タイミング設定やボタン設定等が細かくいろいろあるので、好みで変更出来る部分が多いのが良いです。同時押しの割り当てなんかも出来るので、4個押し用にどれか割り当てておくと楽です。

L1R1を使う矢印キーのシャラーン音はもう少し小さくしたいところですが、それ以外の音ゲーに関する部分については、過去のどれよりも洗練されていると思います。個人的にはスワイプ操作が鬱陶しかったので、それがなくなったのはとても良いです。残念ながら、最新作のXでは復活したようですが…。

今までのシリーズでは、部屋を作ったり、自分で曲を追加したり…という改造の要素がありましたが、これは元がアーケード版だったためか、そういう要素は一切ありません。唯一あるのはPV中の衣装を変える機能だけです。

あれを楽しみにしていた人にとっては残念かもしれませんが、あれは所詮おまけ要素…大事なのは音ゲー部分！ということで、そちらが良く出来ていたので満足です。

そうは言っても、このシリーズは音ゲーであると同時にキャラゲーでもあるわけですが、そちらには一点気になる部分があります。背景の映像はとても綺麗で良いと思います。服の質感も布っぽさが良く表現されていると思います。しかし、キャラの方は…どう見てもフィギュアです。プラスチックにしか見えない肌の質感はもう少しどうにかならなかったんでしょうか。不満と言えばそこだけですが、キャラゲーとしては結構大きい部分です。

Future SoundとColorful Tone…両方買うとフルプライスのソフト一本分くらいの値段になるわけですが、これはそれ以上のものだと思います。最新作のProject DIVA X HDだと同じくらいの値段で32曲しか入っていません。圧倒的ですね。というか、Xが高過ぎだと思います。

最初にも書きましたが、曲はどんどん増えている中で、初代からの曲もしっかり入っているということは、曲数も凄いことになるわけです。

こんなに…ちなみに、追加パックが入っているので、Future Toneより各難易度で4曲ずつ？増えています。EXTREMEはHARDをクリアした曲が順次解放されていくシステムです。

千本桜みたいにバージョン違いというのもありますが、それでも曲として200以上は収録されています。頑張ってEASYは一通りクリアしましたが、ノーマルの方はまだまだです。一回しかやってない曲が何十曲あるか。

EXTREMEも何曲かはやってみましたが、あれは無理ですね。HARDで安定してパーフェクトに近いくらいの曲でも、EXTREMEだと瞬殺されるくらいには難しいです。音ゲーが苦手な人でも、NORMALまでで十分に楽しめますので…。NORMALまでなら、初見殺しの同時押しや怒涛の高速連射なんかは殆どありません。

参考までに、ゲーム本体+拡張パック+追加パック1つで、PS4のストレージを28GB消費していました。ちょっとしたオープンワールド系のPCゲーム並です。