換装してから1年半ほど使ってきた感想をまとめた。
SATA対応の一般的な仕様
WD BLUE PC SOLID STATE DRIVE 500GB
LIFEBOOK WS1/B1とうノートPCの256GBの内蔵SSDの換装用に購入した。換装自体は簡単とはいえるが、ThinkPadなどの2.5インチSATAドライブよりはやや面倒だ。
Lifebookの内蔵M.2 SSDホルダにマウントした状態
■ 主な仕様:
容量 500 GB
規格サイズ M.2 (Type2280)
インターフェイス Serial ATA 6Gb/s
タイプ TLC
読込速度 545 MB/s
書込速度 525 MB/s
ランダム読み取り最大 (IOPS) 4KB QD32:100000
ランダム書込速度 ランダム書き込み最大 (IOPS) 4KB QD32:80000
MTBF(平均故障間隔) 200万時間
厚さ 2.23 mm
PCで認識された情報:
・容量500GBのうち、ユーザが使える合計容量が465GB程度と、これまで使ってきた他社製品よりも少ないのでちょっと驚いた。オーバープロビジョニングが多めに取られていることだろうか?
仕様通り、平均的な部類
■ベンチマーク
上図に示した換装後最初のベンチマークスコアは仕様よりやや低めな結果になっているが、仕様自体は間違いないと思う。
■Windows起動時間
Windows自体の起動は満足の6秒の速さが得られるが、そのあとのデスクトップの起動はさすがにインストールされているアプリ、スタートアップアプリの設定によって長くなったりする。
発熱が多いと言わざるを得ない
Crystal Disk Markによるベンチスコアとベンチ中最高温度
パソコン本体の構造にも関係があるが、本体の発熱も少なくない模様。Crystal Disk Mark中の最高温度が62℃にもなっていた。
普段の使用ではここまで熱くなるとは思わないが、冷却シートか何か取り付けたいな。
※Crystal Disk MarkのZIP版を使うと、表示が変になっている。インストール版は問題なしだ。
便利だが、寿命表示は本当か?
メーカサポートページからダウンロードして使えるSSD管理アプリのWD SSD Dashboardを使ってみた。
ファームウエアなどの検出と更新機能や、TRIMの実行機能とスケジュール設定機能(ただし、管理者権限が必要)が備わっていて、便利だ。
WD SSD Dashboardによる表示寿命の変化
■無料アプリとの比較
パフォーマンスに関しては、Crystal Disk Markとほぼ同じ結果になっている。
WD SSD DashboardとCrystal Disk Markそれぞれのパフォーマンススコア比較
しかし、SSDの寿命に関しては、このアプリの表示寿命が91%にも下がっているところ、HDSentinelやCrystal Disk Infoではまだ100%のままになっている。ちょっとリアルすぎて、心配させられる?
コストパフォーマンス的に満足
購入時は税込み18000円台だった値段が、2019年5月13日現在6000円台に下がっている。もちろん生産終了したが、コストパフォーマンス的にはお得に使える。
高負荷時の発熱はパソコン側の冷却も含めて考えなければいけないが、普段使いでは心配しなくてもいいように思う。
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購入金額
18,036円
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購入日
2017年11月23日
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購入場所
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