に立たない事も確かです。
自身の自転車の利用状況によってどの程度までしっかりした鍵を使うか、盗難対策を行うか一度考えてみるのも良いでしょう。
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購入金額
1,380円
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購入日
2017年01月27日
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購入場所
ヨドバシ・ドット・コム













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