とりあえず、現物から知り得た情報をメーカー公開情報を無視して開示して、そのあとレビューです。
長くなりますが、よかったら最後まで見てください。
CPU:Atome x3-C3230RK 64bit QuadCore 1.1GHz
GPU:Mali-450 MP4
Total Memory: 933 MB/418MB(空容量)
Storage Total Space: 11.59 GB /10.55 GB(空容量)
ディスプレイ:1280×800 10点タッチ
カメラ性能(裏表共通)
写真: 1.9 MP (1600 × 1200)
動画: 0.9 MP (1280 × 720)
Wifi:2.4GHzのみ(5GHzは未対応)
Wi-Fi Direct:対応
マイクロUSB:OTG対応(480Mbps USB2.0規格)
センサー系:加速度、周囲温度、重力、ジャイロ、光、直線加速度、磁場、方位、圧力、回転ベクトル
バッテリー: 3600 mAh
OS/アプリについて
Android Version: 5.1.1 (Lollipop)
初期インストールアプリ:特になし
ベンチマークテスト
Antutubenchmark:21701(3D:2010,UX:8359,CPU:9029,RAM:2303)
RAM Copy:2061.73MB/s
ストレージ:Read@48.44MB/s Write@35.56MB/s
まずハードから、いきなり蛇足です。
日本のタブレットには珍しい?レアケースといってい、Intel Atom系のX3になるのですが、
安価スマートフォン向けのCPUで、グラフィックに自前ではなARM系のアーキテクチャ(Mali-450MP4)を使用しています。
安価な1万円前後のスマートフォンなどによく採用されているチップですが、インテルとの組み合わせがレアです。
インテルも今後 Atom系の開発をせずに、ARMへ行こうしていくことを考えると、その中間といった感じのセットかと思います。
少しレビューから外れました。
やはり安価向けのセットとメモリ1GB程度の組み合わせですので、ベンチマークも安価なれレベルの20000ちょいです。
数値的には2Dならばある程度うごきますが、3Dグラフィック系のゲームの場合はアプリを選ぶことになります。
3Dゴリゴリや、FPSなどの展開の早いゲームについては処理落ちが発生します。
メモリの性能はまずまずですが、ストレージは微妙なライン、中の下といたところです。
ただ、CPU側の性能に足を引っ張られるので、ストレージ起因の遅延はあまりないかと思います。
カメラについては、この価格帯ではおざなりで、性能としてもついているでしょ?的な扱いです。
次に、ネットワークですが、安価であるので仕方がないですが、5GHzには対応していません
周辺としては、microUSBがOTGに対応しているので、USBメモリやゲームコントローラなども接続可能です。
MHLには対応していないので、画面を直接HDMIで外部ディスプレイ接続不可です。
画面ついでに、液晶は特筆して良くはないですが、特にドットのかけもなく、反応の悪い感じもありませんし、10点タッチなので、複数人で遊ぶゲームも楽しめる性能になっています。
ながれで、意外にセンサー系が充実しています。通常安価なタブレットではほとんど採用されることのないセンサーがいくつも載っています。
できればGPSもあればよかったのですが・・・・とりあえず、センサー系必須アプリも高確率で動作します。
ストレジーについては、もともとの搭載容量が潤沢ではないですが、不要なアプリが一切入っていないため、このクラスとしてはかなり容量がる状態です。10GBというのは優秀かと思います。
外観ですが、プラスチック製のボディですので、お世辞にも高級感があるとは言えませんが、この価格帯であればまずまずの質感です。
チープとい部類には入らないです。裏面は少しざらついた、やや滑り止め効果をねらったような質感です。
全体的な動作としては、やはりシングル使用(複数アプリを同時に使用しない)であればなんとか使えるレベルです。
動画の視聴であれば、1080pであれば問題なし!4Kはアウトです。CPU事態が対応していないサイズですし、このサイズのディスプレイに4Kを表示させても微妙かとも思います。なので、インターネットの動画もネットワークの混みを考慮しなければ、1080pならば問題なく視聴可能です。ちなみに、1080pでも、高画質設定のロスレスオーディオの場合はまともに再生できませんでした。
開封して初回のセットアップ後に不要なアプリが一切入ってないのはとてもいいです。
OSのカスタマイズもほとんどなく、ほぼピュアなAndroid5.1といっていいかと思います。
ちなみに、まだ日付は確定していませんが、6.0へのアップデートを行われる予定なので、アップデートして2つのOSの違いを体験するってのもアリですね。
ただし、GooglePlay系のアプリも入っていないので、ゲームや音楽などを楽しむのであれば、そこそこアプリをインストールする必要があります。まぁ〜海外のタブレットで、現地の言葉のよくわからないアプリが入っているよりは全然いいですけどね
ライトユーザー向けです。
ゲームもちょっとやるけど、そこまでゴリゴリしない、たまにインターネットやネット動画をみたり、話題のゲームをちょこっと体験してみたいレベルであればオススメです。下手に安いタブレットを購入して、不要なアプリで四苦八苦するよりはいいかと
あとは、AtomX3を体験してみたい方です。どうしてもX3は日本でリリースするにはマッチするカテゴライズがなく、ほとんど採用されていないのが現状ですので、お試し!といのもアリかと思います。
評価としては、星4つです。
正直、価格とスペックをみると、8千円〜1万円以下が妥当かと思います。ただ、不要なアプリが入っていないクリーンである事、それに付随してストレージがサイズ感以上にスペースがある事、センサー系の充実度、などを考慮すると満足できる品質かと思います。
オススメとしては、8インチクラス(片手で持てる範疇)で、安価なお手軽海外製タブレットをお探しの方にはアリかと思います。
下手にごちゃごちゃしていないので、スペックに限界がある事さえ認識していれば、楽しく使いきれるタブレットかと思います。
逆にオススメできないのは、ゲームをゴリゴリするタイプの方、1GB以上のアプリをガンガン入れる方などかと思います。どちらも同じ方かとおもいますが、ミドルクラスからハイエンドに方には物足りないタブレットです。
長くなりましたが、開封時の写真とゲーム動作チェックの動画を添付します。添付だけでも参考になれば幸いです。
最後に、長いレビュー読んでいただきありがとうございました。
-
購入金額
11,999円
-
購入日
2016年10月26日
-
購入場所
Amazon
ZIGSOWにログインするとコメントやこのアイテムを持っているユーザー全員に質問できます。