docomo版の”Apple iPad Pro Wi-Fi Cellular 128GB ゴールド”です。
愛用しているiPad 4は初期のRetinaディスプレイモデルで液晶パネルの品質は現役レベル。最新OSのiOS10に対応していますが2012年モデルということでSlide Over非対応とアプリの動作速度など処理能力の低下が気になってきたので新しいiPadを購入してみました。
●docomo Apple iPad Pro 12.9 Cellular 128GB ゴールド ML2K2J/A
2015年11月に発売されたiPadの最新(上位)モデル。
iPad Air2より大幅に機能強化されているのが特徴です。
カラーバリエーションは”シルバー、ゴールド、スペースグレイ”の3色。
ストレージの容量は32GBと128GBの2種類。後から256GBモデルも追加されました。
購入したのはdocomo版のゴールド 128GB Wi-Fi+Celluerモデルです。
●SoCとメインメモリ
SoCはiPhone6sに採用されるA9をベースに強化されたApple A9Xを搭載。
CPUは2.25GHz デュアルコア。GPUはPowerVR Series 7XT系(12コアモデル)が組み合わされています。
メインメモリに関しては12.9インチモデルは最大の4GB(LPDDR4)が搭載されています。
●ディスプレイ
液晶パネルはiPadでお馴染みの4:3のアスペクト比の12.9インチの大型パネルを搭載。
パネルのタイプはLEDバックライトのIPS液晶で解像度は2732×2048ドットで264ppiと高精細。
発色は良好で視野角も広くて斜めから覗いても色の変化は少なく、輝度も十分にあり明るいです。
注意点として液晶パネルに個体差があるらしく、色温度の高い物(白が青より)から低い物(白が黄色より)が存在しているようです。液晶パネルは選ぶことが出来ません、運次第です。
自分の入手したロットは色温度が高いタイプでした。
●バッテリー
バッテリー容量は公式では発表されていませんが海外の分解レポートで”10,307mAh”であることが確認されています。当然、交換はできません。
容量的にはかなりの大容量ですがバッテリーのもちはあまり良くありません。
●内部ストレージ
128GBモデルのストレージの空き容量は約122GB。
iOS端末は基本的にSDカードスロットが搭載されていないので、データは内部ストレージかネットワークストレージを使うことになります。やはり容量は128GB~の余裕があるモデルがお勧めです。
●スピーカー
iPad Proの最大の特徴となるスピーカーは上下左右の計4個が内蔵されています。
画面の向きにあわせて自動的にステレオになるように左右に分かれるだけでなく、”上側が高音、下側が低音”と音域を変えることで重厚で高音質な音声出力が可能です。
音質はかなり良好。もちろん、1万円以上のスピーカーシステムと比べてしまうと微妙ですが、外部スピーカーは必要ないと感じるほどです。これだけでもiPad Proを購入する価値があります。
●重さ
Wi-Fi+Cellularモデルの本体の重さは723g(*Wi-Fiモデルは713g)
iPad 4の本体の重さは680gですから、その差は43gと意外と軽量で片手で持つことができます。
一般的な10インチクラスの軽量タブレットで500g以下なので軽いとは言えませんが、本体サイズはともかくギリギリ持ち歩ける重さと言えます。
●カメラ機能
バックカメラはフルHDビデオ(1080p/最大30fps、120fpsスローモーション撮影対応)の撮影に対応した800万画素。フロントカメラにHDビデオ(720p/最大30fps)の撮影に対応した120万画素のカメラの合計2台搭載。
重い12.9インチタブレットで動画や写真撮影する人は少ないとは思いますが、カメラ機能は古さを感じます。カメラ機能を重視するなら後発のiPad Pro 9.7インチをお勧めします。
●感想
今回iPadを購入するにあたり候補になったモデルは”価格の安くなってきたiPad Air2、最新のiPad Pro 9.7インチ、大画面のiPad Pro 12.9インチ”の3モデル。容量は128GB又は256GBの二択です。
iPad Air2を含めてWi-FiモデルではなくWi-Fi+Cellularモデルのみに絞っていました。
ステレオスピーカーにひかれてiPad Proの二台に絞り、大画面と水平にレイアウトされたステレオスピーカーが魅力の12.9インチモデルとカメラ機能や液晶パネルの表示品質など改良の加えられた後発の9.7インチに絞り、最終的に特価品を見かけたというのもありますが巨大で高解像度な液晶パネルが魅力のiPad Pro 12.9インチを選びました。
左:iPad Pro 12.9、右側:iPhone6
12.9インチモデルを購入するにあたり一番気になっていたのは本体サイズと重さです。サイズについては10インチタブレットと比べてかなり巨大で、ある意味ネタ的な要素を含む感じで悪くない(?)です(^-^;
重さに関しては最近の500g以下の軽量10インチタブレットと比べてしまうと重くて微妙ですが、iPad 4(Wi-Fi + Cellularモデル: 662g)を現在でも使用しているので個人的にはあまりきになりません。女性には厳しい重さですが男性なら問題なく余裕で片手で持てる重さです。
デュアルコアなSoCの処理速度は連続した画像処理などでも処理落ちが少なくiPad4から大幅な性能UPを確認できました。今のところ遅いと感じることはありません。液晶パネルの表示品質と4スピーカーの音質は素晴らしく、これだけでも12.9インチモデルを購入する価値あり!
ただし、大容量バッテリーを搭載しているにも関わらず液晶パネルの解像度が高いせいか、バッテリーの消費が激しい点は気になります。
まだ使い込んでませんが高音質なステレオスピーカーでメディアプレイヤーとしても優秀。アスペクト比4:3の大画面液晶パネルはブックリーダーとしては最高。Split Viewを利用することで二つのアプリを実用レベルの表示サイズで快適に利用できるなど魅力は多いです。
Smart KeyboardやApple Pencilと組み合わせるとさらに魅力がUPするようですので、余裕ができたら購入して試してみる予定です。
2017年にiPad Proの新型がリリースされるという情報もありますからSoCの性能を求めるなら新型を待つのもありかもしれません。
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購入金額
0円
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購入日
2016年11月頃
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購入場所
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