レビューメディア「ジグソー」

容量の多い透明な材料で操作性も良いエポキシ樹脂です。

容量の大きい透明な材料が欲しくて購入。

エポキシ樹脂に拘った訳でなく透明性が高く気泡抜けの良いものを探した結果行き着いた材料です。

本製品は2液性。主剤と硬化剤(2:1)の割合で混和し硬化させるタイプです。

梱包内容は下の写真になります。

・主剤1kg ・硬化剤 0.5kg ・計量カップ2個(メモリ上限150)・ブカブカ手袋1set ・混ぜ棒1個 ・石油缶ベロ2個

 

 

 

早速撹拌させるために軽量カップに主剤を100g注ぎました。かなり粘度が高く切れが悪い状態。(写真左)

着色のためクレオスのクリアブルー(アクリル樹脂塗料)を混ぜたところかなり気泡を巻き込みました。(塗料は3%を上限に使用しないと硬化に影響するため、しっかり色を付ける場合は計量が必要になります。)

粘性が高く気泡抜けが予想以上に悪いため、熱湯の中へ計量カップごと漬けて加温すると気泡が抜けてきました。(写真右下)

 

 

今度は硬化剤を50g入れて撹拌すると、更に粘度が低下し流れが良くなったため実際に流し込んでみました。気泡抜けもよく透明感が高い感じです。

指定条件には室温18℃以上となっていました。現在の室温12℃です 粘度が高かった原因はこれも関係しそうです。しかし、室温が低すぎる場合には硬化しない事があるとの記載があったのが気になります。

室温25℃の条件では、可使時間90分となっています。おそらく操作可能時間だと思います。

脱泡のために加圧する場合は、90分以内に操作する必要があります。

脱型可能時間は24時間~36時間。気長に待つ必要があります。型材は、金属やアクリル板、シリコーンゴム等が適しています。

一度に混和する量は150gまでが良いです。硬化反応熱により素材を痛めないための適正量になります。他にも発熱による黄変やひけ(収縮)の発生の原因にもなります。

他に気になったことは、石油缶ベロを使って注いだ後は缶の上面がベタベタになってしまうため作業しやすいボトルに詰め替えると良いかもしれません。

また直射日光による経年変化により変色(黄変)します。そのため、あらかじめ着色しておくかUVコートをすることによってある程度改善できると思います。

  • 購入金額

    6,327円

  • 購入日

    2016年11月頃

  • 購入場所

    Amazon

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