プレミアムレビューのAVerMedia社さんの新製品 Sonicblast GS331/GS333/GS335のレビューではマイクの代用としてICレコーダーのLS-7を使っていました。
LS-7はマイク特性も20Hz~20kHzであり、マイクモニター出力はライン入力にも使えるレベルでUSB ADCのRoland UA-1Xで測定するのにもとても便利でした。
とはいえ、LS-7は結構な値段がするしもっと気軽に測定に使えるマイクはないかと思い、Amazonで周波数特性の良いマイクを探してみました。
20Hz~20kHzが条件で検索してみると、本当に20Hz~20kHz出ているのか疑わしいような安いマイクもたくさんHitしました。
その中で僕が気になったマイクがこの『エレコム マイク パソコンマイク スタンド型 フレキシブルアーム ミュートスイッチ付 HS-MC05BK』です。
主な仕様は
- マイク形式:エレクトレットコンデンサーマイク
- 対応機種:3極の3.5φステレオミニジャックのマイク入力端子を持つPC/AT互換機
- 指向性:単一指向性
- インピーダンス:2.2KΩ
- 周波数帯域:20Hz~20,000Hz
- 入力感度:-40dB±3dB
- 外形寸法:幅85×奥行102×高さ300mm(ケーブル含まず)
\600もしない、合わせ買い対象商品ですが、生意気にも20Hz~20kHz対応らしいです。
Amazonでのレビューは散々です。
悪いレビューはとにかく音が出ない、または音量がとても小さいというもの。
なかには問題なく使えるというレビューもありますが、多勢に無勢で☆1つという結果です。
ここまで評価が低いとなんだか気になって仕方がないので購入してみました。
パッケージ裏面にも20Hz~20kHzと記載されていました。
そしてパッケージを開けてみたところ、マイク先端にはスポンジが付いていたのですが、なんだか押しつぶされてしまっています。...なんとなく悪い予感がしてきました。
スポンジをいったん外してその辺に置いといたら復元するかも?と思ってスポンジを外しました。
↑の写真ではよくわからないのですが、マイク先端部のパーツが曲がって取り付けられています。
なんだか残念な工作精度です。
そして、なんとか曲がっているのを直そうとしたときに事件が起きました...。
....。
...。
マイクが撮れて取れてしまいました。
先端部がこんな感じで曲がっていたので直そうと思ったのですが、思ったより根元の固定が弱かったようです...。
しかたがないので自力修理前提で分解することにしました。
結局、先端部は2つのパーツでできていて、根元の円錐状の部品とはホットメルトのような樹脂で接着されているだけでした。
そして信じられないことに、マイクの直前に2つのパーツを合わせるボスが通っています..。
こんな構造のマイクは初めて見ました..。
マイクカプセル自体はφ5~6mm程度かと思います。
実際音量は酷評通り低いのか?という点については修理後ということで、後日結果を追加したいと思います。
-
購入金額
571円
-
購入日
2018年01月20日
-
購入場所
Amazon
タコシーさん
2018/01/20
金額の多寡にかかわらずまっとうなもの出荷して欲しいですね
こういうの届くとがっかりですね..
aoidiskさん
2018/01/20
Takahiroさん
2018/01/20
aPieceOfSomethingさん
2018/01/22
偶然なのかもしれませんが、どうやらあたってしまったようです..。
マイクが取れてしまったのがきっかけとはいえ、ここまでばらしてしまったのでいろいろと確認してみたいと思っています。
aPieceOfSomethingさん
2018/01/22
作業のばらつきも問題かとは思いますが、マイク先端部が傾いていたのもそもそもは差し込むだけできちんと位置決めされるような構造になっていなかったのが問題ではないかと思っています。
丁寧に作業すれば接着剤だけでも曲がらないで固定できるかとはおもいますが、それではどうしてもばらつきが出てしまいますね。
aPieceOfSomethingさん
2018/01/22
一時の気の迷いとはいえ、やはり安物買いになってしまったようです。
まだ修理できていないのですが、やはり低評価というのはそれなりに理由があるんだなと思いました。
お薦めいただいたマイクはよさそうですね。初めから知っていればこちらにしていればよかったかもと思いました。