私は重いマウスが嫌いなので、必然的に有線のマウスを好んで使うのだが、有線式で困るのがケーブルの取り回し。
有線式はケーブルの取り回しが悪いと、使用中にひっかかりを感じる事があるのは知っての通りで、これを嫌って無線式にしている人も多いだろう。
ただ、それでも有線式の安定性や軽さを評価する人もまた多い。
特にゲーム用途じゃ、過去の無線式は論外だった(現在はそうでもない)訳で、そうした声に対処するべく登場したのが、マウスのケーブルを一定のテンションに保つマウスケーブル・ホルダー、いわゆるマウスバンジーだ。
正直、こんなんあっても無くても、取り回しに注意しとけば要らんよなあとか思ってたのだが、割とゲームやってる最中にひっかかりを感じることも多いので、送料無料化のための充当品として購入してみた。
構造的には「ケーブル部分をホールドする首に、重し」が付いてるだけのアイテムであり、テンションの調整は首の部分で行われる。
この首だが、他社製品は固い樹脂製で上下動と左右部分に可動部が付いているものが多いのに対し、Thermaltakeの製品はゴム製。
このゴム首、適度な柔らかさというかケーブルはしっかりと保持する割に、前後左右上下どの方向に振り回しても、ぐにぐにと曲がるので制限範囲がない。
見た感じ一瞬安っぽく見えるのだが、関節を付けたタイプよりも操作範囲に柔軟性がある。
もし誤ってマウスを引っ張ってしまっても、首と重しは磁石固定なので重し部分も一緒に引っ張られて落下という事故は起こりにくい。
また、この部分は軽量な有線マウス自体が落下したくらいでは外れない程度の磁力強度があるので、あくまでもマウスを何かでひっかけたとか、そういうときのための安全装置として働くようになっている。
値段の割(元値は知らんけど、購入価格は千円程度だった)には非常に良く出来ているというか、考えられた設計となっており、品質も結構いい。
これを付けるだけで、割と有線マウス使用時の体感が変わる(調整次第では引っかかりを全く感じなくなる)し、値段も安くて使い勝手も良好。
Thermaltake関連のイベントじゃ、よく景品に出ているのでそれを狙うのもアリかと。
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購入金額
1,000円
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購入日
2016年12月13日
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購入場所
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