もしもプレミアムレビューのハイレゾDAPに当選したら、ハイレゾ対応ヘッドホンが必要です
特にアウトドアで試すことが求められていますので、それに見合った製品を用意しました。
次男の所有品ですが、長期貸与してもらいました。
エアコン・ファンノイズ・モーター音に絶大な効果を発揮するノイズキャンセリング機能
全長約1.5mと長めのケーブルの途中にコントロールボックスと電源ユニットが並んでおります。
電源ユニットには付属のMicroUSBケーブルで充電する仕組み。
コントロールボックスに備わるスライドスイッチでノイズキャンセリングのオン・オフを選択でき、
裏側にあるプッシュスイッチで、ヘッドセットとして利用する時の着信操作を行います。
10年ほど前にBOSEから販売された初期のノイズキャンセリングヘッドホンは、外界の音をほぼ全て遮断しているのか? と感じさせる性能があったような記憶があるのですが、時代は変わりました。
このSONYの製品では、それほどの遮音性能はありません。
装着しつつ街を歩いていて、近づく自転車や車の音に気づかないということはありません。
街の喧騒を遮断する性能はありません。
これは対車・対人の事故を想定すると致し方ないと思います。
しかし、連続するファンノイズ・モーター音・エアコンノイズには絶大な効果を感じます。
付属品として航空旅客機用プラグが用意されているのも頷けます。
家族で最初にノイズキャンセリングヘッドホンを買ったのは海外出張が多い長男なのですが、目的は長時間のフライトだと言っておりました。
彼のヘッドホンも近々取り寄せてレビューする予定です。
キャンセリング機能のオン・オフで、再生音の帯域が変化してるかどうかは評価できませんが
音色・質感は変化します。
音楽を楽しむ用途を前提にすると、オフが好ましいのは確かですが、もし飛行機・電車に乗っているなら迷わずオンを選択します。
左右各ユニット外側にノイズキャンセリング用マイクが装備されます。
音楽を止めて、ただノイズキャンセリング機能を入れておくだけで、睡眠しやすくなること間違い無しです。 ナイトフライトには欠かせなくなるでしょう。
耳腔にきちんと挿入することが前提
カナル式イヤホンに共通することですが、イヤチップの選択が音質・音色を決定します。
キツめのイヤチップを選ぶことで低域方向の伸長が期待できます。
この個体の場合、ユニットを耳腔深くまで差し込むことが使いこなしのコツだと思います。
強く差し込んでも、音が途切れたり音域が変化することがないので、とにかく強く差し込むことで
良い音質・音場・広い周波数特性を実感できました。
SHUREと比べると、少しばかり音像が中心に集まる傾向を感じましたが、ステージは充分広く展開します。
高域方向の伸び、分解能はSONYが上回ります。
かと言って硬質な感じを受けないのはSONYの良さ。
但しハイレゾ音源対応の謳い文句・高域方向へ怖ろしく伸長している特製については、手元にハイレゾ音源と言うものがないのでよく判りません。
そもそもハイレゾってハイレゾリューションを指していう謳い文句。
画も音も、解像度より階調表現の方が 質に繋がると思います。
そのあたりをきちんと確かめるためにも、
プレミアムレビューのハイレゾ音源対応DAPを使ってみたいな〜、、、。
2万円には見えない
音質・ノイズキャンセリング性能を考慮すると2万円の価値があるかもしれませんが
その外観・素材感・質感は とてもそう思えません。
ケーブルの素材はとても吟味されたもので、タッチノイズはとても少ない良いものです。
ノイズキャンセリング機能があっても、ケーブルタッチノイズがあると台無しですから。
電源ユニットボックス・操作ボックス・イヤホン本体・共に数千円クラスの製品レベルです。
2万円で入手可能な、同じSONYのヘッドホンの質感を思うと、残念な印象を持ちました。
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購入金額
20,000円
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購入日
2015年01月頃
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購入場所
ヨドバシカメラ京都
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