先日メーカーから生産完了の発表があった、SONY PlayStation シリーズ用のTV録画対応NAS、nasneの1TBモデルです。
以前から欲しいとは思っていたのですが、そのうち買えば良いかと思っているうちに生産完了となってしまい、現時点でも流通在庫は残っているものの、ほぼメーカー直販価格と同等という高値のものばかりで、コストパフォーマンスに難を感じていました。
成り行きでnasneの購入に踏み切る前にTVの入れ替えを行うこととなり、今回購入したTVは今時の製品らしくUSBで録画用にHDDを接続できる製品となりましたので、最悪の場合はnasneなしでも何とかなるかと思いつつありました。
ところがそう思い始めたタイミングで、新品としては今まで見た中で最安値というものを見つけてしまったのです。そうなると買わないわけにはいきません。
ある意味当然ではありますが、今回購入したのは後期型の1TB HDD搭載モデルです。有償でアプリケーションを購入すればスマートフォンやWindows PCでも活用できるようになるのですが、それは今後使っていく上で必要か否かを見極めたいと思います。
同梱品リストです。得意何かを買い足さなくても接続に必要な部材は揃っているようで、このあたりは割合親切といえます。
その同梱品を並べてみました。いわゆる「最初にお読みください」冊子の間にB-CASカードの台紙が入っています。すでにmini B-CASが出回り始めた時期の製品だったと思うのですが、標準サイズのB-CASカードが添付されていました。
PS3/PS4ユーザーであれば便利に使える
それではnasne本体を見ていきましょう。
この写真では左側がフロントパネル、右側が端子類が集まるリアパネルとなります。
リアパネルです。写真左側からUSB端子(外付けHDD接続用)、イーサネット端子、アンテナ入出力、電源という並びです。
nasneはBS/110°CS/地上波に対応していますが、アンテナ端子は混合入力型であり、分波されている場合には再度混合して1本のアンテナケーブルにまとめる必要があります。私の場合にはTV本体のアンテナ入力の手前で分波器を使っていましたので、その手前にnasneを挟む形で接続しました。
フロントパネルですが、こちらはランプ等による表示のみであるため、さほど重要なものはありません。私はTVの裏にnasneを設置していますので、これらの表示を見ることも滅多にないでしょう。
PlayStation3/4からnasneを利用する際には、torneアプリを利用します。もっとも、PlayStation4の場合にはtorneアプリといってもtorneチューナーを接続することは出来ず、nasne専用のアプリということになるわけですが…。
nasneの場合にはtorneアプリへの本体の登録が必要となりますが、環境設定を行ってしまえばかつてのPlayStation3用のtorneチューナーとほぼ同等の使用感です。
ただ、nasneはPlayStationシリーズの本体に直接接続する機器ではなく、同一ネットワーク内で独自に運用される機械ですので、ソフト等の環境さえあればスマートフォンやPCからも利用することが出来ます。
PCのWebブラウザーからIPアドレス直打ちでこのように「nasne home」を表示して設定を行うことが出来ますし、So-netが運営する「テレビ王国」のサービス「CHAN-TORU」を利用することでネットワーク内の機器から録画予約等を行うことも出来ます。
録画データの視聴や書き出しにはアプリケーションの購入または課金が必要となりますが、個人的にはnasneで録画するのは一度内容を確認できれば十分という番組だと思いますので、課金なしでも十分に楽しめるのではないかと思います。
なお、nasneはいわゆる「NAS」(Network Attached Storage)ですので、ごく普通に共有HDDとして使うことも勿論出来ます。ただ、私の場合は他にNASやファイルサーバーを複数台運用していますので、この用途で利用することはおそらくないと思います。
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購入金額
15,200円
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購入日
2019年08月17日
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購入場所
ノジマ
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