ミニドローンとナノサイズの中間ぐらいに位置するトイドローンですが、どちらにせよサイズと高度維持が無いものとしては屈指と言っていいレベルでしっかりとしたドローンです。安定飛行が可能のため、お座敷ドローンとしても十分に楽しめるレベルかと思います。高度維持が入っていないために、逆に遊びやすくなっているかと思います。

00Unboxing(開封の儀)

本体について
　某大学で開発された防水タイプのドローンをサイズを縮めて、やや太っちょにしたかのようなフォルムで
ドローンとしては未来感？があるデザインになっています。本体自体は硬い樹脂製です。
足も同様に硬い樹脂でできているため、着地はそのまま衝撃が抜けていくので、着地には注意が必要です。
裏面にスイッチ式の送信機とのリンクチャンネルを変更する機能が設けられているため、同時に複数台や他の電波影響を受けやすい場合にでも対応が可能となっています。小さい割に小技が効いています。
良い点として、送信機にモニターが付いていること、送信機自体もUSB充電で動作することです。よくある単三電池何本別売りということが無いので楽チンです。ちなみにモバイルバッテリーで充電しながらも使用が可能です。

性能について
　通常はこの手のサイズになるとホバーリングさせるためにはある程度の練習を行い、機体のくせやスロットルの調整をしなければならないのですが、初回のフライトでもある程度のホバーリングが可能です。
また、運動性能もなかなかのもので、30mオーバーでもスイスイ飛んで帰ってきます。
(テストフライト映像を添付しますので、参照いただければ幸いです。ちなみに奥の壁までが約40mです。)
細かい動きには慣れが必要ですが、それでもこの手のものの中ではかなり安定しているため、楽な部類です。

01テストフライト

留意点として
　安定度合いは当然ですが、GPS内臓や空撮用ドローンなどではないので、良いとはいえ、このサイズでは！というレベルであること、録画映像は送信機のFPV映像を録画するため、映像品質は電波状況に左右されます。ドローン本体側で録画ではないので、注意が必要です。