Define R5のサイドウインドウパネルは2/3程度の開口部の為、リザーバーを設置したものの
リザーバーを見ることが出来ない!
という状況を改善するために加工。
鉄板加工
マスキングテープを表側全体に貼って表面保護兼、カットする部分の下書きにする。
右側のリザーバーが正面から見えない部分だけをカットしてみたが、電源部分が見えないのが気に入らず、下側部分も大幅にカットするデザインに変更。
ジグソーが入るように、四隅に、ホールソーや、ドリルで穴を開け、ジグソーを入れていく。
この時、カットラインより少し内側でカットしておくと、多少線がずれてしまっても、後で修正が効く。
後は、納得の行くまでひたすらヤスリがけ!
普通のヤスリを使うと、目詰まりに気を付けないと中々削れてくれないが、
ツボサンのBlight 900は、目詰まりしないでガンガンヤスリがけ出来るのでおススメ。
半端ない削れっプリに、削り過ぎてしまうw
修正しながら納得の行くラインが出るまで2時間少々・・
腰が痛いです(/ω\)
アクリル加工
今回は、サイドパネルの大きさと同じ大きさにアクリルを切ってみた。
イメージ的には、サイドパネルの代わりにアクリルを置き換えるイメージだ。
そのままでは、メンテナンス性が悪いので、サイドパネルに加工をして、
普通に扉の開け閉めができるようにしたい。
アクリルのカット方法は、アクリル専用カッターで、傷をつけてから割るイメージだ。
少し傷つける程度で良いみたいだが、480mm×420mmと大き目なサイズのアクリルカットになるので、半分近くまで削りとってから、割る時に折れないように、板を挟んでクランプで固定してから割ってみた。
割りっぱなしのアクリルでは綺麗じゃないので、40番の紙やすりを使って30度位のテーパー加工をし、600番の耐水ペーパーで鏡面加工の準備をした。
木材で挟んでいるのは、30度位の角度になるようにガイド代わりに使用。
4面をツルツルになるまで、小一時間ほど無心にヤスリがけ。
本来は、ここからアクリル磨きや、より細かい番手の耐水ペーパーの出番となるところだが、
バーナーを使った鏡面加工の時短テクニックに挑戦をしてみた。
バーナーを物置から探してみたが、8月のBBQでガス切れで使えないという、
必要な時に限って使えない法則にガッツリと嵌ってしまったので、
仕方がなくターボライターで代用する事にした。
恐る恐る、ライターを当てていくと、乳白色になっていたエッジ面が、みるみると透明になって行く!
赤く丸をした部分がライターで炙った所で、右側は未加工の部分だ。
近くで見ると、雑な印象は拭えないが、ピカールで延々と磨き続ける手間を考えれば
1/100以下の労力でそれなりに見えるので、中々ナイスな技だ。
タップ加工
アクリルとサイドパネルそれぞれに穴を開ける位置をマークするのが面倒なので、
位置がずれないようにクランプで固定して一気に穴を開けてみた。
今回、アクリルパネルをM3のボルトキャップスクリューで固定する為、
2.5mmのドリルで下穴を開けた。
アクリル加工をする時に便利なドリルが『NACHiのすぱっとドリル』だ!
ドリル先端が、ろうそく砥ぎ形状になっているので、狙った位置を ほぼ 外さないw
また、普通のドリルだとアクリルに穴を開けていると割れてしまう事が多々あるが、こいつの場合は削りかすをドンドン上に上げてくれるので、 ほぼ アクリルが割れないという優れものだ。
なにより、名前が良い!
アクリルでも、鉄でも木材でも、すぱっと穴を開けてくれる(*´▽`*)
さっそくスパッと穴あけ!
その後、アクリル側は3.5mmのドリルで穴を広げ、サイドパネルの方はM3のタップでネジ山を作った。
今までタップ作業は、手回しのタップを使っていたが、こいつが非常に面倒臭いw
ぐりぐり右に回して左に回して~と
非常に怠い。
カッコいいのはこの工具だけだw
そこで、今回は電動ドリルを使うタップを使用してみた。
ぱかぱかん♪
スパイラルタップ~
※モノタロウオリジナル?!H-SFT M3×0.5
ものすげー簡単にタップが切れる!!!
電動ドリルでタップって、何か心配!
って思っていたが、低速で回せばかなり余裕がある上に、びっくりするくらい早く、
簡単にタップが切れる!
大事な事なので2回言ってみた!
これは良いものだ。
合体!
タップを切ったネジ穴に向かって合体!
キャップボルトにテーパー鏡面加工も中々いい感じ(*´▽`*)
Define R5のサイドパネルを加工したので、着脱もレバーでワンタッチ!
この開口なら、電源隠しも習作ver.だとみすぼらしいから本チャンを頑張って作らないとな~
このスッキリとした、サイドパネルだとトップに追加したFanが邪魔臭く見えるw
総評
サイドパネル加工のやり方として、自分なりの手順を書いてみたが、
私のような
DIY大好き!
工具大好き!
という方以外は、あまりお勧めしません。
今回の加工時間が、11時から19時と、途中昼飯とワンコの散歩に行ったとはいえ、
8時間掛かって、腰が砕けそうになりました。
時給換算すれば、業者にお願いする方がクオリティーも高く良いでしょう。
趣味として考えれば、休日が潰せてDIYこころも満足できたが、子供が返ってくるまでに終わらせられずブーブー言われました。
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購入金額
0円
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購入日
2016年10月19日
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購入場所
kaerkiさん
2016/10/20
綺麗ですね!
若いときタップハンドルで何度かタップを折りました・・・・
「あっ」って声が出ちゃうんですよね。
hidechanさん
2016/10/20
硬い金属のタップ開けは力が変に入るとアッサリ折れちゃいますよねw
スパイラルタップも折れやすいらしいですけど、モノタロウのこいつは結構いい感じですよ!
昨日の休みは、サイドパネルだけで一日潰れちゃったので、アクリルヒーター作成まで行けませんでした。
今度こそ、納得の行く電源隠しを作ってやるぜ~(*´▽`*)
cybercatさん
2016/10/20
アクリルパネル断面の角度が職人技ですねー。
hidechanさん
2016/10/20
ありがとうございます^^
交差している所もしっかりとエッジが立ってくれたので自己満足度120%ですが、
力の加減で微妙にラインが波うっているので、あまり近くでは見られませんw