ADATAのM.2 2280接続のSSDで、XPGシリーズに属するSX8000です。容量は512GB。
製品保証は5年間です。
搭載されているNANDは3D MLC NANDで、高パフォーマンス、高耐久を謳っています。
コントローラーは、Silicon MotionのSM2260を搭載しています。
メーカー公表スペックは以下の通り。
シーケンシャルリード:2400MB/s
シーケンシャルライト:1000MB/s
ランダムリード:10万IOPS
ランダムライト:14万IOPS
コントローラーだけに放熱性のあるシールが貼られています。
後日、ヒートスプレッダー搭載製品が追加されるようです。
裏面にもNANDとDRAMを配置しています。
NANDフラッシュメモリーは、Micron製。
キャッシュ用のDRAMには、NANYA製が使われています。
使用環境
CPU:i7-6700K
MB:GIGABYTE Z170X-UD3
MEM:DDR4-2667 8GB×4
VGA:GIGABYTE GV-N1070G1 GAMING-8GD
HDD:4TB、3TB
使っているMBには、M.2スロットが2基搭載されていて、それまで使っていたPlaxtorのM8Pe PX-512M8PeGからクローンしました。使ったソフトは、EaseUS Todo Backup Workstation 9.0です。
発売前のレビューでは、かなり高温になるという報告があったので、果たしてこの製品はどうか!?という心配があります。
そしてパフォーマンスもどうか!?
CrystalDiskMarkの結果です。
実用のパフォーマンスを検証するため、システムドライブとしました。
シーケンシャルリードに関しては、メーカー公表スペックオーバーの結果でした。
シーケンシャルリードに関しても、システムドライブとして使ったので、どうしてもパフォーマンスがダウンするだろうと思っていましたが、ほぼ想定内の結果となりました。
そして温度です。
HWMonitorは、CrystalDiskMarkの起動前から監視させていました。
アイドリングで43度。MAXでも59度と、心配とは裏腹に、非常に優秀な結果となりました。
発売前のレビューで使われていたファームのバージョンがC2.0.6でしたが、今回の製品はC2.2.1になっていました。
ファームウェアのチューニングにより、パフォーマンスが低下するサーマルスロットリングのしきい値には達しませんでした。
結果的に心配されていた温度に関しても、問題は払拭されたと思います。
この結果でも温度を心配される方は、今後発売されるヒートスプレッダー付きを購入するか、M.2 SSD用のヒートシンクが発売されているので、そちらを利用すると良いでしょう。
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購入金額
0円
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購入日
2017年01月28日
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購入場所
Takahiroさん
2017/02/05
でもナイスです
ナンチャンさん
2017/02/05
温度によっては、HM-21を購入しようと思ってましたが、この結果なら必要ないですね(^^)
kensanさん
2017/02/08
OSとAdobeインストールで、作業領域は別のSSDにするので発熱関係ないかなあって勝手に空想しているのですが♪
ナンチャンさん
2017/02/08
私は512GBを持ってますが、確かに発熱は気になるところです。
このADATAの製品も、発売前のレビューでは80℃になってましたが、これなら熱対策不要です。