普通に使いたい人、ちょっと違った使い方をしたい人の両方におすすめ。
但し、普通にNASとして使うには値段が高いので、要注意。
値段相応のスペック
最近のブームなのか、Celeronのクアッドコア(Intel® Celeron® Processor N3160
)が採用されています。
そのおかげで、ファイルのRead/Writeで困ることはほとんどないですね。
詳しいスペックはこちらです。
唯一点だけ不満なのが、メモリの交換が出来ないことです。(2GB DDR3L)
(交換できるものはAS51シリーズよりも上位のもののようで、そこで差別化されているようですが...)
非常に静かです
NAS内のHDDへのRead/Write時にも、ほとんど音がしないです。
一番音が大きかったのは、初めて起動したときですね。
NAS本体からの音よりも、HDDのHeadのLoad/Unload及びスピンアップの音のほうが目立つレベルです。
工作精度の高さや細やかな気配りが素晴らしい
付属のねじそれぞれに予めゴムワッシャーが付いていて、Asustorさんの気配りが感じられます。
また、製品のバリ等もなく、非常に高い製品クオリティが見て取れます。
豊富なアプリと高い安定性
私自身はほとんどアプリを導入していませんが、豊富な種類のアプリがあるようです。
また、普通の人が使うであろう数種類のアプリを導入しても、ファイルのコピー及び読み出しの速度が変わらないことから、非常に安定した製品だと思います。
HDD compatibility listにはありませんでしたが、WD Green 4TB(WD40EZRX)も安定して使えており、古い資産をそのまま導入できます。
私はPC、Android TV(Sony X9300C)及びスマホ、タブレットのファイルサーバー兼ミュージックサーバーとして使用していますが、同時にアクセスしてもあまり気になるような遅延は見られません。
【追記(2017.10.14)】ADM更新時の再起動失敗
題名そのままの内容ですが、ADM更新時に再起動をすると、失敗します。
その際は、本体電源ボタンを長押しして、シャットダウンした後、
再度電源ボタンを押して起動してください。
そうすれば、ADMのバージョンも上がっているはずです。
ADM更新失敗したかと思って心臓に悪いので、
次世代ではその部分を改良していただきたい...
個人用途では十分すぎる性能
値段はスペック相応の高さですが、それを補って余りある工作精度や豊富なアプリ、静音性など、
一般家庭で使用するには十分過ぎるほどの性能を持っており、将来的にアプリを導入した際も過不足なく使用できるNASであると思われます。
但し、ファイルサーバーやミュージックサーバーとしてのみ使うのであれば、
個人的にはコストパフォーマンスは良くないと考えています。
”大は小を兼ねる”精神がある人で、個人用途のNASをお探しの方には非常におススメできる逸品です。
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購入金額
54,800円
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購入日
2016年10月10日
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購入場所
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