ご近所に曹洞宗の尼寺がありまして、そちらのお庭に咲く茶花を分けていただいております。

お正月を控えたこの時期には、南天・万両・蝋梅の紅白が縁起物として珍重されます。

ペン画のような枝ぶりが芸術的な蝋梅

赤い実が可愛い南天

万両の白い実は時に漢方薬として利用されるとか。

千両と万両の見分け方を書き留めます。

千両の実は葉の上に付き、葉は左右両対が同じところから生えます。

対して万両は葉の下に実が付き、葉は互い違いの位置から生えます。

大きく立派に広がりますが、水の交換が大変でございます。

江戸時代から続く有田焼の老舗　香蘭社の花瓶です。

工芸品ではなく実用品ですので常識的な価格です。

深い瑠璃色と金彩の模様は香蘭社の製品であることをひと目で知らせます。

その色合いと形状は、和室だけでなく洋室、もしくは店舗のカウンターの上でも違和感なく

納まります。

昭和生まれのマダムにはキラーブランドとして広く愛されています。

小正月が終わるまで、新年の床の間、茶室、応接間で活躍してもらえます。