この製品の使い方は、基本的には目のやや上辺りに巻き、スイッチを入れるだけです。標準状態では全体が緩やかに締め付けられるという程度であり、ソフトなマッサージがお好みの方であれば、これで気持ちが良いのではないかという程度です。

しかし、私のような頑固な疲れには正直言って物足りません。そのような人向けに、この製品にはツボ刺激用のアタッチメント（内容物を広げた写真で取扱説明書の右に写っている白・黒各2個ずつの半球状の物体）が用意されています。

このアタッチメントは本体内側に用意されたポケットに入れて使うのですが、これが大体こめかみの近くと、首の裏側辺りに触れるようになっています。

このアタッチメントが入った状態でスイッチを入れると、ツボを中心にグイグイと押されているようなイメージに変化します。特にこめかみ側は、目が疲れているときに押されると結構刺激があり、マッサージとしてある程度意味がありそうな感覚があります。

既に10日ほどアタッチメントフル装備の状態でしばらく使い続けているのですが、終わった後は確かに疲れ目がある程度スッキリする程度に緩和されるのです。

もっとも、効き目としては地味なものであり、短期間で症状が劇的に改善するということはありません。数分のマッサージで少しスッキリとするというスタンスで使うべき製品といえそうです。これと前述の目薬の併用で、何とかPCに向かうことは出来ているような気がします…。