まず、箱はこの店で普段買い物する際に使われている、アユートのロゴが入った汎用の段ボールですので写真は省略します。

箱を開けると緩衝用の紙にくるまれて、この箱が入っていました。

当然のように、Astell&Kern AK Jrが入っていました。実は箱を宅配業者から受け取った時点で、あまりにも軽かったので、その時点でAk Jrでほぼ確定と判ってしまいました。

▲AK Jr。箱は傷ありだが中身は綺麗だった

折角PC関連の代理店なのですから、PCメーカーのノベルティーでも入れておいて、重量だけでは判らないようにするなどの工夫が出来ないものかと、ちょっと残念に思います。ヨドバシカメラの「夢のお年玉箱」のDAPのレビューをご覧いただければ判ると思うのですが、中身が見え見えであっても、箱を開けた時点ではアクセサリー類を上に並べておいて、中身の品が見えづらく演出されているのです。福袋にはこのような要素も必要ではないでしょうか。

そして今回のAK Jrについては、とりあえず動作確認は取れているのですが、電源が妙に入りにくいという問題を抱えています。数日様子は見てみますが、あまりひどいようであれば修理依頼となるでしょうね。実はそのため、まだ標準添付の保護シートは貼らずに使っています。

twitterで他の購入者の報告を見ているのですが、当たり外れが激しいことに加え、動作不良品が非常に多いという傾向が見られます。恐らく初期不良返品となったもので、代理店の簡易チェックでは動いたというものをそのまま入れたのではないかと思われます。まあ、AK Jrは数がまとまっていますので、貸出機なども入っているのでしょうけど…。

ちなみに他の購入者の報告によると購入価格と中身もそれほど比例している訳では無いらしく、3万円でもDAPはAK100IIが上限（DAP以外であれば、価格的には高価なJH Audio Rosieという品があったらしいです）で、5万円でAK120II、8.8万でAK240かAK320となっている模様です。むしろ1万円の大当たりが動作品のAK240（但し付属品全無し）だったようで、何とも複雑な心境です。高価な箱に入っているものに動作不良や外装の状態が悪いものが多かったようで、評判もあまり芳しいものではありません。

個人的には、既に所有しているAK100IIが出て来たらどうしようかと思っていましたので、その意味ではAK Jrの方がマシだったともいえますが、1.5万円はあまりサプライズが無く、面白みには欠けるかなという印象でした。

もし来年も同じように福袋を作るのであれば、上記のようなちょっとした工夫や、高額品の購入者ほど不満が募るという構成の見直しはお願いしたいと思います。